瓦屋根の葺き替え3パターン
1:瓦 ⇒ガルバリウム鋼板へ。
2:瓦 ⇒スレート屋根 (カラーベスト・コロニアル)へ。
3:瓦 ⇒瓦へ。
1:瓦屋根から ⇒ ガルバリウム鋼板(金属屋根)へ
●瓦屋根は、地震対策として屋根を軽量化したい。
⇒ガルバリウム鋼板への葺き替えで、屋根重量を1/10程度まで軽量化できます。
●台風など強風による近隣への瓦飛散を防ぎたい。
⇒ガルバリウム鋼板への葺き替えで、瓦屋根の2倍程度の強風に耐えることが可能。
など、ガルバリウム鋼板は圧倒的に多く選ばれている屋根材です。
しかし需要が増えた事で工事後の雨漏りトラブルも増えています。
瓦屋根の葺き替えは、工事金額が高額になります。
そのため工事後の雨漏りトラブルや余計な出費は避けたい。
失敗したくないと考えたお客様は何を規準に業者選びをしたのでしょうか?
家全体をリフォーム予定だが屋根だけは専門の所に。
実家を大幅にリフォームする予定で屋根も瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えを検討中。 地元リフォーム会社に屋根も勧められているが「屋根は専門の所に任せた方が良い」と考えた。施工例へ
知り合いの業者より腕の良い業者希望。
地震対策での瓦葺き替え。 知り合い業者から出された見積が適正金額か?とご相談頂いた事例。 「入母屋形式の屋根なので遠くからでも良いから腕の良い業者を紹介して欲しい。」とご依頼頂きました。外壁塗装を含めても知り合い業者の半額程で済みました。 瓦からスーパーガルテクトへ。 施工例へ
日々変化していく我が家を見るのが本当に楽しみでした。
今回「屋根無料見積.com・日本屋根業者サポート協会」様に相談したのがきっかけで、このように大変満足な仕上がりで家族一同本当に感謝しております(お客様より)
区役所関連施設で行われた屋根講習会に参加、見積りもとったが。
飛び込み業者が週に何回も来てウンザリ。 地震が気になり屋根講習会にも行き、その業者から見積もりも取ったが鋼板とかアルミとか分からないので説明して欲しい。横暖ルーフプレミアムへ。 施工例へ
瓦屋根の葺き替えで気を付けたい工事トラブル。
瓦からガルバリウム鋼板屋根への葺き替えには注意が必要です。
その理由は、専門業者が少なく、上写真でピックアップした雨仕舞が難しい部分の工事がいい加減なために工事後の雨漏りトラブルが増えているからです。
↓
瓦屋根、葺き替え後の雨漏りトラブル。
再葺き替え工事の依頼例。 ガルバリウムにしたら「工事後すぐに雨漏り、業者が何度修理しても直らない」 修理を繰り返すのが嫌になり、僅か数年で再葺き替えに。 雨漏り原因は、下り棟の工事方法と棟からケラバ部分へ続く部分で雨仕舞がきちんとされていなかったからです。施工例へ |
<瓦の地震対策にご注意。>
2018年の大坂府北部地震では瓦屋根が崩れて雨漏りした家が多くありましたが、実は瓦からガルバリウム鋼板に葺き替えた家でも瓦の家と同じように雨漏りで悩まされた家が多くありました。
これでは何のために地震対策したのか分からなくなってしまいますが、その原因は工事内容に問題があったからです。
2:瓦から ⇒スレート屋根 (カラーベスト・コロニアル)へ
スレートは、瓦屋根を安価に葺き替えるのに適した屋根材です。
需要としてはガルバリウム鋼板の1/20程度と少なく、施工が悪いと屋根寿命を大幅に縮めてしまうこともあるため正しい工事方法を知る職人に頼むのが賢明です。
スレート屋根への葺き替え事例。
●セメント瓦 ⇒コロニアルクアッドへ
こちらのお宅の工事に来た内装業者さんからのご依頼。
セメント瓦からコロニアルへの葺き替え。施工例へ
