瓦屋根リフォーム

「瓦屋根の葺き替え時期かな?」とお悩みではありませんか?
本記事では、瓦屋根の葺き替え時期を見極めるポイントから、今話題のガルバリウム鋼板屋根の特徴、費用相場、リフォームの流れ、注意点まで徹底解説!

耐震性、耐久性、デザイン性に優れたガルバリウム鋼板屋根は、メンテナンスの手間も軽減できるため、長期的な視点で経済的におすすめです。

瓦屋根のリフォーム時期と前ぶれ症状

瓦屋根のリフォーム時期の目安

瓦屋根の葺き替え時期の目安は、一般的に築30年~40年と言われています。
瓦屋根の寿命は瓦の種類や施工方法や環境によって異なり一概には言えませんが、築30年以上経過すると瓦の劣化が進み、雨漏りなどのトラブルが発生しやすくなるため葺き替えを検討する時期と言えるでしょう。

築年数 状態 対応
20年~ 瓦の表面にコケや汚れが目立ち始める時期。一部の瓦にひび割れやズレが生じている場合もある。 定期的な点検を行い、必要に応じて部分補修を行う。
30年~ 瓦の劣化が進み、雨漏りのリスクが高まる時期。屋根全体にひび割れやズレが広がっている場合もある。 葺き替えを検討する時期。屋根の状態を専門業者に診断してもらうことをおすすめする。
40年以上 瓦の寿命が近づき、雨漏りや瓦の落下などの危険性が高まる。 早急に葺き替えが必要な状態。

前ぶれ症状:こんな症状が見られたら要注意!

瓦屋根リフォームが必要になる前触れ症状
築年数が経過していなくても、下記のような前ぶれ症状が見られる場合は、瓦屋根の劣化が進んでいる可能性があります。
早急に専門業者に点検を依頼しましょう。

瓦屋根の症状

瓦のひび割れ:瓦にひび割れがあると、そこから雨水が浸入しやすくなります。
特に、棟瓦や隅棟瓦など屋根の頂点や角に位置する瓦は風雨の影響を受けやすく、ひび割れが発生しやすい部分です。

瓦のひび割れの原因:瓦のひび割れは経年劣化や台風などの強風、屋根材の凍害などが原因で発生します。
また、施工不良によって瓦に負担がかかり、ひび割れが発生する場合もあります。

瓦のひび割れの対処法:瓦のひび割れは、放置すると雨漏りの原因になるため早急に補修する必要があります。
ひび割れの程度が軽微な場合は、シーリング材を充填して補修します。
ひび割れが大きい場合や、瓦が破損している場合は瓦の交換が必要です。

瓦のズレ :瓦がずれていると、隙間から雨水が浸入しやすくなります。
また、瓦のズレは強風によって瓦が落下する危険性も高めます。

瓦のズレの原因:瓦のズレは、経年劣化によって瓦を固定している漆喰が劣化したり、地震や強風によって瓦が動いたりすることが原因で発生します。
また、施工不良によって瓦がしっかりと固定されていない場合も瓦のズレが発生しやすくなります。

瓦のズレの対処法:瓦のズレは、放置すると雨漏りや瓦の落下につながるため早急に補修する必要があります。
瓦のズレを補修するには、ずれた瓦を元の位置に戻し漆喰で固定します。
漆喰が劣化している場合は、新しい漆喰に詰め替える必要があります。

瓦の欠け :瓦の一部が欠けている場合は、その部分から雨水が浸入しやすくなります。
また、瓦の欠けは屋根の強度を低下させる原因にもなります。

瓦の欠けの原因:瓦の欠けは、台風などで飛来物が当たったり、瓦の凍害、地震などによって発生します。
また、築年数が経過し瓦が劣化することで欠けやすくなることもあります。

瓦の欠けの対処法:瓦の欠けは、雨漏りの原因になるだけでなく屋根の強度を低下させる原因にもなるため早急に補修する必要があります。
瓦の欠けを補修するには、欠けた部分に新しい瓦を部分的に葺き直します。
状況によっては屋根全体の葺き替えが必要になる場合もあります。

