
瓦を「かわらU」にして20年、表面が白くなった。
お客様からの電話相談。
20年前に瓦から、かわらUに葺き替えたが表面が白くなってきた。
廻ってきた業者から痛みを指摘され台風が心配なので、どうしたら良いか?とお電話頂きました。
業者に指摘された「かわらU」実際の傷み

かわらUの痛み:横ライン・縦ラインのひび割れだけでなく、縦から横へ伸びた割れ、陥没した所、棟部の補助面戸欠損などが見られます。
ひび割れ部分は工事するまでの間、雨水が侵入しないよう粘着タイプのルーフィングを張り養生しました。
「かわらU」の正しい施工法を知らない業者が工事していた。

かわらUの施工法を知らない業者:屋根の中間部分で4山が2山になっていたり、最後を1山にするなど専門外の業者であることは見れば直ぐに分かりますが、これは規定に無い屋根材を節約するための工事方法です。
3枚目の写真も規定外の工事。本体使うべき役物(地割けらば)を使わずにコーキングで処理したため隙間が生じ雨が下地まで侵入していました。
4枚目の写真は、ケラバ部分の一番下に取り付ける袖隅瓦ですが、この部分は上から流れてくる雨を雨樋へ流す役割があるため本来は雨樋の上に出さなければなりません。
「かわらU」が流行れば「かわらU」、「ガルバリウム」が流行れば「ガルバリウム」、専門外の屋根であっても手を出す業者は業界の9割以上にも達します。
それにより雨漏りなどの不具合が発生し屋根寿命を大幅に縮めてしまう、再葺き替えになるケースも少なくありません。屋根は屋根材毎の専門業者に依頼するのが賢明です。
▶ ガルバリウム鋼板屋根の正しい工事方法を守らない業者に依頼した結果はコチラ
かわらUの屋根葺き替え工程写真。

使用した屋根材は横暖ルーフのプレミアム。
横暖ルーフは、メーカー推奨の標準施工法を守って工事している業者は極少数ですが、屋根葺き替え後の工事トラブルを防ぐには必ず守る必要があります。
今回担当させて頂いた職人はメーカー標準を遥かに超える施工を行っています。
新規に換気棟を取り付け、雨樋を丸トップから角樋へ取り変え、テラスルーフを綺麗に掃除して工事完了です。
屋根面積81.7㎡ 工事金額200万円(雪止め、換気棟、雨樋、下屋・軒天・金属部塗装、足場代含む)