●スレート屋根⇒カラーベスト・コロニアルの種類:製造メーカーKMEW(ケイミュー)
1番目が最も多く使われているコロニアルクアッド、色あせを抑え対候性を高めたコロニアルグラッサ、自然石の素材感を表現したレイシャスグラッサの順です。
瓦からスレート屋根に葺き替えると屋根重量が1/2以下になるため、ガルバリウム鋼板に次いで多く選ばれる屋根材です。
ガルバリウム鋼板より安い費用で葺き替えられるため、瓦が全く傷んでいなくても地震に備え葺き替える方も増えています。
スレート屋根も、きちんとした方法を知らない業者に依頼したことで直ぐに雨漏り、「こんな事なら葺き替えるんじゃなかった」というお客様も多いようです。
3:瓦から ⇒ 瓦へ
「地震は気になるけど、やっぱり瓦屋根がいい!」という場合は、棟の段数を減らしたり、ガイドライン工法を採用する、防災瓦に変えるなどの地震対策を施した上での葺き替えをお勧めします。
瓦屋根への葺き替え事例。
●瓦 ⇒防災瓦へ
昨年、屋根の一部を葺き替えたが工事方法に疑問がある、その業者には頼みたくないので葺き替え方法を提案して欲しい。
耐震性を高めた瓦屋根葺き替え:棟部軽量化とガイドライン工法(防災瓦使用)。施工例へ
●セメント瓦 ⇒ルーガへ
超急勾配屋根で形も複雑、雨漏りしやすい構造なので高い技術が必要と考えた。
樹脂繊維混入軽量セメントのルーガは瓦屋根の1/2の重さに軽減されます。施工例へ
瓦屋根の地震対策。
陶器瓦の趣やメリットを残すため、また同じ瓦屋根に葺き替えたい、または修理して使い続けたいと考える場合、気になるのは地震や台風による影響です。
そのような場合はガイドライン工法で工事することをお勧めいたします。
最も影響を受けやすい棟部は、補強金物を取り付けることで耐震性、耐風性を高められます。
実際の修理例(地震で崩れた棟部に補強金具を取り付け、棟の高さを低く修正しました)
瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えで注意すべき業者選び。
ガルバリウム鋼板の屋根は、瓦と比べ耐久性は落ちますがメリットの多い屋根材です。
しかし最も需要なガルバリウム鋼板の屋根寿命について。
↓
職人の腕次第で屋根寿命が短くも長くもなります。
工事後直ぐ~10年以内の再葺き替え工事も増えているため業者選びは非常に重要です。
瓦屋根の工事は、殆どの業者が専門資格や確かな技術を持つ本職が工事を行っています。
しかし、ガルバリウム鋼板の場合は、専門資格を持たず基本的な工事方法さえ知らない業者が多く工事しているので注意が必要です。
ガルバリウム屋根への葺き替えで重要なこと。
ガルバリウム鋼板の専門業者は、元々金属屋根を工事していた業者です。
しかし現在は、金属屋根の工事方法を知らない業者が多く参入。きちんと工事している業者の割合は1割程度しかいません。
きちんと工事しているとは、どういう事か?
それは「屋根材メーカーの工事規定」をきちんと守っているか?
という事です。
これは工事後の雨漏りを防ぐ上で非常に重要な事です。
メーカー工事規定とは、工事方法を細かく規定したものですが、この規定を守らず工事している業者が殆どで、工事後の雨漏りトラブルが続出する原因になっているのです。
ガルバリウム鋼板への葺き替え後、10年で再葺き替えになった例⇒
メーカー工事規定は、金属屋根業者が行っていた基本的な工事方法を元にマニュアル化したものです。
この規定は、工事後の雨漏りを防ぐために最低限守るべきものですが、信じられないほど多くの業者がメーカー工事規定を守っていません。
メーカー規定を守って工事しているか?
