屋根工事は業者選びで全てが決まります

屋根業者を選ぶ時のポイント

屋根工事でお客様が一番求めるものは、価格よりも工事の質や技術だという国民生活センターの調査結果があります。

施工技術の差

同じ屋根材を使っても仕上がりが全く違うのは、どうして?
屋根工事は業者の施工能力にむらがあり、金額だけでは量れない部分があります。
いっけん見た目は同じようであっても、よく見てみると工事の出来栄えが他と全く違う。
お客様から要望された屋根を扱ったことのない業者だと、カタログに掲載された写真を元に見よう見まねで工事した結果、最悪の仕上がりになるなどということが屋根工事では頻繁におきています。

また、綺麗に仕上がっていても、メーカーで規定された仕様を守らない施工をされてしまっては、
メーカー保証が受けられないばかりか、雨漏りなどにより家の寿命を大幅に縮めてしまうこともあります。
どうして、このようなことが起きるのか?
それは、業者により工事の質や技術に差があるからです。

お客様のニーズにあう商品知識が豊富で技術的にも優れている。
このような業者を探す必要があります。

屋根の葺き替えは業者選びですべてが決まる。

ですので、後で後悔しないためにも、屋根工事業者を選ぶポイントを十分に学んでください。
特に考えなければならないことについて以下の6項目を説明します。

チェック 工務店に依頼する

チェック お知り合いやご近所からの紹介

チェック 住宅メーカーから紹介された業者に頼む

チェック マスコミや新聞チラシで見た業者に頼む

チェック タウンページで業者を探す

チェック 悪徳業者について

工務店に依頼する。

家に関することだから工務店に頼めば何とかしてくれる、近くの工務店だから安心だし、と思うことも多いでしょう。

確かに工務店はどんな工事にも対応してくれるため頼れる存在ではありますが、屋根は工務店が直接工事しないことが殆どのため、工務店が元請けとなり実際の工事は下請けの屋根工事業者に行わせます。

中には利益をひいた後に屋根工事業者に丸投げする工務店も見られますが、下請けの屋根工事業者は常にギリギリの予算で工事をしなければならず、数をこなさなければ生活がなりたたないことから、工事の質が低下しがちになってしまいます。
また、ホームセンターに工事を依頼する場合も、かなりのマージンを取られるため通常よりかなり見積金額が高くなる場合もあります。

お知り合いやご近所からの紹介。

屋根の葺き替えを依頼する場合に多いのは、お知り合いやご近所からの紹介だと思います。
もちろん、紹介された屋根工事業者を選ぶのは間違いではありません。
お知り合いが紹介するくらいですから、悪徳業者だという可能性もまずないでしょう。その点では安心です。

ただ、紹介の場合も実はデメリットがあります
紹介されただけに、もし屋根の葺き替えが終わった後に、何か不具合があっても紹介してもらった方の手前もあり、なかなか強く言うことが出来ません。
また、見積り金額など明らかに相場より高くても「高過ぎる!」ということは言えません。

そして提案を受けた後で断るのにはかなり気を遣います。
下手に断ると、紹介してもらったお知り合いとの人間関係がおかしくなる可能性すらありますので、お知り合いからの紹介は、上記のようなリスクがあるということを覚えておいて下さい。

住宅メーカーから紹介された屋根工事業者に頼む。

もし、あなたが屋根の葺き替えを考える場合。
この家を建てた住宅メーカーに屋根工事業者を紹介してもらうケースが多いと思います。

「住宅メーカーの紹介だから安心だ!」と思うことでしょう。もちろん、きちんとした住宅メーカーの紹介の屋根工事業者でしたら、きちんとした屋根工事をしてもらえると思います。

ただ、値段が通常より高いのです。(相場より3~4割くらい高い場合もあります)。
なぜ通常より高いかといいますと、その理由は住宅メーカーへのマージン(紹介料)です。

住宅メーカーから紹介された屋根工事業者の仕事内容が良くないとか手抜きだとか言う話ではありません。
通常の相場より、値段が高くなるという意味です。
相場の値段できちんとした仕事をやってもらえる屋根工事業者を、ご自身で見つけて、浮いたお金(おそらく数十万円以上)で、他に必要な工事をされた方が良いのではと思っております。
そのためにも、ご自身で屋根工事業者をさがされるポイントを当サイトで学んで頂けたら幸いです。

マスコミや新聞チラシで見た業者に頼む。

テレビや雑誌、新聞のチラシを見て屋根工事を依頼する人も多いのではないでしょうか?

