屋根葺き替えのメリット・デメリット、注意点

屋根葺き替えに関心をお持ちの方へ、この記事では「屋根葺き替え」とは何か?
その工事の流れ、メリット・デメリット、さらに屋根勾配の重要性と適切な選び方、信頼できる業者の見つけ方まで詳しく解説します。

屋根葺き替えは、住まいの寿命を延ばすだけでなく断熱性能の向上や美観の向上にもつながります。
一方で、コストや工事期間、騒音といったデメリットも存在します。
さらに、適切な屋根勾配を選ぶことで屋根の耐久性と機能性を最大化することができます。
この記事を読むことで、屋根葺き替えに関する基本的な知識と実際に工事を依頼する際に役立つポイントを理解し、適切な判断をするための助けになる情報が得られます。

屋根葺き替えとは?

基本的な定義

屋根葺き替えとは、家屋の屋根材を全て取り除き、新しい屋根材に交換する工事を指します。
築年数の経過による劣化や損傷、耐久性の向上、断熱性能の改善などを目的としています。

屋根葺き替えが必要となる理由

  • 経年劣化
  • 断熱性能の低下
  • 美観の向上

経年劣化について

屋根材は長い年月を経ると劣化し、雨漏りや水浸しが発生する可能性があります。
具体的な経年劣化の例として以下の損傷があります。

損傷の種類 発生原因 影響
ひび割れ 紫外線や気温変化 雨漏りの原因となる
コケ・藻の発生 高湿度や陰の多い場所 外観の劣化と滑りやすさ
シーリングの劣化 長年の使用 防水性能の低下

耐久性向上のための材料選択

  • スレート:コストパフォーマンスが良く耐久性と美観を兼ね備えている
  • 金属屋根:耐久性が高く、長寿命なため、再塗装が容易

断熱性能の低下について

屋根断熱材の劣化により、屋根からの熱損失や雨音が大きくなります。
この問題を解決するためには、以下の手段があります。

断熱性能改善の手段
  • 断熱材の追加:屋根材の下に断熱材を追加し熱損失を抑える
  • 屋根換気の設置:屋根裏の熱を排出し室内の温度を適切に保つ
  • 太陽光反射材の利用:屋根材に太陽光を反射する特殊塗料を使用し室内温度を下げる

美観の向上について

外観の改善を図るために、古い屋根材を新しいデザインの屋根材に交換することが多いです。
美観の向上は、住宅の価値やエネルギー効率の向上にも繋がります。

屋根葺き替え工事の流れ

屋根葺き替えの工程写真
屋根葺き替え手順。
工事工程は、まず古い屋根を剥がして廃棄します。
屋根を剥がすと下地(野地板)がありますが、その上に新しい下地を増し張り、または張り替えて補強します。
新しい下地の上に防水シート(ルーフィング)を施工し、新しい屋根材を取り付けます。

事前準備

屋根の葺き替え工事を行う前に、事前準備が必要です。
この段階では、以下のステップが含まれます。

  • 施工業者との事前打ち合わせ
  • 工事内容と工事期間、スケジュールの確認
  • 足場の設置
  • 安全対策の確認

施工業者との打ち合わせでは、屋根材の選定や工事の詳細スケジュール、また予算に関して話し合います。
隣家への告知も大切で、工事の開始日や工事期間、騒音の発生時間について事前に知らせることでトラブルを未然に防げます。