漆喰の剥がれ :漆喰は、瓦同士を固定したり屋根の隙間を埋めたりする役割を担っています。
漆喰が剥がれると瓦のズレや落下、雨漏りの原因となります。

漆喰の剥がれの原因:漆喰は、経年劣化によってひび割れや剥がれが発生します。
また、地震や強風などの振動によっても漆喰が剥がれやすくなります。
施工不良によって漆喰が適切に施工されていない場合も剥がれが発生しやすくなります。

漆喰の剥がれの対処法:漆喰の剥がれは、放置すると雨漏りや瓦の落下につながるため早急に補修する必要があります。
漆喰の剥がれを補修するには、既存の漆喰を撤去し新しい漆喰を詰め直します。
この作業は「漆喰詰め直し」と呼ばれ、瓦屋根のメンテナンスでは一般的な工事です。

コケやカビの発生 :コケやカビは、屋根の表面に水分や汚れが付着することで発生しやすくなります。
コケやカビは、屋根材の劣化を促進させるだけでなく、美観を損ねる原因にもなります。

コケやカビの発生の原因:コケやカビは、湿気や日陰、汚れなどを好んで繁殖します。
そのため、屋根の北側や樹木が近くにあるなど日当たりや風通しが悪い場所はコケやカビが発生しやすくなります。
また、屋根の表面に付着した汚れやホコリなどもコケやカビの栄養源となるため注意が必要です。

コケやカビの発生の対処法:コケやカビの発生を防ぐには、屋根の表面を清潔に保つことが大切です。

室内の症状

天井の雨漏りシミ
天井のシミ :天井にシミができている場合は、屋根からの雨漏りが原因である可能性があります。
雨漏りを放置すると天井材が腐食したり、カビが発生したりするなど建物の劣化を招く原因になります。

天井のシミの原因:コケやカビは、湿気や日陰、汚れなどを好んで繁殖します。
そのため、屋根の北側や樹木が近くにあるなど日当たりや風通しが悪い場所は、コケやカビが発生しやすくなります。
また、屋根の表面に付着した汚れやホコリなども、コケやカビの栄養源となるため注意が必要です。

天井のシミの対処法:天井のシミを発見したら、早急に雨漏りの原因を突き止め補修する必要があります。
雨漏りの補修は、原因箇所によって異なります。
屋根材の劣化や破損が原因の場合は、屋根の葺き替えや部分補修を行います。

ガルバリウム鋼板とは?

ガルバリウム鋼鈑屋根とは
ガルバリウム鋼板とは、鋼鈑をベースにアルミニウムと亜鉛で表面をコーティングした金属屋根材のこと。
軽量かつ耐久性に優れており近年戸建て住宅の屋根材として人気が高まっています。

ガルバリウム鋼板の特徴

ガルバリウム鋼板は、その優れた特性から、様々な場所で屋根材として使用されています。
主な特徴は以下の点が挙げられます。

軽量である

ガルバリウム鋼板は、瓦屋根と比べて非常に軽量です。
そのため、建物への負担が少なく耐震性向上に貢献します。

例えば、瓦屋根の重さは1㎡あたり約50~70kgですが、ガルバリウム鋼板は約5~7kgと約10分の1 の重さしかありません。
そのため、地震による揺れ幅を小さく抑え建物の倒壊リスクを軽減することができます。

施工性が高い

ガルバリウム鋼板は、軽量で加工しやすいという特徴から、複雑な形状の屋根にも対応可能です。そのため、デザインの自由度が高く、個性的な住宅にも合わせやすいというメリットがあります。

また、瓦屋根のように一枚一枚葺く必要がなく比較的短期間で施工が完了するというメリットもあるため工事費用を抑えることができる場合もあります。

耐火性・耐熱性が高い

ガルバリウム鋼板は、金属であるため火災時に燃え広がりにくいという特徴があり、準不燃材料または不燃材料として認定されています。
また、表面の塗装によって太陽光による熱を反射し室内の温度上昇を抑える効果も期待できます。

瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームがお勧めの理由

瓦屋根からガルバリウム鋼鈑への屋根リフォーム
瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームは、近年ますます人気が高まっています。
その理由は、ガルバリウム鋼板が持つ優れた特性が日本の住宅事情と相性が良いからです。
ここでは、瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームがお勧めな理由を具体的なメリットとともに詳しく解説していきます。

