近くの屋根屋へ見積依頼したが。
提案内容が気に入らなかった。 横浜市西区
トタン屋根で30~40年経過、自分で塗装をしていたが、棟が飛んでしまったので、どうすれば良いか?と電話相談を受けました。
その時に修理の場合と葺き替えた場合のおおまかな費用等をお伝えしましたが、その後近くの屋根屋さんへ見積依頼されたようです。
しかし、その業者からの提案内容が気に入らなかったらしく再度電話をしてこれらました。
トタン屋根(瓦棒・桟葺き)の工事は、一見簡単そうにも思えるかもしれませんが、本物の専門職人と呼べる者以外が手を出してはいけない工事、施工技術には天と地ほどの差があります。
トタン瓦棒屋根の痛み。
トタン屋根の棟が飛んだ原因は、棟包み内部にある笠木が腐ったことで、棟包みを固定するために側部から打ち込まれた釘が抜けてしまったからです。
屋根を点検している時、雨が降ってきたので棟部から雨水が入り込まないように葺き替えまでの間一時的に養生しました。
腐った部分の下地修理と屋根本体工事。
カッパ(一段高くなった所)を剥がすと中のタルキは腐食。
トタン本体を剥がすと軒先部分の野地板、骨組み部のタルキも雨漏りで腐っていたので補強してから野地板を増し張りして防水シートを施工。
以前と屋根の形は同じですが、今までの亜鉛メッキ鋼板より3~6倍腐りにくくなったガルバリウム鋼板に葺き替え。
トタン屋根の修理を頼むと、
①古い屋根の上にコンパネを載せて新しい屋根材を工事する方法や
②カバー工法を安易に勧める業者
などいますが、下地が傷んだまま工事してしまうと工事のやり直しになる例も多く発生しているので注意が必要です。
戸袋と霧除けの工事。
内板の張られていなかった戸袋内部。
内張りが無いと雨漏りの原因になるので、ガルバリウム鋼板の平板を張り、表面の鏡板も新しく張り替え。
玄関上の霧除け庇も張り替えました。
屋根面積56㎡ 工事金額合計70万円
横浜市西区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根リフォーム(屋根葺き替え・カバー工法・修理)工事例」に掲載しています。 |