金属屋根・板金屋根の張り替え、重ね葺きは専門職人へ

金属・板金屋根の種類。

金属屋根・板金屋根工事での銅板・ステンレス・GL鋼板(ガルバリウム鋼板)・SGL鋼板など金属系屋根の張り替え、カバー工法(重ね葺き)工事は専門資格・専門技術を持つ専門職人が対応します。

GL鋼板屋根。(ガルバリウム鋼鈑)

GL鋼板=ガルバリウム鋼板(亜鉛メッキ鋼板にアルミニウムを55%加えて錆びにくくしたもの)

平葺き金属屋根の雨漏り●雨漏りが止まらない。
平葺きの金属屋根:店舗入り口、トタン屋根が雨漏りした。
根本原因を解消するため、屋根構造を変更して緩勾配に適した立平葺きに変更。

瓦型金属屋根材の表面が錆びて●屋根材表面のサビ。
瓦型(波形状)の金属屋根:屋根全体がサビて台風で剥がれました。
防水シートが張られておらず雨漏りしてもおかしくない状態。
縦葺き金属屋根(スタンビー)へ葺き替え。

横葺き金属屋根がサビて穴が開いた●サビて穴が空いた。
横葺き金属屋根に穴が空き雨漏り、縦葺きのトタン瓦棒へ葺き替え。
屋根に天窓がある場合は確かな技術を備えた専門業者による雨仕舞が必要です。

横葺き金属屋根の工事がいい加減●勾配に適さない屋根材。
訪販業者に勧められたフッ素塗装の横葺き金属屋根。
屋根勾配に適さない屋根材で、工事もいい加減だったので下地まで腐食。
縦葺きのトタン瓦棒へ葺き替え。

横葺き金属屋根の劣化。●2回目の葺き替え。
14年前に瓦から金属屋根に変更。
一度塗装したが再度劣化してきたので1階瓦屋根と一緒にガルバリウム鋼板へ葺き替えたいとのご希望。
金属屋根本来の工事方法が行われていませんでした。

ハウスメーカーの折半屋根カバー工法●ハウスメーカーの屋根。
39年前の折半屋根、修理や塗装を繰り返してきた。
何社かに見積もり依頼したが、やはり専門業者に頼みたいとご依頼頂き、ルーフデッキでカバー工法しました。

ガルバリウム鋼板屋根のトラブル相談例へ

SGL鋼板屋根。(エスジーエル鋼鈑)

SGL鋼板とは:3つのS(Superior・Special・Super)+GL鋼板(ガルバリウム鋼板)のことで、GL鋼板に2%のマグネシウムを加え、さらに錆び難くなっています。

瓦屋根を金属屋根に葺き替え●瓦を金属屋根に
地震対策として屋根を軽くしたいとのご依頼。
土葺き瓦屋根を金属屋根に変更したことで、屋根の重さが15トン→1トンに軽量化されました。

コロニアル屋根をSGL鋼板へ葺き替え●コロニアル屋根の葺き替え
経年劣化で下地が腐っている所もあったコロニアル(スレート)屋根。
ガルバリウム鋼板に興味があるが海が近く塩害が気になる。ガルバより3倍腐りにくいSGL鋼板へ。

銅板屋根。

横葺き石付きタイプのガルバリウム鋼板屋根●亜鉛メッキから銅板へ
かやぶき屋根に被せた波トタンが古くなった。最低でも50~100年維持できる屋根にしたいと銅板へ。子や孫への大きなプレゼントになった。

ステンレス屋根。

横葺き石付きタイプのガルバリウム鋼板屋根●亜鉛メッキからステンレスへ
見た目は同じですが、亜鉛メッキからカラーステンレスに変わりました。
納屋のトタン波板がサビてきた。塗装しなくて良いステンレスに葺き替えたいとのご希望でした。

工場の金属・板金屋根。

工場の金属屋根修理●工場の折半屋根修理
台風で剥がれた工場の折半屋根。
剥がれたり変形した部分は新しく取り換え、塩害で腐食し始めた棟廻りは部分カバー工法で修理。

工場の金属屋根にカバー工法●工場の折半カバー工法
工場の屋根が雨漏り、修理方法や費用を提案して欲しいとのご依頼。
断熱材を追加して古い折半へのカバー工法。

工場のトタン屋根にカバー工法●リフレッシュ工法
サビて雨漏りしていた工場の三晃式トタン屋根。
工場屋根の専門業者に相談したことがなく困っているとのご依頼。古いトタン屋根にカバールーフで施工。

工場のトタン屋根、金属屋根カバー工法●リフレッシュ工法
腐って鼻隠・破風板が落下した工場の三晃式トタン屋根。
傷んだ木部を修理後、カバールーフで施工。

技術の違いで屋根寿命が変わる金属屋根工事

専門職人が工事すれば長寿命!の金属屋根ですが、金属屋根以外が専門だった屋根業者や屋根以外のリフォーム工事をしていた業者が参入したことで施工トラブルが増え屋根寿命が短くなっています。

屋根無料見積.comの屋根専門職人による金属屋根工事例メーカーの施工基準を守って工事している職人は業界に1割程度と非常に少なく、工事後の雨漏りや再葺き替えなどのトラブルは皆さんが想像する以上に多く発生しています。

施工技術の差は、そのまま屋根寿命を左右する要因になるため注意が必要です。

他業者の工事をやり直して欲しい!