メリット1:軽量で地震に強い

ガルバリウム鋼板は、従来の瓦屋根と比べて非常に軽量であることが大きなメリットです。
瓦屋根の重さは、一般的に1平方メートルあたり約50~70kgですが、ガルバリウム鋼板屋根は約4~7kgと1/10程度しかありません。
屋根が軽くなることで、建物全体への負担が軽減され地震時の倒壊リスクを低減することができます。

日本の住宅は、地震対策が必須です。
ガルバリウム鋼板屋根は地震による揺れ幅を小さく抑え、建物へのダメージを最小限に抑える効果が期待できます。
また、屋根が軽いことで建物の重心が低くなり、より安定した構造になるというメリットもあります。

屋根材 重さ(kg/㎡)
瓦屋根 50~70
ガルバリウム鋼板屋根 4~7

地震に強い家にしたい場合の具体的な対策例

耐震改修:建物の構造自体を強化することで地震への抵抗力を高める方法です。
壁の量や配置を見直したり耐震壁を新設したりするなどの工事を行います。
費用は比較的高額になりますが、建物の耐震性を根本的に向上させることができるため安心感は非常に高くなります。

制震改修:建物の揺れを吸収する装置を取り付けることで地震のエネルギーを減衰させる方法です。
費用は耐震改修よりも比較的安価で大規模な工事も不要な場合が多いです。
建物の構造によっては耐震改修と組み合わせて行うことで、より高い効果が期待できます。

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メリット2:優れた耐久性でメンテナンスの手間を軽減

ガルバリウム鋼板は、アルミニウムと亜鉛で鋼鈑をコーティングした素材で耐食性・耐熱性に優れています。
そのため、錆や腐食に強く長期間にわたって美観を保つことが可能です。
瓦屋根の場合、経年劣化により瓦の割れやズレが生じやすく定期的なメンテナンスが欠かせませんが、ガルバリウム鋼板屋根はメンテナンスの手間が少なく長期的に見て経済的と言えるでしょう。

ガルバリウム鋼板の耐久性を高める工夫

表面処理:ガルバリウム鋼板には、さらに耐久性を高めるために様々な表面処理が施されています。
例えば、フッ素樹脂塗装や遮熱性塗料などが一般的で、これらの塗装は紫外線や雨風から屋根材を守り色褪せや劣化を抑制する効果があります。
フッ素樹脂塗装は、一般的なアクリル塗装に比べて耐候性、耐汚染性に優れており約10年~15年程度は塗り替えが不要とされています。
遮熱性塗料は、太陽光の熱を反射し屋根の温度上昇を抑える効果があります。
これにより室内温度の上昇を抑え冷房効率の向上に繋がります。

メリット3:デザイン性が高い

ガルバリウム鋼板屋根は、シンプルながらもスタイリッシュなデザインが魅力です。
近年では、様々な色や形状のガルバリウム鋼板が登場しており住宅のデザインに合わせて自由に選択することができます。
洋風住宅から和風住宅にあう様々なデザインの種類があるため幅広い建築様式に調和し、洗練された雰囲気を演出します。

ガルバリウム鋼板のデザインの多様性

カラーバリエーション

従来の瓦屋根では表現できなかった豊富なカラーバリエーションが魅力です。
ブラックやブラウン、グリーン系など住宅の外壁や周辺環境に合わせて最適なカラーを選ぶことができます。

形状

ガルバリウム鋼板屋根には、大きく分けて「横葺きタイプ」と「縦葺きタイプ」の2種類の形状があります。
横葺きは水平ラインが強調され、モダンでスタイリッシュな印象を与えます。
一方、縦葺きはシャープで都会的な雰囲気を演出します。
住宅のデザインや好みに合わせて形状を選ぶことができます。

横葺きタイプ:ガルバリウム鋼板を横に重ねて葺いていくタイプでモダンでスタイリッシュな印象、施工費用は縦葺きに比べて高い傾向があります。

縦葺きタイプ:ガルバリウム鋼板を縦に重ねて葺いていくタイプでスタイリッシュな外観、施工費用は横葺きに比べて安い傾向がありますが縦葺きタイプは裏面に断熱材が付いていません。

瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォーム費用相場

瓦屋根リフォーム、ガルバリウム鋼板へ

費用相場

瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォーム費用は、建物の構造や規模、使用するガルバリウム鋼板の種類・工事内容によって大きく異なります。
例えば、築30年以上の場合は下地材の劣化が進んでいることが多いため、下地材の補修費用や交換費用が別途必要になる場合もあります。
一般的な目安としては以下の通りです。

