ガルバリウム鋼板屋根の種類とタイプ
ガルバリウム鋼板属屋根には100以上の種類がありますが、その中から良く使われるタイプについて説明します。
1.横葺きタイプの特徴
横葺きタイプの注意点:2.5寸以上の屋根勾配がないと施工できません。
●横葺き【断熱材付き】
圧倒的に多く使われるタイプ。
屋根材と断熱材が一体化しており断熱性・遮音性に優れています。
●横葺き【断熱材無し】
断熱効果が薄いためカバー工法向き。
バックアップ材として用意された断熱材を付ければ葺き替えもOK。
●横葺き【石付き・断熱材無し】
表面に天然石(ストーン)チップがコーティングされていることで断熱効果・遮音性があります。
横葺き【●断熱材付き】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・ニチハの横暖ルーフ、屋根材の特徴と使用例はコチラ ・IG工業のスーパーガルテクト、屋根材の特徴と使用例はコチラ |
横葺き【●断熱材無し】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・稲垣商事のヒランビー、屋根材の特徴と使用例はコチラ ・月星商事のMSタフルーフ、屋根材の特徴と使用例はコチラ |
横葺き【●石付き・断熱材無し】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・ディーズルーフィングのクラシックタイル・ディプロマット、屋根材の特徴と使用例はコチラ ・Tルーフのクラシックタイル、屋根材の特徴と使用例はコチラ |
2.縦葺きタイプの特徴
縦葺きタイプの特徴:横葺きタイプが施工出来ない緩勾配~急勾配屋根まで施工可能です。
●縦葺き【心木あり瓦棒】
一般的にトタン屋根と呼ばれるタイプ
一段高くなった所にはタルキが入っています。
●縦葺き【三晃式屋根=心木なし瓦棒】
一般的なトタン屋根に似ていますが、一段高くなった所は空洞になっていて雨水が入りにくい構造。(専門職人が現場に合わせて加工する必要があります)
●縦葺き【かんごう(嵌合)式タイプ】
製品として発売されており屋根勾配5/100から施工可能。
縦葺きタイプは、断熱性が気になる場合は別途取り付ける必要があります。
縦葺き【●心木あり瓦棒】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・ガルバリウム鋼鈑の1枚板を職人が加工して作るトタン屋根の説明と工事例はコチラ |
縦葺き【●三晃式屋根=心木なし瓦棒】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・ガルバリウム鋼鈑の1枚板を職人が加工して作る三晃式トタン屋根の説明と工事例はコチラ |
縦葺き【●かんごう式】ガルバリウム鋼鈑屋根の詳しい説明。 ・稲垣商事のスタンビー、屋根材の特徴と使用例はコチラはコチラ |
屋根勾配による影響
ガルバリウム鋼鈑屋根は、タイプ別に施工して良い屋根勾配が屋根材メーカーによって決められています。
また施工可能な勾配は、流れの長さ(屋根の最下部から最上部までの長さ)によって変わります。
流れの長さが長くなるに従い適正勾配が高くなります。
勾配に合わない屋根材は、工事後の雨漏りやサビが発生する原因になります。
ガルバリウム鋼板屋根の構造、メリット・デメリット
1.構造
ガルバリウム鋼板屋根は、以前の亜鉛メッキ鋼板と比べて3~6倍も長寿命になりました。
素材 | 比率 | 効果 |
---|---|---|
アルミニウム | 55% | 耐食性・耐熱性の向上 長期的な美観の維持 |
亜鉛 | 43.4% | 犠牲防食作用による鋼鈑の保護 |
シリコン | 1.6% | 合金層の密着性向上 |
ガルバリウム鋼板とは、従来の亜鉛メッキ鋼板に、アルミニウムを55%加えたことで錆びにくくなったアルミ亜鉛合金メッキ鋼板のことです。
1972年にアメリカで開発され、日本では1980年代から本格的に採用され始めました。
2.メリット
●防錆効果が高い。
以前の亜鉛メッキ鋼板と比べてサビ難く、3~6倍の耐久性があり長期間にわたって新しい状態を保てます。
●耐久性が高い。
長寿命で、メンテナンスコストを抑えられます。
●地震対策として最適。
他の屋根材と比べて重量が軽く、建物への負担が少ないため地震時のリスクが低減します。
(瓦からの葺き替えで重量は1/10程度、スレート屋根からの葺き替えで1/4程度に軽量化されます)
(屋根材メーカーの実験では瓦からの葺き替えで耐震性能が30%アップしたそうです)
●強風に強い。
屋根材同士が上下、または左右で噛み合う、かん合式になっているものが多く、屋根材の隙間から風が入り込まない構造になっているため強風に強くなっています。
(屋根形状、下地の状態、屋根勾配、風向きなどにより強風性能は変わります)
●耐熱性と断熱性に優れている
室内の温度を安定させ省エネにも寄与します。
3.デメリット
●初期費用が高め。
導入時のコストが他の屋根材に比べて高いことがあります。
●塗装が傷みやすい。
工事途中で屋根に傷き、表面の塗膜が剥がれたまま放っておくとサビが発生します。
サビは徐々に広がり屋根寿命を縮める原因になるため丁寧な施工が必要で適切なメンテナンスが欠かせません。
サビ難いガルバリウム鋼鈑屋根ですが、屋根を固定するため鉄釘が使われている事も多くあります。鉄釘がサビると屋根が剥がれる原因になります。
●専門技術が必要な屋根材。
ガルバリウム鋼鈑屋根を工事には専門技術が必要なため、施工業者によって工事内容には大きな差があり雨漏りトラブルが増える原因になっています。
4.ガルバリウム鋼鈑より錆びにくいエスジーエル鋼鈑とは?