既存屋根の撤去

既存の屋根材を取り外す作業です。
これにより、新しい屋根材を設置するための下地が現れます。

  • 古い屋根材の撤去
  • 廃材の処分
  • 下地の清掃

特に古い屋根材の撤去は、アスベスト含有の可能性があるため適切な処置が必要です。
廃材は法令に基づき適切に処分されます。

下地の点検と修繕

屋根の下地が健全であるかどうかを点検し必要な修繕を行います。
これにより新しい屋根材の設置が確実かつ安全に行えます。

点検項目 修繕内容
下地腐食の有無 腐食部分の取り替え
下地劣化の確認 増し張り、または張り替え
防水シートの確認 防水シートの取り付け

腐食部分の取り替えや下地増し張りは耐久性を向上させます。
防水シートも新しくすることで雨漏りリスクを減らせます。

新しい屋根材の取り付け

屋根葺き替えで最も重要な新しい屋根材の取り付け。
工事後のトラブルを防ぐための3項目について。

  • 正しい工事方法
  • 必要部材の使用
  • 丁寧な工事

屋根材の取り付けは正しい工事方法で必要な役物も取り付けないと工事後の雨漏りトラブルだけでなく、屋根寿命を大幅に縮めてしまう可能性もあります。
また新しい屋根材を傷付けないよう丁寧に工事することは、錆びによる屋根塗装や屋根材の入れ替え・再葺き替えの防止につながります。

最終確認とお手入れ

工事が完了した後に、最終確認とお手入れを行います。
これにより、長期的に快適な住環境を保つことができます。

  • 清掃および廃材の撤去
  • 施工後の最終点検
  • お手入れ方法の説明
  • 保証期間の確認と保管

最終点検では、すべての工程が適切に行われたかどうかを確認します。
清掃や廃材の撤去も重要で工事後の安全と清潔性を保ちます。
お手入れ方法についても施工業者から詳細な説明を受け、保証期間についてもしっかりと確認し書類を保管します。

屋根葺き替えのメリットとデメリット

メリット

屋根の軽量化

屋根の葺き替えは、既存屋根材より軽い屋根に取り替えることで屋根を軽量化でき地震対策になります。
瓦屋根からスレート屋根への葺き替えで重量は1/2以下、瓦屋根からガルバリウムへの葺き替えで重量は1/10、スレート屋根からガルバリウムへの葺き替えで1/4へ軽量化することができます。
例えば、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根に変更することで耐震性だけでなく、耐久性が大幅に延びることがあります。

雨漏り対策と屋根寿命

屋根の葺き替えは、既存の屋根材を新しいものに取り替えることで、何度修理を繰り返しても直らなかった雨漏りの根本的な原因を解決できるため屋根寿命を延ばすことができます。

美観向上

屋根の葺き替えは、建物の外観を大幅に改善することができます。
新しい屋根材にすることで見た目が新しくなり家全体のデザインの統一感が増します。
また、好みの屋根材への変更も可能で住まいの個性を一層引き立てることが可能です。

デメリット

工事費用が高い

屋根の葺き替え工事は、屋根材の撤去や廃棄・下地工事が必要なぶん、カバー工法に比べて工事費用は高くなるため、予算には余裕を持って計画することが重要です。
たとえば、一般的な瓦屋根での葺き替え費用は100万円を超え、高額な場合は300万円以上かかることもあります。

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屋根葺き替え費用についてはコチラ

工事期間が長い

屋根の葺き替え工事は、古い屋根材の撤去や下地工事にに多くの時間を要します。
そのため工事期間が長くなるため日常生活にも影響を及ぼすことがあります。
一般的には足場設置も含めて2~3週間かかることがあり、天候や建物の状況によってさらに時間が延びることもあります。

作業の騒音

屋根の葺き替え工事は、騒音を伴う作業が含まれます。
特に既存の屋根材を撤去する際には大きな音が出ることがあります。
このため、近隣住民への配慮も必要になります。
事前に音が出る作業の日程を周辺に告知し、適切な時間帯に作業を行うことで近隣トラブルを避けることができます。

【動画で説明】屋根葺き替えのメリット・デメリットと工事の方法。

こんな時は、屋根葺き替えを選びましょう

1:屋根が傷んでいる場合。

1-1:屋根本体の痛み。

屋根本体の痛みと屋根葺き替え
①:瓦屋根はカバー工法が出来ないため施工法は屋根葺き替えのみになります。
②:スレート屋根は、施工法として葺き替えとカバー工法の2種類が選択可能ですが、屋根表面の凸凹が酷い場合、カバー工法だと新しい屋根にも影響してしまう可能性があります。