工事内容 面積 費用相場
葺き替え工事 100㎡(30坪) 160万円~200万円(足場代別途)
カバー工法 瓦屋根はカバー工法できません

上記はあくまで目安であり屋根形状や工事内容で変わるため、実際の費用は業者に見積もりを取って確認する必要があります。
業者によって勧めるガルバリウム鋼鈑の種類や施工法が異なるため、見積書の内容を確認し不明点があれば業者に質問しましょう。
内訳が詳細に記載されていない、または追加工事の可能性について触れられていないなど不親切な見積もりは避けるようにしましょう。
施工技術が高い業者を選ぶことが、結果的に費用を抑え、満足のいくリフォームに繋がります。

費用を抑えるポイント

屋根面積を正確に測量する:屋根面積は、リフォーム費用を左右する大きな要因の一つです。
正確な屋根面積を測量することで無駄な費用を抑えることができます。
屋根の形状が複雑な場合は、専門業者に依頼することをおすすめします。
業者によっては、無料で見積もりや現地調査を行ってくれる場合もあるため活用してみましょう。

ガルバリウム鋼板の種類と費用目安

種類

ガルバリウム鋼鈑(アルミ亜鉛メッキ鋼板)
亜鉛メッキ鋼板にアルミニウムを加えた鋼板です。
耐食性、耐熱性に優れており、以前の亜鉛メッキ鋼板と比べ耐久性が高いのが特徴です。

SGL鋼鈑(マグネシウム入りガルバリウム鋼鈑
ガルバリウム鋼鈑にマグネシウムを添加することで、さらに耐食性を高めた鋼板です。
塩害の多い海岸に近い地域に適していますが価格はガルバリウム鋼鈑よりやや高めです。

費用目安(100㎡あたり)

ガルバリウム鋼板:160万円~200万円
SGL鋼鈑(マグネシウム入りガルバリウム鋼板):170万円~210万円

これらのポイントを踏まえ、費用を抑えながら、理想のガルバリウム鋼板屋根を実現しましょう。

瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームの流れ

瓦からガルバリウム鋼鈑へのリフォーム方法
瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームは多くの場合、以下の流れに沿って進められます。
業者によって工程が異なる場合もあるため、事前に確認しておきましょう。

現状調査・ヒアリング

リフォーム業者による現地調査が行われ、屋根の劣化状況や建物の構造などが確認されます。
同時に、施主の要望や予算、希望工期などをヒアリングします。
要望を正確に伝えるために希望するガルバリウム鋼板のタイプやデザイン、色などを具体的にイメージしておくとスムーズです。

現地調査でチェックされるポイント

屋根の劣化状況(瓦の割れ、欠け、ズレ、苔の発生状況など)
屋根の形状(勾配、面積、複雑な形状など)
雨漏りの有無
下地の状態
建物の構造(木造、鉄骨造など)
周辺環境(日当たり、風通し、周辺の建物との距離など)

ヒアリングで伝えるべきポイント

リフォームの目的(老朽化対策、耐震性向上、デザイン変更など)
希望するガルバリウム鋼板の種類、色、デザイン
予算の上限
希望する工期
その他のリフォームと同時に行うか

提案・見積もり

現地調査とヒアリングの結果に基づいてリフォームプランや見積もりが提示されます。
提示された内容をよく確認、不明点があれば質問して解消しておきましょう。

リフォームプランの内容

工事内容の詳細(使用する材料、工法など)
工程表(工事期間中の各工程のスケジュール)
保証内容(保証期間、保証範囲、保証の適用条件など)

見積もりのチェックポイント

内訳が細かく記載されているか(工事費、材料費、廃材処理費など)
追加工事の可能性と費用の目安
支払い方法と時期

契約

リフォームプランと見積もりに納得できれば、契約を結びます。
契約書には、工事内容・工期・支払い条件などが明記されているので、しっかりと確認しましょう。

契約書の内容

工事内容(詳細な仕様、使用する材料の種類など)
工期(開始日、終了日、遅延時の対応など)
支払い条件(支払い方法、支払い時期、分割払いの可否など)
保証内容(保証期間、保証範囲、保証の適用条件など)