『エスジーエル=SGL鋼鈑』とは、ガルバリウム鋼鈑に防錆効果のあるマグネシウムを2%添加した日鉄鋼鈑株式会社の製品です。
通常のガルバリウム鋼鈑と比べて、さらに3倍もサビ難くなっているため、海岸近く(海岸から500m以遠)にお住まいの場合は特に適した材質といえます。
お勧めの屋根材メーカーと製品
ガルバリウム鋼鈑屋根では、IG工業のスーパーガルテクトとニチハの横暖ルーフは、お客様に人気が高い屋根材です。
ガルバリウム本体の裏面に断熱材が付いた一般的な横葺きタイプで、エスジーエル鋼鈑を使った屋根材や屋根表面にフッ素塗装されたタイプも用意されています。
IG工業のスーパーガルテクト
スーパーガルテクトのバリエーションには、スーパーガルテクト フッ素・スーパーガルテクト・スーパーガルテクトCがありますが、『超高耐久ガルバ』として現在、全ての商品が「エスジーエル鋼鈑」に変更されています。
ニチハの横暖ルーフ
横暖ルーフのバリエーションには、フッ素塗装の横暖ルーフ プレミアム・横暖ルーフαS・横暖ルーフSがありますが「エスジーエル鋼鈑」が使用されているのはフッ素塗装されたプレミアムのみになります。
ガルバリウム鋼板屋根、工事後のトラブル
ガルバリウム鋼板屋根は、以前の亜鉛メッキ鋼板と比べ3~6倍も長寿命!
他の屋根材と比べて高級感があり、お客様満足度の高い屋根材でもありますが、施工内容や技術の違いによるトラブルで屋根寿命に差が出ます。
1.なぜ屋根がサビるのか?(工事後10年前後)
屋根のサビは、他業者に指摘されて気付くことが多いようです。
ガルバリウム鋼板屋根は、屋根表面の塗膜が傷付かいよう丁寧に工事する必要がありますが、傷付いたまま放っておいてしまうとサビが進行して塗装が必要になります。
左写真は下地まで腐ってしまい再葺き替え、右写真は塗装で対応させて頂きました。
2.なぜ棟包みが剥がれ飛ぶのか?(工事後5~10年程度)
これは棟部の棟包み剥がれ。
施工が原因で修理が必要になった例ですが、台風や強風によって突然剥がれるので驚かれるようですが、棟部の修理は屋根を葺き替え直すまで続きます。
きちんと直すには屋根を全て剥がして、一からやり直す必要があり多額の費用が掛かるため一時しのぎとして棟内部の笠木と棟包みの取り換え修理をさせて頂きました。
3.なぜ雨漏りトラブルが多いのか?(工事直後~10年)
雨漏りによる再葺き替え依頼は意外と多くあります。
「工事後すぐから雨漏りしていた」というお客様が多く、工事した業者や他業者に依頼しても雨漏りが直らないので再葺き替えを決断されるようです。は雨漏り原因が分からず、コーキング修理を繰り返しても直らないので。
こちらの両例も「同じガルバリウム鋼板で出来るだけ早く再葺き替えたい 」とのご依頼頂きました。
雨漏りトラブルが増えた原因
雨漏りトラブルが増えた原因は、屋根材自体の工事方法に問題があるからです。
現在の屋根は、どこに問題があって、どう対処すれば問題が改善されるのか?
さらに屋根をガルバリウム鋼鈑へ変更するにあたり、どの部材を使い、どう取り付ける必要があるのか?
お客様宅の屋根によって対応方法は様々です。
しかし、状況が違っても関係なく全て同じ工事をしていては問題を解決できないばかりか、新たな問題が発生してきます。
特に現在の屋根が雨漏りしている場合は、
雨漏りした原因が何だったのか?
構造的な問題はなかったのか?