1-2:下地(野地板)の腐り、強度不足。

屋根下地が傷んで屋根葺き替え
下地が腐っていたり、下地強度が弱くなっている屋根の場合は葺き替えしかできません。
下地が傷んだ屋根にカバー工法すると屋根材を固定する釘やネジの引き抜き強度が低下しているため台風や強風で屋根が剥がれる可能性が高くなります。

下地が合板の場合は、腐っていなくても「老ける=脆くなる」という現象も起こります。(合板は、薄い板を張り合わせ1枚の板になっていますが接着強度が低下するとバラバラに剥がれてしまいます)
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屋根カバー工法(重ね葺き)のメリット・デメリットについてはコチラ

1-3:ガルバリウムに屋根を葺き替えて雨漏りした場合。

ガルバリウムへの屋根葺き替えで雨漏りトラブル
瓦屋根やスレート屋根をガルバリウム鋼鈑屋根に葺き替えていたり、カバー工法した屋根が雨漏りしている場合。
原因は工事内容の問題なので修理で直ることはありません、一度剥がして屋根の再葺き替えが必要があります。(下地が腐っていなければ再カバー工法が可能な場合もあります)

2:勾配に適さない屋根が施工されている場合。

スレートに屋根葺き替えしたら雨漏り
屋根材には施工して良い屋根勾配が決められています。
勾配に合わない屋根材が取り付けられている場合は雨漏りしている事が多く、勾配に適した屋根材への葺き替えが必要です。

屋根勾配を計る計測器瓦屋根では勾配問題は殆どありませんが、スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)、横葺きタイプの亜鉛メッキ鋼鈑やガルバリウム鋼板屋根の場合。
適正勾配を守らず施工された屋根の殆どが雨漏しています。
横葺きタイプの屋根を施工するには2.5寸以上の屋根勾配が必要です。

3:屋根を軽くしたい場合。

地震対策として屋根を軽くしたい場合に適した施工法は屋根葺き替えです。
まず現在の屋根がどれ位の重さがあるのか説明します。
ガルバリウム鋼板と瓦の屋根重量の違い
【屋根材別の重さ(1坪=3.3㎡)】
・瓦屋根の重さは、1坪で165kg。
・スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)は、1坪で68kg。
・ガルバリウム鋼板は、1坪で16.5kg。(横葺き断熱材付きタイプの場合)

屋根葺き替えでの屋根の重量変化(屋根面積80㎡と仮定した場合) 
瓦屋根を ⇒スレート屋根  4,000kg → 1,650kg 
瓦屋根を ⇒ガルバリウム鋼板  4,000kg →  400kg
スレート屋根を ⇒ガルバリウム鋼板  1,650kg →  400kg

瓦屋根の重量変化。
瓦屋根をスレート屋根に葺き替えると重さは1/2以下になり、ガルバリウム鋼鈑では約1/10へと軽くなります。
スレート屋根の重量変化。
スレート屋根をガルバリウム鋼鈑に屋根を葺き替えると屋根の重さが1/4になります。
因みにカバー工法した場合は、現在の約1.2倍に重くなります。
スレート屋根は、瓦屋根ほど重い屋根ではありませんが、築年数が経過するに従い家の躯体強度も下がるため地震対策としてカバー工法より屋根葺き替えを希望されるお客様もいらっしゃいます。

屋根が軽くなると家全体の重心が低くなり地震による揺れを軽減できるため振り子現象による家屋倒壊リスクを軽減できます。

4:ソーラー(太陽光発電)を取り付けたい場合。

ソーラー付ける場合の屋根工事方法は屋根葺き替え
ソーラーシステムは、カバー工法で施工された屋根には取り付けできない場合もあります。
取り付け前に予め屋根を綺麗にしておこうなどと考えると後悔することもありますので事前に確認しておきましょう。

屋根葺き替えで雨漏り防ぐ屋根勾配の重要性

屋根勾配とは何か?