契約時の注意点

口頭での約束は書面に残す
不明点や疑問点は解消してから契約する
契約書は必ず原本を受け取る

瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームにおける注意点

瓦からガルバリウム屋根への張り替えで注意すべき事
瓦屋根からガルバリウム鋼板へのリフォームは、多くのメリットがある一方で、注意点もいくつかあります。
事前にしっかりと理解しておくことで失敗のリスクを減らし、より満足度の高いリフォームを実現できます。

施工業者選びの重要性

瓦屋根からガルバリウムへのリフォームは、施工業者の技術力によって仕上がりが大きく左右されます。
経験豊富な業者を選ぶことが美しい仕上がりと長期的な耐久性を確保するために非常に重要です。
悪徳業者に依頼してしまうと、施工不良による雨漏りや不必要な工事による費用の増加といったトラブルに繋がることがあります。

信頼できる業者を選ぶポイントとしては以下の点が挙げられます。

実績豊富な業者を選ぶ:ガルバリウム鋼板屋根の施工実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。
施工事例などを参考に工事内容や技術力を確認することが大切です。
特に、ガルバリウム鋼板は瓦屋根と比べて軽量なため屋根の構造によっては補強が必要になるケースもあります。
実績豊富な業者であれば適切な施工方法や補強の必要性を見極めることができます。
例えば築年数の古い日本家屋の場合、伝統的な木造軸組構造であることが多く、屋根の構造も複雑な場合があります。
このような場合には、ガルバリウム鋼板屋根の施工経験が豊富な業者に依頼することで安心して任せることができます。
また、施工事例を見る際には、防水処理や断熱処理など、細部まで確認することが重要です。

保証内容を確認する:リフォーム後の保証内容も重要なポイントです。
保証期間や保証内容をしっかり確認し安心してリフォームを依頼できる業者を選びましょう。
保証期間は業者によって異なり、5年、10年、20年など様々です。
また、保証内容も雨漏りに対する保証のみの場合や、材料の不具合、施工不良なども含まれる場合があります。
保証期間が長いほど安心ですが、その分費用が高くなる場合もあるため予算と相談しながら検討する必要があります。
また、万が一、施工不良が発生した場合の連絡体制や対応についても確認しておきましょう。

屋根の構造と下地材の確認

既存の瓦屋根の構造や下地材の状態によっては、ガルバリウム鋼板へのリフォームが難しい場合や追加の補強工事が必要になる場合があります。
事前に専門業者による現地調査を行い、適切な工事計画を立てることが重要です。
例えば、築年数が経過している住宅の場合、下地材が腐食している場合があり、そのままガルバリウム鋼板を施工すると、屋根の強度不足や雨漏りの原因になる可能性があります。
現地調査では屋根の勾配や形状、下地材の状態などを確認し、補強の必要性や適切な施工方法を判断します。
また、屋根の構造によっては、ガルバリウム鋼板の施工に適さない場合もあるため注意が必要です。

屋根の構造 注意点
切妻屋根 切妻屋根は、シンプルな形状で施工しやすいというメリットがありますが、屋根形状によっては雨漏りリスクが高まる場合があるため適切な防水対策が重要です。
特に、屋根の棟部分や谷部分は雨水が集中しやすいため、入念な防水処理が欠かせません。
ガルバリウム鋼板は、瓦屋根に比べて軽量であるため強風時に屋根材が剥がれやすくなる可能性もあります。
そのため固定方法を工夫するなど、風対策も重要なポイントとなります。
寄棟屋根 寄棟屋根は、雨漏りに強いというメリットがありますが、複雑な形状の場合、施工費用が高額になる可能性があります。
また、屋根の勾配や形状によっては、ガルバリウム鋼板の施工に適さない場合もあるため、事前に専門業者による現地調査が必要です。
寄棟屋根は、屋根面が広く、複雑な形状をしているため、施工に時間と手間がかかります。
そのため、他の屋根形状に比べて、施工費用が高額になる傾向があります。また、屋根の谷部分が複数あるため、雨漏りのリスクも高くなります。
そのため、防水処理には特に注意が必要です。

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス
ガルバリウム鋼板屋根は耐久性に優れ、メンテナンスの手間が少ない屋根材として知られていますが適切なメンテナンスを行うことで、より長く快適に使い続けることができます。
ここでは、ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンス方法について詳しく解説します。

