
パミールが気に入らないからニチハの横暖ルーフなど使いたくない!
アパートのパミール葺き替え。相模原市
依頼内容。
相模原市にある築12.5年のアパート、屋根がパミールなので葺き替えを考えていると横浜在住の大家さんから電話を頂きました。
1社に見積を頼んだが、横暖ルーフで見積書を送ってきたので「ふざけんな!」とブチ切れたそうです。(お客様の心情を理解しない業者に思わず笑ってしまいました)
「パミールが気に入らないからニチハの横暖ルーフなど使いたくない!」他の屋根材希望とのこと。
屋根材候補として数社のメーカー名を言われましたが、その中には断熱材が付いていない商品と断熱材付きの商品があると伝え、断熱材付きor無しとでは平米価格として500~1,000円位の差があるとお伝えしたところ、断熱材付きで出して欲しいとのご依頼でした。
パミール屋根を塗装するより葺き替えた方が良いと考えた。
パミールの症状としては、部分的に層状剥離による痛みが見られましたが、全体的には屋根材下部が剥がれ始めた状態で、それほど酷い状況ではありませんでしたが、それそろ屋根塗装を考える時期でもあり今後どんどん状態が悪くなるので屋根を葺き替えた方が良いと考えられたようです。
パミールを全て剥がして廃棄し、古い野地板の上に12mm厚の構造用合を重ね張り。
防水シート(ルーフィング)を張って、役物を取り付けていきます。
新しい屋根は、フッ素樹脂塗装されたガルバリウム鋼板の断熱ヒランビー。
ドーマーにもパミールが張られていた。
ドーマーが3か所あり、ドーマーの壁部にもパミールが張られていたので以前と同じように壁部にもヒランビーを取り付け。
ガルバリウム鋼板はスレート屋根と比べて雪の滑りが良くなるため新たに雪止めも新設しました。
屋根面積76㎡ 工事合計金額166万円(ドーマー廻り工事、雪止め、足場代含む)
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この記事を書いた人
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1991年から屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動。
屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上、実体験を元に、お客様の役に立つ情報を発信しています。
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