積水ハウスの『かわらU』、何度か塗装したが。
かわらUの劣化、耐震性を考え軽量屋根材に。横浜市青葉区
ご依頼内容:
1)現在軽量鉄骨積水ハウス2階建・U瓦使用(寄せ棟約130㎡)
屋根材本体に積層剥離による劣化あり。
2)耐震性の改善を考慮して、軽量材(カラーベスト・ガルバ鋼板・その他業者推奨品)で現建屋への施行に無理のない材料を希望。
塗装補修では、どうしようもなくなって。
業者が一度屋根塗装、その後は劣化する度に自分で塗装補修したが・・・・
元々は茶色(こげ茶)のセキスイかわらUでゼロアスベスト(無石綿)タイプ。
業者に一度グレーに屋根塗装しましたが、劣化してきたのでご主人がこげ茶の塗料で補修。
その後、再度劣化の激しい所を茶色で塗装されていましたが、塗料の剥がれ酷く、屋根上を歩くと割れるようになってしまいました。
2階の屋根葺き替え。(2種類の屋根を撤去・廃棄)
カラーベスト・コロニアルの上にカバー工法(重ね葺き)された「セキスイかわらU」。
下地が傷んでいなければ、かわらUだけを剥がし、カラーベストの上に再カバー工法することも可能です。
その方が費用を安く抑えられますが、屋根を軽量化したいとのご希望でしたので、二重になっている「かわらU」と「カラーベスト」の両方を撤去・廃棄して葺き替えることになりました。
既存下地の上に構造用合板を増し張りしてゴムアスルーフィングを張り、断熱材付きの横暖ルーフを施工。
ガルバリウム鋼板は雪が滑り落ち易いため雪止めも新設しました。
1階の屋根葺き替え。
2階と同じように「かわらU」と「カラーベスト」の両方を撤去・廃棄して構造用合板を増し張り。
バルコニー妻側の木が腐っていたので修理した後に屋根材と同色のガルバリウム鋼板平板を加工して取り付けました。
積水ハウスは、屋根から外壁へと続く壁際工事は構造的な問題で雨漏りし易いです。
カバー工法の場合は既存屋根の防水シートをそのまま利用できるためあまり問題になりませんが、積水ハウスの屋根を葺き替える場合は新規防水シート・雨押えの取り付けが外壁のパネルとパネルを接続する部材の影響を受けるため雨水が屋根材裏面へ流れ込む可能性があります。
そのため通常の壁際工事に加えて外壁パネルと接続部材の形に合わせてガルバリウム鋼板の平板を加工して二重の安全策を施しました。
屋根面積152.7㎡ 工事合計金額258万円(既存屋根材撤去・廃棄×2、雪止め、足場無し危険作業費・幕板塗装含む)
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セキスイかわらUのその他工事例はコチラをご覧ください。 |
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