など、雨水が流れて行く導線を探った上で、雨漏りし易い部分には二重の安全策を施す必要があります。
工事後の雨漏りトラブルを防ぐためには最低限、屋根材メーカーで決められた施工規定を守って工事する必要がありますが、施工規準を守っている業者は殆どいません。
これが雨漏りトラブルが増えた原因です。
雨漏りトラブルを防ぐには
ガルバリウム鋼板屋根で雨漏りトラブルを防ぐには
・本物の金属屋根専門業者か?
・専門技術や確かな資格を持っているか?
・親方の下で長年修行経験した職人かどうか?
などを基準に施工業者を選ぶことが重要です。
ホームページの見た目がキレイだったり、施工件数の多さを売りにしている業者は多くの場合、専門業者ではありません。
ガルバリウム関連の専門資格や技術を持っているか?
メーカー規定を守り工事している施行写真を掲載しているか?
を確認してみてください。
金属屋根専門業者はホームページを持たない業者も多くいるため、お客様自身で探すのは難しいかもしれませんが、本物の専門業者であれば見えない部分の工事も妥協しないため、頻発している工事後の雨漏りが原因で再葺き替えが必要になることもありません。
施工トラブルによる屋根の再葺き替えをお考えのお客様へ
屋根無料見積.comでは、他業者に依頼して起きたガルバリウム鋼板屋根の施工トラブル=工事後の雨漏りによる再葺き替え工事にも対応してます。
カバー工法による施工で雨漏りした場合は一刻も早くご連絡ください。
下地が腐ってしまうと屋根が二重になっているため多額の費用が掛かります。
ガルバリウム鋼板屋根の価格と工事金額。
1.見積書で注意すべき確認事項
【工事後に雨漏りトラブルが起こるかどうか?が分かるかもしれません】
ガルバリウム鋼鈑屋根にして雨漏したと問い合わせ頂いたお客様の事例を見ると、必要な部材(役物)が取り付けられてなかった事で雨漏りしていた例が多く見受けられます。
工事後の雨漏りを防ぐため、必要な部材が正しく使われているのかどうかは見積書を見ても分かる事がありますので、今回は、どこに注意して確認すれば良いかを説明します。
お客様から送られてきた葺き替え見積書の内容
名称 | 数量 | 単価 | 金額 |
既存屋根撤去・廃棄 | 101㎡ | 3,500 | 353,500 |
野地板 構造用合板 | 101㎡ | 3,000 | 303,000 |
野地板工事費 | 101㎡ | 1,500 | 279,000 |
ルーフィング(防水シート) | 101㎡ | 1,400 | 141,400 |
屋根材(ガルバリウム鋼鈑) | 101㎡ | 5,000 | 505,000 |
屋根取り付け・加工費 | 101㎡ | 2,350 | 237,350 |
板金工事(棟・軒先唐草等) | 72m | 4,800 | 345,600 |
雪止め | 65個 | 1,000 | 65,000 |
発生廃棄物、処分費 | 1 | 35,000 | |
足場代(養生シート含む) | 230㎡ | 1,000 | 230,000 |
諸経費 | 1 | 40,000 | |
工事金額 | 2,534,850 | ||
合計金額 | 2,788,335円 |
見積書の内容を見ると、ガルバリウム鋼鈑屋根の本体価格と取り付け・加工費が別々に記載されています。
同様に、野地板の価格と工事金額も別々に分けて記載されていますね。
一見何の問題も無いようにも見えますが、本来は商品価格と工事金額を合わせた合計金額を記載するのが普通です。
別々に分けて記載することで割安感を演出していますが、合計金額を見ると相場金額より高く設定されているのが分かります。
見積り金額は、どこに依頼しようか考える上で重要ですが、今回お伝えしたい事は見積金額より重要な「工事後のトラブルを防ぐため」に、どこに注意すれば良いか?という点です。
それは見積書の下線を引いた「板金工事(棟・軒先唐草等)」の部分。
↓
使用する部材(役物)の種類と数量が記載されてない
ガルバリウム鋼鈑屋根の工事では、雨水が集まる部分には必要部材を正しく使い、きちんと取り付ける事が重要です。
そのため、何という部材をどれだけの長さ必要なのか?
部材の種類毎に記載する必要がありますが、 この見積書からでは、それが分かりません。
部材毎にそれぞれ単価が異なりますが、まとめて記載されてしまうと工事金額が安いか高いかの判断も出来ません。
良く見られる例として部材の名称はそれぞれ記載されていたが実際には使われていない事もあります。
例えば、
1階屋根から外壁に接続する壁際工事では本来は捨板と雨押えという2つの部材を取り付る必要があります。
しかし、実際には取り付けるべき部材は使われておらず、接続部をコーキング塗布しただけ。
または、
2つの部材を使うべきなのに1つの部材(捨板)しか取り付けられていなかった例も多くあります。
必要部材を使わなければ見積金額を下げることが出来ますが、工事後の雨漏りに直結する重要部分なので、部材の種類や数量、具体的な工事方法なども業者に確認するようにして下さい。
ガルバリウム鋼鈑屋根の部材については、この後にある【施工が難しいガルバリウム鋼鈑屋根の部材(役物)工事】を参考にして下さい。
2.ガルバリウム鋼鈑屋根についてのよくある質問
ガルバリウム鋼鈑屋根は、業者によって見積金額に差があるのは何故ですか?