実際に、「費用は掛かっても良いので貴サイトで工事をやり直して欲しい」といったご依頼が増えています。
お客様自身では「金属屋根工事を専門に行う業者なのか?」を含め、業者の施工技術を知る術がないだけに業者選びは非常に難しい問題です。

■カバー工法したガルバリウム鋼板屋根の再葺き替え依頼例■
金属屋根の再葺き替え例

■ガルバリウム鋼板に変えたら直ぐ雨漏りした。再葺き替え依頼例■
金属屋根の雨漏り

金属・板金屋根「専門職人と呼べるのは1割以下」という現実。

金属・板金屋根専門業者の加工技術かつて金属・板金屋根は、専門技術やノウハウを習得した専門職人が行っていた工事です。
金属・板金屋根の専門職人は、下請け工事を主に行っていますが、下請け業者の中でも本物の専門職人は少数しかいません

しかし金属・板金屋根が流行るに従い、専門の加工技術を持たない専門外の業者が多く参入するようなりました。
この影響で現在、本物と言える金属・板金屋根職人の割合は1割以下まで減っています。

専門外の業者がホームページで「金属屋根(ガルバリウム)専門」などと宣伝しているため、お客様では区別の付けようがありませんが、殆どの業者がガルバリウム屋根製造メーカーの施工規準を守っておらず、これが工事完了後に施工トラブルが増えた原因なのです。

頻繁に見られる工事例。
ガルバリウム鋼板屋根の施工不良例1

屋根材メーカーの施工基準が守られていない例。
(雨漏りするだけでなく、メーカー保証も対象外)
ガルバリウム鋼板屋根の雨漏り原因1
専門職人が工事すれば長寿命の金属・板金屋根ですが、専門外の業者が参入したことで工事後直ぐに雨漏り。

工事業者は、正しい工事法を知らないため
「雨漏り原因が分からない」
「修理方法も分からない」
など工事業者に頼る事を諦めて、屋根を再度張り替える事例が増えています。
お客様自身では「金属・板金屋根を専門に行う工事業者なのか?」を含め、業者の施工技術を知る術がないだけに業者選びには注意が必要です。

再工事依頼も屋根無料見積.comへ。

金属屋根・板金屋根工事で悩んだら屋根無料見積.comへご依頼下さい。

当サイトは低品質な屋根工事を減らすことを目的に運営されています。
確かな技術を一人でも多くのお客様へお届けするため、通常は下請け工事を主とする金属・板金屋根専門業者が対応します。
金属屋根でのカバー工法例

本物の金属・板金屋根専門業者であるかどうか?
施工技術・保持する専門資格・実際に行っている工事内容などを、屋根工事35年の専門家がチェックした専門業者が担当するシステムになっています。
工事の質が重要とお考えのお客様は是非ご依頼下さい。
金属・板金屋根工事のスペシャリストが直接対応させて頂きます。
屋根無料見積.comへの無料相談、見積もりお申込みはコチラ
お住まいの地域によって対応できない場合もございます。
「お客様の声」はコチラ。

金属屋根・板金屋根のメリット・デメリット

金属屋根・板金屋根での張り替え(葺き替え)、重ね葺き(カバー工法)工事の需要が増えていますが、金属屋根・板金屋根(横葺きタイプ)に変更する場合のメリット・デメリットについて説明します。

張り替え(葺き替え)のメリット

台風・強風に強くなります。

嵌合式金属屋根瓦やスレート屋根は、下側と上側の屋根材が重なり合う構造です。
そのため、屋根の重なり部分から雨が入り込んだり、風の影響を受けて屋根が剥がれる可能性があります。
金属・板金屋根は、屋根材の後部と前部がお互いに噛み合う嵌合式構造
これにより雨が入り込まず、風が入り込む隙間もないため台風・強風による影響を受けにくくなっています。

屋根が軽くなります ⇒地震にも強い!

金属・板金屋根の最大メリットは、屋根の軽さ
そのため地震対策として最適な屋根材だという事です。

どれくらい軽くなるか?と言うと。(屋根の広さが30坪=100㎡と仮定した場合の屋根重量で比べています)

●日本瓦を ⇒金属・板金屋根に張り替え(葺き替え)た場合。
瓦屋根をガルバリウム鋼板へ変えると屋根が軽くなる
5,000kgが ⇒500kgまで軽くなります。
瓦の重さは、1㎡当たり約50kgで、金属・板金屋根は約5kgなので1/10と軽量化されます。

●スレート屋根を ⇒金属・板金屋根に張り替え(葺き替え)た場合。
(スレート屋根とは、カラーベスト・コロニアルのことです)
瓦屋根をガルバリウム鋼板へ変えると屋根が軽くなる
2,000kgが ⇒500kgまで軽くなります。
瓦の重さは、1㎡当たり約20kgで、金属・板金屋根は約5kgなので1/4と軽量化されます。

重ね葺き(カバー工法)のメリット・デメリット

メリット:費用が安い

板金屋根・金属屋根でのカバー工法(重ね葺き)施工写真
メリットとしては、
●張り替え(葺き替え)と比べて、2つの工程が少ないので短期間で施工できます。
●工事費用を安く抑えることができます。
しかし工事後の雨漏りトラブルで下地まで傷んでしまうと工事費用が高額になります。

デメリット:屋根が重くなるので地震対策になりません。

金属・板金屋根は重さは軽く、地震対策にもなるとスレート屋根への重ね葺き(カバー工法)を勧める業者もいますが、屋根が二重になるため地震対策にはなりません。
重ね葺き(カバー工法)した場合の屋根重量の変化です。
●スレート屋根に ⇒金属・板金屋根を重ね葺き(カバー工法)した場合。
カラーベスト屋根にガルバリウム鋼板で重ね葺きすると屋根が重くなる
2,000kgが ⇒2,500kgと重くなります。
張り替え(葺き替え)た場合の2,000kg ⇒500kgと比べて相当重くなることが分かります。

上記以外のデメリットとして。
●下地(野地板)が傷んでいる場合は施工できません。⇒張り替え(葺き替え)が必要です。