屋根勾配(やねこうばい)は、屋根の傾斜角度を指し、通常は水平距離に対する垂直距離の比率で表されます。
一般的には、3寸勾配(約16.7度)や4寸勾配(約18.4度)などが使用されますが、勾配によって、施工可能な屋根材が限定されます。

屋根材の特性に適した勾配

使用する屋根材によっても、最適な屋根勾配は異なります。

屋根材 最適な勾配
瓦屋根 3寸以上
スレート屋根 2.5~3寸以上
ガルバリウム鋼鈑屋根(横葺き) 2.5~3寸以上
ガルバリウム鋼鈑屋根(縦葺き) 0.05寸以上

屋根勾配に適した屋根材への葺き替えは、
工事後に 雨漏りトラブルが起こるかどうかの分岐点 になるので非常に重要です。

屋根材には、瓦・スレート(コロニアル)・金属屋根(ガルバリウム鋼板など)の3種類ありますが、葺き替え可能な屋根材は下画像の3パターンに限定されます。
屋根勾配の影響受ける屋根葺き替えて良い屋根・悪い屋根

屋根勾配による影響

屋根が複雑な形状をしていたり、屋根勾配に適さない屋根材は工事後の雨漏り原因です。
葺き替えには適切な屋根材と工事方法の選択が必要で、これを考えず工事されてしまうと再工事や定期的なメンテナンスが必要になるので注意しましょう。

  • 急勾配の屋根:水はけが良いため、メンテナンス頻度は低くなりますが、高所作業が難しくなります。
  • 緩やかな勾配の屋根:メンテナンスはしやすいものの、水はけが悪く、定期的な点検が必要です。

瓦の屋根葺き替え事例(屋根勾配の問題なし)

<屋根勾配の制限なし>
瓦は勾配3寸以上の屋根に施工されているため屋根勾配の問題はありません。

瓦屋根を →金属屋根(ガルバリウム鋼板)・スレート屋根・瓦屋根へ。

瓦屋根をガルバリウム鋼板屋根へ

瓦からガルバリウム鋼板への屋根葺き替え事例
地震対策で瓦屋根をガルバリウム鋼鈑屋根へ。
土葺き瓦の総重量15トン⇒約1トンに軽量化。 屋根工事例へ

瓦屋根をスレート屋根へ

瓦からスレートへの屋根葺き替え事例
地震で崩れ強風で飛ばされ瓦屋根をカラーベスト・コロニアルへ。屋根工事例へ

瓦屋根を瓦屋根へ

瓦から瓦への屋根葺き替え事例
瓦屋根の地震対策。
防災瓦に葺き替えて棟部は地震・耐風対策として棟補強金具取り付け。この施工例へ

瓦屋根の説明ページへ

スレートの屋根葺き替え事例(屋根勾配に注意)

<屋根勾配2.5寸以下は施工不可の屋根材あり>
スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)は規準勾配2.5以上から施工可能になっていますが、規準勾配以下に施工されたスレート屋根もあるため注意が必要です。
スレート屋根の葺き替えをする場合は、工事後の雨漏りを防ぐため勾配を確認して下さい。

スレート屋根を →スレート、またはガルバリウム鋼板(金属屋根)へ。

スレート屋根をガルバリウム鋼鈑(横葺きタイプ)へ

スレートからガルバリウム鋼板横葺きへの屋根葺き替え事例
屋根重量を考えガルバリウム鋼鈑へ。
近所の業者にカバー工法を勧められているが屋根葺き替えに変更。屋根工事例へ

スレート屋根をガルバリウム鋼鈑(縦葺きタイプ)へ

スレートからガルバリウム鋼板縦葺きへの屋根葺き替え事例
屋根勾配の問題で縦葺きガルバリウム鋼鈑へ。
施工してはダメなスレート屋根が施工されていたが、また施工してはダメな横葺き屋根を勧められた。
屋根勾配、2.5寸勾配以下に該当 (実質勾配2寸)屋根工事例へ

スレート屋根(カラーベスト・コロニアル)の説明ページへ

ガルバリウム鋼鈑の屋根葺き替え事例(屋根勾配に注意)

