雨樋修理・取り換えについて
雨樋は、状況により保険での対応が可能な場合があります。一度お問合せ下さい。
雨樋の劣化症状。
雨樋に、こんな症状見られませんか?
1:軒樋(横とい)のたわみ。 2:軒樋のゆがみ。 3:軒樋の脱落。 4:上合(じょうご)の脱落。
5:上合(集水器)のズレ。 6:上合部のエルボ脱落。 7:上合の割れ。 8:上合の雨漏り。
9:曲り(出隅)の割れ。 10:軒樋の継手割れ。 11:上合のズレ。 12:軒樋取り付け位置不良。
13:支持金具の壊れ。 14:支持金具の曲り。 15:軒樋の詰まり。 16:軒樋の詰まり。
雨樋に上記のような症状が見られたら修理または取り換えが必要です。
雨樋の掃除。
軒樋(横樋)に土や落ち葉が溜まると雨が上合へ流れず軒樋から雨漏りするようになります。
このような場合は、詰まった土や落ち葉を取り除くだけで雨漏りを改善することが出来ます。
①上合、軒樋から雨漏りする原因。
原因はコレです!
(丸く穴を空けただけ!)
雨水は屋根から軒樋(横とい)へ流れ込み、集水器の役目をする上合へ集められます。
上合へ集められた雨水は、その後、縦樋へと流れて行きます。
上合から縦樋へ雨水を流すためには、軒樋の落とし口加工が必要になります。
落とし口として、軒樋に丸く穴を空けるだけの業者も多くいますが、この落とし口加工が、きちんと出来ていないと軒樋と上合の脇から雨水が漏れるという現象が起こります。
きちんと加工されていないと、雨水が軒樋の下側や上合の脇から流れて地面に落ちたり、一階の屋根に落ちて雨音がうるさい!などという問題が発生してしまうのです。
②軒樋を伝わって雨が漏れてくる原因。
左の雨樋も⇔右の雨樋も原因は同じです!
(ただ穴を空けただけ!)
上合には、集水器以外の役割もあります。
上合部分の落とし口加工は、雨水を縦樋に流す以外にも需要な役割があります。
それは、上合と軒樋を一定の位置に固定して動かなくする役割です。
右側の写真がまさにそれで、この加工が全くなされていないという証拠写真になります。
ただ□や○に穴が空いているだけで、「上合」を固定させるための加工が全くなされていません。
このように軒樋と上合が固定されていないと上合がズレてしまうため、雨水が縦樋へ流れることはありません。
雨樋の役割を果たせなくなってしまうのです。
このような工事は驚くほど多くの業者で行われています。
専門業者による雨樋工事。
雨樋なんて、どこに頼んでも同じでしょ!
などと思っていませんでしたか?
雨樋からの雨漏りを防ぐためのポイント。
雨樋工事では、
① 金具の出幅(どれくらい前に持ち出すべきか)。
② 金具を取り付ける位置(高さ調整)。
③ 金具を取り付ける鼻隠板の材質。
など、守るべき重要ポイントがいくつもあるため専門ノウハウを持つ業者に依頼すべき工事です。
また、雨樋は
・屋根の種類や勾配による雨水飛散=オアーバーフローの問題。
・季節や地域毎の気温による雨樋の伸び縮み → 伸縮により破損する問題。
・地域毎の風力や積雪量による強度低下=破損、変形の問題。
なども考える必要があり、それにより雨樋の寿命が大きく変わってしまうものなのです。
プロとアマチュアほどの差がある、専門業者による雨樋工事。
上記の問題に加えて雨樋を取り付けるには、家の傾きなども考慮する必要があります。
その理由は、年数の経過と共に地盤が低下したり、老朽化により家が傾いている事もあるからです。
降った雨を軒樋(横樋)から縦樋へ流すため上合(じょうご)の方向へ勾配を徐々に低くしていきますが、勾配を下げたつもりでも雨水が上合とは逆方向へ流れてしまうこともあります。
これは家が傾いているから起こる現象であり、これを解消するためには高い部分と低い部分との高低差を大きくしたり、時には上合の取り付け位置を逆方向へ変える必要もあります。
雨樋取り付けには、雨水の流れを考えるだけでなく確かな加工技術も必要ですが、本物の専門業者とそれ以外の業者の技術はプロとアマチュアほど大きな差があるため費用で比較するのは危険です。
写真左-丸樋:エスロン丸トップ100(正面打ち金具を使用)
写真右-角樋:パナソニックのシビルスケアPC77(内吊正面打ち金具を使用)
●積水化学のエスロン雨といについては、コチラをご覧下さい。
●パナソニック雨といについては、コチラをご覧下さい。
雨樋取り換え Before&After(一部破風板板金工事含む)
エスロン丸トップ100からエスロン(積水化学)のアーバントップΣ90
エスロン丸トップ100からパナソニックのシビルスケアPC50
傷んだ破風板の板金工事(ガルバリウム鋼板平板を破風板形状に加工して包み込むように取り付け)
エスロン丸トップ100からエスロンのアーバントップΣ90
角樋のエスロンE70からエスロンアーバントップΣ90
破風板板金工事(塗装が不要になるガルバリウム鋼板での破風板カバー工事)
銅から銅へ
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