定期的な点検

ガルバリウム鋼板屋根を長く維持するためには定期的な点検が欠かせません。
以下の項目について点検を行いましょう。

目視による点検

屋根材の変色、褪色、サビの発生
屋根材の浮き、剥がれ、破損
棟板金、谷板金、軒先板金などの腐食や破損
雨樋の詰まり、破損
シーリング材の劣化、剥がれ

雨漏りの確認

雨漏りは、屋根の劣化だけでなく建物の構造材にも悪影響を及ぼす可能性があります。
天井や壁にシミやカビが発生していないか、雨音がしないかなど注意深く確認しましょう。
雨漏りの原因を特定するには、屋根裏に上がって確認する必要がある場合もありますので天井裏を見れる点検口等があれば、そこから懐中電灯を使って確認してみましょう。
その際の注意点として、屋根裏は足場が悪く危険なため不安な場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。

清掃方法

ガルバリウム鋼板屋根の表面に付着した汚れは、美観を損ねるだけでなく屋根がサビる原因になります。
定期的に清掃を行い屋根を清潔に保ちましょう。
ただし、ガルバリウム鋼板は塗装面がデリケートなため洗浄方法には注意が必要です。

軽い汚れの場合

ホースやブラシを使って水洗いを行いましょう。
高圧洗浄機を使用する場合は、水圧を弱めに設定し屋根材を傷つけないように注意してください。
汚れがひどい場合は中性洗剤を薄めて使用しましょう。

コケやカビが発生した場合

市販のコケ取り剤やカビ取り剤を使用します。
ただし、薬剤を使用する場合は必ず使用方法をよく読み適切な濃度で使用してください。
また、ゴム手袋やマスクを着用し皮膚や呼吸器を守るようにしましょう。

メンテナンスの注意点

ガルバリウム鋼板屋根のメンテナンスを行う際には、以下の点に注意しましょう。

安全対策を徹底する:屋根に上る際は、必ずヘルメットや安全帯を着用し転落事故を防ぎましょう。
また、2人以上で作業を行い安全を確保してください。
足場が不安定な場所や勾配がきつい屋根は特に注意が必要です。

無理をしない:高所作業は危険が伴います。
無理せず専門業者に依頼することも検討しましょう。
専門業者であれば、適切な装備と技術を持っているため、安全かつ効率的に作業を行うことができます。

適切な工具を使用する:金属製のブラシやタワシを使用するとガルバリウム鋼板の表面を傷つけ、サビの原因となる可能性があります。
柔らかい素材のブラシやスポンジを使用しましょう。

専門業者への依頼

屋根の点検や清掃は、高所作業となるため危険が伴います。
不安な場合は無理せず専門業者に依頼しましょう。
専門業者は、屋根の状況を的確に判断し適切なメンテナンスを行ってくれます。
また、専門業者に依頼することで万が一の事故の際にも保険が適用されるため安心です。

専門業者を選ぶ際には、以下の点に注意しましょう。
資格や実績が豊富な業者を選ぶ:屋根工事には専門的な知識や技術が必要です。
安心して工事を依頼するためにも資格や実績が豊富な業者を選びましょう。

ガルバリウム鋼板屋根の寿命とメンテナンス頻度

ガルバリウム鋼板屋根の寿命は、きちんとした工事が行われていれば20年以上持ちますが、適切なメンテナンスを行わなければ寿命が短くなってしまう可能性があります。
定期的な点検や清掃に加え、必要に応じて塗装などのメンテナンスを行うことで屋根の寿命を延ばすことができます。
(海沿いの地域では、塩害の影響を受けやすいため、内陸の地域に比べてメンテナンスの頻度を高くする必要があります)

まとめ

今回は、瓦屋根のリフォームでガルバリウム鋼板を選ぶメリットや費用、注意点などをご紹介しました。
地震に強く軽量で耐久性に優れたガルバリウム鋼板は、メンテナンスの手間を減らし、ランニングコストを抑えたいと考える方におすすめのリフォームです。
費用は瓦屋根の葺き替えよりも高くなりますが、長期的に見ると経済的と言えるでしょう。
ただし、ガルバリウム鋼板にも種類やメーカーによって特徴や価格が異なるため事前にしっかりと情報収集することが大切です。
本記事を参考に、理想のガルバリウム鋼板屋根を実現してください。

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