■メーカー規定を守ってない業者。
このタイプの業者が圧倒的に多く、規定を守らない業者は、ガルバリウムとは工事方法の異なるスレート屋根と同じ方法で工事していて、正しい工事方法を知らないため防水シート頼みの工事を行っています。
これは非常に危険で、防水シートがきちんと施工されていなければ工事後直ぐから。きちんと施工されていた場合でも劣化と共に必ず雨漏りが始まります。
■メーカー規定を守っている業者。
金属屋根業者はガルバリウム鋼板屋根が専門なので、メーカー規定以上の工事をしており、例え防水シートが無くても雨漏りしない工事をしているため、一般的な業者と比べ工事方法に根本的な違いがあります。
メーカー規定を守る業者と守らない業者の技術・工事内容には雲泥の差があります。
工事内容は比べようも無いほど違うため見積費用だけを比べての業者選びは非常に危険です。
瓦からガルバリウム鋼板への葺き替えは、工事後の雨漏りトラブルを避けるため本物の専門業者へご依頼下さい。
お客様は何を規準に業者選びをしたのか? の続き。
息子に屋根無料見積.comに必ず電話するよう言われた。
地震で棟瓦が崩れ耐震補強してもらったが3ヶ月後の台風で瓦本体が飛んだ。
前回耐震補強した業者に連絡したら瓦の葺き替えを勧められたと息子に話したら屋根無料見積.comに必ず電話するよう言われた。施工例へ
現在、耐震工事中だが屋根は貴サイトに。
現在、650万円掛けて耐震工事中。
屋根も勧められているが屋根は貴サイトに頼みたい。
瓦からダンネツトップ8-1へ。施工例へ
良心的な屋根業者さんを紹介して欲しい。
耐震性を考え瓦屋根を軽量の金属屋根に葺き替えたい。
良心的な屋根業者さんを紹介して欲しいと、殆ど傷んでいない瓦を横暖ルーフへ葺き替え。施工例へ
【ガルバリウム屋根への葺き替えは、専門業者対応の屋根無料見積.comへ】
屋根無料見積.comは、
低品質な屋根工事による消費者被害を減らすため日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根専門業者協力のもと運営されています。
屋根材メーカーの施工基準以上、技術優先で屋根工事を希望されるお客様は是非ご依頼ください。
ガルバリウム鋼板は、地震対策として一番人気の屋根材です。
瓦からの葺き替えで最も多く選ばれているガルバリウム鋼板。
葺き替えることで屋根重量は約1/10になります。
例えば屋根面積が100㎡(30坪)のお宅であれば、5,000kg→500kgまで軽減されるため、地震対策として屋根が全く傷んでいなくてもガルバリウム鋼板へ葺き替えるお客様も増えています。
ガルバリウム鋼板は、スレート屋根と比べても約1/4の重量。
葺き替え費用は、スレート屋根と比べ少し高くなりますが、きちんと施工されていればメンテナンスに掛かる費用はスレート屋根より割安。
あと何年くらい今の家を維持したいかで、
ガルバリウム鋼板にするか?
スレート屋根にするか?