ガルバリウム鋼鈑には多くの種類があり、業者が勧める屋根材の違いで価格が変わります。
屋根材裏面に断熱材が付いた製か?付いていない製品か?でも変わりますので、同じ屋根材だと比較し易いと思います。また屋根本体の他に必要部材(役物)をどの程度使うかによっても費用が変わってきます。
アスベストが含まれていると莫大な処理費用が掛かるから「カバー工法が良いと勧められました」、カバー工法の方が良いのでしょうか?
予算を抑えたい場合は、カバー工法の方が安く済みますが、カバー工法が可能かどうかは下地が傷んでいるかどうかによって決まります。
アスベスト処理費用はお住まいの地域によっても違いがありますが、莫大な費用にはならないと思います。
『カバー工法で大丈夫!』と言われたけど、カバー工法は適切な施工法だったか?
工事して数年しか経っていないのに近所を工事していた業者に屋根がサビてると言われました。
屋根がサビた原因は何ですか?
ガルバリウム鋼板屋根は、傷が付かないよう丁寧に扱う必要があり、工事完了後に傷がないか確認する必要がありますが、確認を怠った可能性が考えられます。
屋根の葺き替えを考えていますが、ガルバリウム鋼鈑とコロニアルクァッド(スレート屋根)、どちらがお勧めですか?
コロニアルの方が工事費用が安く済みますが、屋根重量はガルバリウムにすると1/4程度と軽量化されます。
屋根材メーカーの仕様を守ってきちんと工事してもらえるなら、どちらの屋根材でも宜しいと思いますのでお好みで選ばれるのが宜しいと思います。
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施工技術の差は、そのまま屋根寿命を左右する要因になるため慎重に業者を選ぶ必要があります。
役物(部材)の基礎知識。 屋根で後悔する原因は、必要役物の省略や不適切な取り付け方法が原因です。 |
1.雨漏りしやすいガルバリウム鋼鈑屋根の部材(役物)工事
役物を施工するための技術が無く、コーキングで処理する業者が実に多く見受けられます。
コーキングが劣化し始めたな!とお客様が気づけば良いのですが、知らぬ間に下地を腐らせてしまうため注意が必要です。
雨漏りするポイント1:谷、壁際工事
特に下の写真、赤線で示した部分は非常に重要です。
谷と壁際の捨て板(屋根の下に隠れている)、雨押えとの取り合い、さらに棟など複雑に絡み合う部分!
これらの工事は高い施工技術が必要で、とても雨漏りし易いため二重三重の安全策を講じる必要がありますが、この部分で簡素化した役物を使ったり、必要工程を省く、コーキングを使ってごまかす業者も非常に多く存在します。
見積額だけで比べるのではなく、費用対効果が高いかどうかで比較するようにしてください。
雨漏するポイント2:棟違い、壁際、ドーマー・天窓廻り
屋根に段差のある棟違い部分も非常~に雨漏りし易い部分の一つです。
そこからさらに壁際へ続く部分は雨水の流れを考え工事しなければなりませんが、きちんと工事できる業者は少ないです。
ドーマーや天窓廻りも雨漏りし易い部分で、ここからの雨漏りが原因で葺き替えにつながるケースも多く、職人の腕の見せどころでもあります。
家を建てた業者に相談しても解決できない場合が多いのは、熟練した経験と技術が要求される部分だから。
雨漏りを防ぐには、毛細管現象による影響だけでなく降雨時の風圧による影響も考え、どのような状況にも対応できる施工がなされる必要があります。
水がどこまで侵入する可能性があるのか?またどう流れる可能性があるのか?などを知り尽くした職人でなければ、きちんとした対応は出来ません。
複雑な形をした屋根ほど技術の違いが顕著に表れます。
施工トラブルの発生する確率も格段に高くなりますので本物の職人に依頼するようにしましょう。
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理にかない一番間違い無い方法だと分かった。
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金属屋根の葺き替え。
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金属が見えている所が2,3カ所あり葺き替えを勧められているが、やや高いので。
金属の破風板もガルバリウム鋼鈑に取り換え。 施工例はコチラ
破風板のガルバリウム鋼鈑板金工事。 屋根廻りの破風板・鼻隠し板は傷み易く、塗装しても直ぐ剥がれてしまう。 そんな悩みを解消する方法としてガルバリウム鋼板の平板を加工してカバーする事が可能です。 |
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