テレビや雑誌に載っている有名な会社だから信用できるだろう、新聞のチラシに屋根の葺き替えや塗装が安い!と書かれていたからと。

ですが、これらの媒体を通して依頼する知識のないお客様に対し、いい加減な見積内容や金額を提示する業者も一部にいるようですので注意する必要があります。

実際にあった相談事例

●チラシ広告を見て業者を自宅に呼び、戸建住宅壁のリフォーム工事を契約した。
 話が違うので解約したいがクーリング・オフできるか。(国民生活センター)

●新聞チラシを見てリフォーム業者の展示会に、その後営業担当者の来訪を受け、
 その場で契約してしまったが、図面等も作成されておらず、見積書が妥当かどうか意見を求めたい。
(国民生活センター)

●新聞チラシに外壁塗装が安いとあったので依頼した。
 屋根の葺き替えも同時に勧めれたが見積額があまりに高過ぎないか?
 住宅紛争処理支援センターの増改築相談員もいる会社なのに(当サイト)

●テレビを見て電話した業者が屋根にも上がらず、見積書もないまま高額な契約をさせられた。(当サイト)

会社の規模で業者を選ぶのは危険です!

業者を選ぶ際に、株式会社だから安心だ!などという考えは過去の話。
以前は、株式会社と有限会社がありましたが、2006年から有限会社の新規設立ができなくなり、株式会社に一本化、現在では資本金1円から設立できるようになりました。

お金がなくても簡単に株式会社を設立できるようになったため、新しく作っては潰すを繰り返すいい加減な会社も増えています。
また、従業員が多く単に施工件数が多いからという理由で選ぶのも危険な場合があります。
技術レベルも低く、手に負えない施工は他の業者に依頼しているケースもあるようです。

タウンページで屋根工事業者を探す。

タウンページ(電話帳)の"屋根工事"の欄を開きますと「屋根工事業者」の広告がたくさん出ています。
どの広告も素晴らしいことがたくさん書いてありますが、全く知識のないお客様が「どの業者が良いか」など分かるはずもありません。
「とりあえず、電話して、家に来てもらおう」と思って、電話して自宅に来てもらったら、上記の悪徳業者だったり、希望する屋根に不慣れな業者だったら最悪です。
広告ではどんな屋根工事業者か全く分かりません。
実際に、家から近い業者に依頼してボッタクリ被害にあった例も多々ありますので、タウンページ広告を見て屋根工事を依頼をするのはあまりお勧めできません。

実際にあった相談事例

(国民生活センターから引用)
●電話帳で屋根業者を探し見積りを依頼したが、「雨漏りの心配もあるので補修ではなく、屋根全部を葺き替えた方がよい」。
「今は工事の件数が多く、すぐに契約をしないといつ工事ができるかわからない」と言われたが、見積書の合計金額は300万円ほどになっており見積り金額が妥当かどうか見てもらいたい。

●台風で屋根が雨漏りしたため業者に修理を依頼した。
保険で対応されることがわかったら急に値上げし、工事終了後もまだ漏る。
雨漏りがまだ直らないのに支払うべきか。

屋根リフォームの見積もりを依頼しただけで、契約とされてしまった。

悪徳屋根業者について

新聞やニュースで"悪徳リフォーム業者"が連日問題になっています。
どの業界にも悪徳業者は存在するものですが、屋根工事業界にも残念ながら存在します。
多くの屋根工事業者は、本当に誠実です。ただ、一部の屋根工事業者は・・・

(1) 飛込みの屋根工事業者

「ピンポーン」と呼び鈴が鳴ったので玄関のドアを開けてみると突然、下記のように言い始めます。
「近所の工事をしている者ですが、屋根の上から見たらお宅の屋根が割れているようです。雨漏りして大変なことになる前に一度見てあげますよ。」

