見積り単価を比較しても意味が無いと分かった。

自分で計算するのでそれぞれの単価を教えて。横浜市港北区 

骨組まで腐った前回の屋根工事、ガルバリウムで再葺き替え。
横浜市港北区でのアスファルトシングルからガルバリウム鋼板への屋根葺き替えbefore&after写真
「お客様のご希望」
現状ですが、一度屋根の葺き替えをしたままメンテナンスは一度もやっていません。
台風の為に所々剥がれ雨漏りしています。
屋根材はアスファルトシングル、一部薄型化粧スレート(築面積約25㎡)で葺き替え屋根総面積は137㎡ ですがその内の23㎡位は傾斜が2寸位の緩い屋根です。

既存屋根撤去、屋根材(ガルバニューム)、野地板、ルーフィング、棟木取り付け、棟包、雪止め、雨押さなど、自分で計算しますのでそれぞれの単価を教えて頂きたいです。

工事単価を比較しても意味が無いと分かった。

屋根工事は、どんな工事内容なのか?によって安くも高くもなってしまうものです。
「自分で計算するので、それぞれの単価を教えてもらいたい」と言っていたお客様も、前回工事後の屋根の痛みを目の当たりにして、見積もり単価を比較することに意味が無い事を初めて分かったようでした。
前回、きちんと施工してくれる業者に頼んでいたら、今回のように屋根の骨組みから直すようなことも無かったでしょう。
返って高くついてしまいましたが、このような工事をする業者はお客様の想像以上に多く存在します。

前回工事と当サイトの屋根葺き替え工事を比較。

1:壁際雨押え工事を比較。

安い屋根業者の工事と本来行うべき屋根工事を比較、雨押え
1階の屋根から外壁へと続く部分には本来雨押えを取り付けるべきですが、実際はアスファルトシングル屋根を外壁にドン付けして隙間をコーキングで埋めただけでした。
結果、コーキングが劣化して空いた隙間から雨が流れ込み下地を全て腐らせてしまいました。
右の写真は、同じアスファルトシングル屋根で当サイト担当業者が雨押えを取り付け中の写真です。

2:壁捨板+壁水切工事を比較。

安い屋根業者の工事と本来行うべき屋根工事を比較、壁水切り
●ここは本来、雨水が雨樋まで流れるよう屋根と外壁の間に壁捨板を取り付けてから屋根本体を施工し、最後に壁水切りを取り付けなければなりません。
しかし実際は、隙間をコーキングで埋めただけだったため雨漏り、それを止めるためお客様がテープを貼って修理していました。

・前回業者は、壁際の隙間をコーキングで埋めただけで、1,500円/m×45m=合計67,500円。
・今回の壁際工事は、
雨押え2,500×25m=62,500
壁捨板+壁水切3,500円/m×20m=70,000円 → 合計132,500円

【安い方を選ばれますか?】
67,500円と132,500円。
当サイトの方が壁際工事だけで65,000円も高くなっています。
前回の業者と比べて2倍近い金額になっていますが、あなたなら、やはり安い方を選ばれますか?
上に掲載した工事内容を比較した写真を元にお考えください。

1階の屋根葺き替え(トタン屋根に被せたシングル屋根の再葺き替え)

お客様は前回と同じように今回も、業者から出された見積書の単価を比較して慎重な業者選びを考えていたようです
ですが前回の工事内容があまりにひどかったため、価格より工事内容が重要と気付かれたようです。
ただ屋根を葺き替えれば済むという状態ではありませんでした。

アスファルトシングルが雨漏り、野地板まで腐って屋根葺き替え
元はトタン屋根でしたが、前回の業者はトタンの上にコンパネを載せ、最低でも3寸以上の屋根勾配でなければ施工してはダメなアスファルトシングル屋根を施工。

●屋根勾配は1.5寸程度しかなかったため当然雨漏り。
工事方法もいい加減だったため

アスファルトシングルの下地を腐らせ

元のトタン屋根の下地も腐り

屋根の骨組みもボロボロ。
鼻隠板や軒先は今にも落ちそうな状態でした。

横浜市港北区、下屋のトタン瓦棒屋根葺き替え工事
1階部分は骨組みからの修理になりましたが、落ちそうになっていた鼻隠板も取り換え、ガルバリウム鋼板の平板を加工して包み込み、雨樋も取り換え。
屋根は元々の屋根と同じ瓦棒へ葺き替え、前回の工事では取り付けられていなかった壁際の雨押えもきちんと取り付けました。

2階の屋根葺き替え(瓦から葺き替えたシングル屋根の再葺き替え)

アスファルトシングルの雨漏りによる屋根葺き替え
2階は瓦屋根をアスファルトシングルに葺き替えてありましたが、ここもいい加減な工事がされていました。

●指で指示した部分は、打ってはいけないケラバのカバーに打たれた釘です。
ここに釘を打ってしまうと下に入れ込んである雨水を雨樋まで流す役目の捨板を貫通して雨が漏れてしまいます。
ケラバの至る所に釘が打たれていたため、アスファルトシングルを剥がしてみると雨漏りで下地が腐っていました。

アスファルトシングルからガルバリウム鋼板へ屋根葺き替え、破風板板金工事、雨樋取り換え
2階部分は屋根勾配の問題はなかったため、ルーフィングと遮音シートを貼り、ガルバリウム鋼板の横暖ルーフαで葺き替え。
破風板・鼻隠板には亜鉛メッキ鋼板が張られていましたが、塗料が剥げ錆びていたため、一度剥がしてからガルバリウム鋼板で包み込み、雨樋もエスロンのアーバントップΣ90へ取り換えました。

追加工事のご依頼。

港北区での玄関ひさしの延長とブロック・フェンス工事
「費用を出来るだけ安く済ませたい。予算は150万円~200万円」との希望でお申込みいただきましたが、屋根工事の提案や工事にご満足頂いたお客様から、多くの追加工事をご依頼頂きました。

玄関庇の延長工事・樹木伐採撤去・ブロック、フェンス工事・外壁塗装など外回りが一新され新築のように変貌しました。

屋根面積141㎡ 工事金額合計494万円(木工事、雪止め、雨樋取り換え、破風・鼻隠板板金巻き、ベランダ脱着、外壁塗装、玄関庇、ブロック・フェンス、足場代含む)

関連ページアスファルトシングル屋根について詳しくはコチラ
ガルバリウム鋼鈑を被せるカバー工法や葺き替え、どちらを選ぶべきか?
横浜市港北区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根リフォーム(屋根葺き替え・カバー工法・修理)工事例」に掲載しています。

 

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