<屋根勾配2.5寸以下は縦葺きタイプのみ施工可能>
ガルバリウム鋼鈑は横葺き・縦葺きタイプで施工可能な規準勾配に違いがあります。
横葺きタイプは、2.5寸という規準勾配以下の屋根に施工されてしまうと雨漏りして再葺き替えが必要になります。

ガルバリウム鋼板(金属屋根)を再度ガルバリウム鋼板へ。

横葺きタイプを縦葺きタイプへ(再葺き替え)

ガルバリウム鋼板横葺きから縦葺きへの屋根葺き替え再工事例
トタン屋根を横葺きタイプにしたら雨漏り。工事したリフォーム業者に屋根塗装すれば直ると言われ塗装したが直らないので専門業者に見てもらいたい。
屋根勾配、2.5寸勾配以下に該当 (実質勾配2寸)屋根工事例へ

トタン屋根の説明ページへ

横葺きタイプを横葺きタイプへ(再葺き替え)

ガルバリウム鋼板横葺きから横葺きへの屋根葺き替え再工事例
瓦をガルバリウム鋼鈑に屋根葺き替えしたら直ぐに雨漏り。工事した業者が何度修理しても直らない。 屋根工事例へ

ガルバリウム鋼鈑屋根の説明ページへ

屋根葺き替え業者の選び方

業者選びのポイント

信頼できる屋根葺き替え業者を選ぶためには、以下のポイントを考慮しましょう。

  • 事前調査 : 下地(野地板)の痛みをきちんと見極められる業者に依頼しましょう。
    下地が弱っているのに葺き替えでなくカバー工法してしまうと、屋根を固定するネジや釘が効かなくなり強風で屋根が剥がれ飛んでしまい多額の修理費用が掛かります。
    不慣れな屋根材を施工したことでの雨漏り事例も増えていますので、ご希望の屋根材がある場合は、その屋根材を専門にしている業者で、尚且つ専門資格や専門技術を持つ業者に依頼しましょう。
  • 資格や専門技術 : 屋根には瓦・スレート(カラーベスト・コロニアル)・トタン・ガルバリウムなどがありますが、それぞれの屋根材毎に専門業者がいます。
    一社で全ての屋根材を扱う事は不可能で、それぞれ得手不得手があります。
    不慣れな屋根材を施工したことでの雨漏り事例も増えていますので、ご希望の屋根材がある場合は、その屋根材を専門にしている業者で、尚且つ専門資格や専門技術を持つ業者に依頼しましょう。
はじめて屋根を葺き替える時に大切なことについてはコチラ
  • 適切な施工法 : カバー工法だと古い屋根と防水シート(ルーフィング)が二重になって残るので「雨漏りしにくい」などと葺き替えよりカバー工法を勧められるお客様も多いようですが、屋根の状態を診断し適切なリフォーム方法が何かという視点で適切な施工法を提案してくれる業者を選ぶことが大切です。
    「技術が未熟で屋根葺き替え工事が出来ない」 または「 アスベストが入った屋根材を処理する資格が無い」 という理由で、下地が傷んでいるにも関わらずカバー工法を勧められることがあるので注意が必要です。
    わずか数年で再工事になる例も多く起きています。
    「カバー工法は適切な施工法だったか?」は、コチラ
  • 複数の業者に見積依頼依頼 : 複数の業者から見積もりを取り比較した方が良いと言われていますが、見積費用を安く抑えるため、必要な工事や付属部材を使わずトラブルが起こるケースが増えています。
    屋根材メーカーで決められた工事方法を守っていなかったり、独自の方法で工事されてしまうと雨漏りトラブルが起こりメーカー保証が受けられなかったり、再葺き替えが必要になるため安さ優先での業者選びは危険です。
  • 施工保証 : 施工後に何か問題があった際に対応してくれる保証がある業者を選ぶことが重要です。
    また、保証内容の詳細についても確認し、書面で保証書を受け取るようにしましょう。
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屋根の葺き替えについての良くある質問FAQはコチラ