このように巧みな話で屋根に上がり、屋根をわざと割った上で写真を写し、あたかも以前から割れていたかのように屋根の葺き替えを勧める進める屋根業者です。

あなたが実際に見ることのできない屋根の上のことだけに、このように言葉巧みな営業マンに騙される人は後を絶ちません。

このような業者は、工事が雑な上に、相場の数倍もの金額を取られることになりますので、絶対に引っかからないように注意して下さい。

実際にあった相談事例

見積書も無いのに、高額な契約をしてしまった。
ある相談機関からの屋根相談。
●1年前、訪問販売業者に戸建住宅の屋根を含むリフォーム工事を依頼した。
工事が乱暴で、工事後、雨漏りがするので修理してほしい。

(2) 極端に値引きをする屋根工事業者

例えば、あなたが見積書を見て、その屋根工事業者に「200万円だと予算オーバーで高いです」と言ったとします。
その際に「分かりました。では、150万円でやります」というように突然に、極端な値下げをしてくる屋根工事業者が実際にいます。

適正な価格に大幅な上乗せをして、少しでも多くの利益を出そうとする屋根工事業者。
50万円引いてもなお、適正価格より高い金額であることが多く、屋根に何の知識もないお客様にお得感を演出して工事を受注しようとします。

ですので、一つの目安として、「少し、値段が高い」と屋根工事業者に言った際に"一気に値段を下げる"屋根工事業者は避ける方が懸命です。

良心的な屋根工事業者でしたら、あなたがお願いできる金額の範囲で、再度、提案内容を考えて、その金額の範囲内で葺き替え可能な屋根材を選択しベストな提案をしてもらえるはずだからです。

実際にあった相談事例

(国民生活センターから引用)
●屋根の塗装工事を契約したが、契約金額を修正液で書き直された。
●先日自宅に来た業者と外壁の塗装工事の契約をした。工事費を100万円値引きしてくれたが、かえって不安になった。

(3) 他社の提案内容でそのまま工事をしようとする屋根工事業者

あなたがすでに屋根工事業者から葺き替え工事の提案を受けているとします。
そして、次に会った別の屋根工事業者に「これは他の屋根工事業者からの提案ですけど、同じ内容で工事したいです」と希望を話し、「この提案内容で葺き替え工事をお願いすると、金額はどれくらいになります?」と屋根工事業者に言ったとします。

それに対する回答が、「うちの会社でしたら、この提案内容のままで、この会社の20%安い金額で葺き替えますよ。うちは、お客様のことを考えて安くやりますから」などと言ってくる屋根工事業者。
これもかなり悪質な屋根工事業者だと考えていいでしょう。

「同業者の提案内容と同じでやります」ということ自体、良心的な屋根工事業者ですとプライドもありますし、モラルの問題もありますので普通はありえません。

また、他社の提案内容のままで、値段を抑えるということは、必ずどこか目に見えない部分に手抜き工事をするということです。
どこかの材料費を抑えないと価格は安くできません。
このような業者は、工事も適当で、後々トラブルになる可能性があります。

信頼できる業者とは?

屋根には様々な形状があり、経験不足の業者には対応出来ないという例も多々あります。
信頼できる業者とは、屋根の専門家として十分な経験を持ち、誰にも負けない知識や技量を身につけているだけでなく、お客様の意向を伺った上でご希望に沿う工事内容を提案できる人です。
何よりお客様に対し常に誠実である必要があります。

"屋根無料見積.com"にご参加頂いている屋根工事業者は、どの屋根工事業者も最初から「売り込まれたくない」「連絡先を最初から明かしたくない」というあなたの気持ちを尊重して頂いた上で、ご加盟頂いております。
上記の内容をきちんと取り入れてくださる屋根工事業者から提案や見積などを受取ることも出来ますし、嫌な売込などを受ける心配も一切ございません。
とにかく「営業して契約してしまえ!」「売上第一!」などと考えている屋根工事業者は、加盟していません。
是非とも、本当にあなたのことを考えた良心的で誠実な屋根工事業者から、提案を受けてみませんか。また、相談をしてみませんか?

屋根の葺き替えで後悔したくない方は、当サイトからの見積りと是非比較検討してみて下さい
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