を考えても良いかもしれません。
瓦の修理方法。(原因・問題点・対応策)
瓦屋根で修理が必要になる箇所と対応方法、修理前と後を写真を掲載しました。
漆喰(しっくい)の修理
原因:経年劣化・施工不良
問題点:下地が腐朽し雨漏りにつながり易い
対応策:漆喰修理
和瓦の漆喰修理。施工例へ
漆喰修理と棟瓦の一部積み直し。施工例へ
漆喰が剥がれたまま放っておいたため奥の葺き土が流れ出し雨漏りしていました。
悪質屋根業者による修理被害1
半日の修理で30万円請求され消費者センターに相談。
専門の所に見てもらった方が良いと言われた例。施工例へ
訪問販売業者による修理被害2
200万円近い費用を費やしても雨漏りが直らなず、ガルバリウム鋼板屋根に葺き替えた例。施工例へ
棟瓦(冠瓦・のし瓦)の修理
原因:地震、外的振動
問題点:棟瓦の落下、雨漏り
対応策:棟瓦積み直し、葺き替え
棟瓦の積み直し(通常修理)。施工例へ
棟瓦を耐震工法で修理。
落下を防ぐ瓦屋根対策
地震・台風で最も影響を受けるのは棟部の「のし瓦」と「冠瓦」です。
瓦本体(桟瓦)は釘で固定できますが、のし瓦や冠瓦は銅線で固定されているだけなので地震・台風で落下する危険があります。
対応策としては、銅線で止めるのでなく、ステンレス製の棟補強金具で棟をガッチリ固定して、のし瓦の段数を減らし棟の高さを低くすることが地震・台風対策として非常に有効です。
地震に強い耐震棟(ガイドライン工法、山形金物・芯材受け金物一体型)で棟瓦積み直し。施工例へ
地震に強い耐震棟(ガイドライン工法、山形金物・芯材受け金物一体型)で棟瓦積み直し。
洋瓦の漆喰修理と棟部耐震金物取り付け工事。施工例へ
地震+台風対策
棟部は地震の影響を最も受けやすい部分なので棟部の補強は重要です。
ですが、地震対策をしたのに、その後に来た台風で瓦本体が飛んでしまったという例もあります。
台風対策も考える場合は、瓦本体もきちんと固定し直すことをお勧めします。
右写真は、棟部を耐震補強した3ヶ月後の台風で瓦本体が飛んでしまい屋根を葺き替える事になった例です。
施工例へ
瓦のズレ修理
(流れ方向のズレ・桁方向のズレ・桟瓦本体ズレ)
原因:地震、外的振動、瓦の下地腐朽、メンテナンス不備
問題点:下地が腐朽し強風時の飛散する、雨漏りにつながり易い
対応策:葺き直し、全面葺き替え
瓦の葺き直し工事
いい加減な修理をされて雨漏りする瓦屋根の葺き直しと耐震補強。
地震で棟瓦が崩れたままにしていたら野地板まで腐った瓦屋根の葺き直しと耐震補強工事。
瓦屋根の修理・葺き直し・葺き替えは、屋根無料見積.comにお任せ下さい。
断熱性や遮音性に優れ、耐久性の高い瓦屋根。
施工技術の未熟な業者の手が加わることで寿命を縮めてしまうケースが多々見られますが、きちんとした専門業者が適切な修理をすることで台風や地震が来ても安心な状態を保つことも可能です。
瓦屋根の修理を頼んでも、その原因は何なのかや適切な工事方法を提案してもらえず、言われるがままでは納得がいかない!きちんと説明してもらえない!詳細な見積もりを提示してもらえない!というお客様。
必要最低限の修理をしてくれれば良いのに、必要のない部分まで修理を勧められる、または葺き替えを勧められ困っているというお客様は是非当サイトへご依頼下さい。
お客様のご要望にきちんと応えられる専門業者が担当させて頂きます。
セメント瓦の屋根診断(原因・問題点・対応策)
セメント瓦の傷み症状から分かる原因と対応策。
瓦の割れ
原因:踏み割れ
問題点:下地が腐朽し強風時に飛散する。雨漏りにつながる
対応策:部分的差し替え
コケ
原因:砂、ほこり、水分などが蓄積され易い
問題点:瓦の隙間に砂、ほこりが溜まり毛細管による水漏れが起こり易い
対応策:掃除、葺き替え
色あせ
原因:経年劣化、塗料不適正
問題点:基材の吸水が増加し雨水が瓦裏面に廻る場合がある
対応策:塗装、葺き替え
棟廻りの補修
問題点:いつ雨漏りするかわからず下地を痛める
対応策:葺き替え