屋根葺き替えでの雨漏りトラブル相談例

相談内容:「トタンをスレートに屋根葺き替えしたら雨漏りするようになった」
「コストを抑えながら、あと20年は持たせたい」とご相談頂きました。

【葺き替えて良い・悪い屋根】の勾配2.5寸以下に該当。

【元々の屋根は、1.5寸勾配のトタン屋根
トタン屋根をコロニアルへ葺き替え、雨漏りで腐った野地板
(スレート屋根を剥がしてみると野地板がボロボロに腐っていました)

【問題解決までの道程】
屋根の雨漏り原因。
近所の工務店に依頼し「トタンをスレートに屋根葺き替えた」
(スレートは屋根勾配の問題で施工不可の屋根材でした)
結果:雨漏り
雨漏りを直すため、リフォーム業者に電話した。
リフォーム業者から「横葺きガルバリウム鋼板でのカバー工法を勧められた」
(横葺きガルバリウム鋼板は屋根勾配の問題で施工不可の屋根材でした)
屋根無料見積.comの説明を読んでリフォーム業者の提案内容に疑問を感じた
屋根無料見積.comに電話で相談。
この屋根に 唯一施工可能な 縦葺きガルバリウム鋼板をお勧めして屋根葺き替え。
結果:雨漏り原因が解消されました。
スレート屋根の下にあったトタン屋根の腐食 →屋根葺き替え完成写真。
屋根勾配に適した屋根材への屋根葺き替え事例
【屋根が腐った原因】
元のスレート屋根は、屋根と屋根の重なり部分から雨水が入り込み下地板(野地板)がボロボロに腐っていました。
腐った下地板を剥がしてみると、その下にはトタン屋根が残っていてトタン屋根だけでなく、さらにその下に元々あった下地板まで腐っていました。
【お客様の感想】
工務店もリフォーム業者の提案も思ったのと違ったというお客様。
■「きちんとした業者が少ない事が本当に分かった。」
■「初めから頼んでいれば余計なお金を使わずに済んだのに・・・」
と言っていらっしゃいましたが、屋根勾配や屋根の痛みを的確に診断し適切な施工法を提案することが非常に重要です。

屋根葺き替え後に修理が必要になり数10万、再葺き替えで100万円以上のお金が無駄になるケースも多く発生しています。
たとえ見積額が10万・20万円安かったとしても、「きちんとした技術を持つ業者か?」「適切な工事方法を提案しているか?」を見極めることが重要です。

ガルバリウム鋼鈑屋根の雨漏りトラブル事例へ


『ガルバリウム鋼板屋根、雨漏りトラブルが増えている原因』
ガルバリウム鋼板屋根は、もともと金属屋根職人が専門的に行っていた工事です。
しかし、地震による影響から屋根の軽量化=ガルバリウム鋼板の需要が急増したことで、今まで金属屋根をやったことのない屋根業者や屋根以外の業者が多く参入、これが施工トラブルが激増する原因になっています。

圧倒的な差が出るガルバリウムの役物工事
屋根葺き替えで重要な役物工事ヵ所
↓
役物は非常に雨漏りし易く、工事内容の差が屋根寿命に影響を与える重要な工事です。
屋根葺き替え雨漏りし易い部分

金属屋根は非常に専門性が高く、他のリフォーム工事と同じように考えることは出来ません。
きちんとした金属屋根の施工法を知らない業者を紹介された結果、工事直後~10年未満で再葺き替えが必要になるなどのトラブルが全国で激増、本物の専門業者は業界に1割程度しかいないと言われているため業者選びは非常に重要です。

まとめ

屋根葺き替え工事は、屋根の寿命を延ばし、断熱性能や美観を向上させるために非常に効果的です。
しかし、高額なコストや工事期間の長さ、騒音といったデメリットも存在します。
適切な屋根勾配を選ぶことが重要であり、これにより雨水の排水性が向上し、屋根材の寿命が延びることが期待されます。
さらに、信頼できる業者の選び方と見積もりのポイントを押さえておくことで、安心して工事を進めることができます。
総じて、屋根葺き替え工事を検討する際は、事前の情報収集と計画が成功の鍵となります。


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