
トタン屋根を、横葺きガルバリウムに葺き替えたら雨漏り。
雨漏り原因を屋根勾配と考えたお客様(埼玉県所沢市の事例)
| お客様からの依頼内容。 |
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トタン瓦棒を横葺きのガルバリウム鋼板(金属屋根)に葺き替えたが雨漏りしているので三晃式に葺き替えたいとお電話頂きました。 |
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昨年、工事したリフォーム屋に修理してもらったそうですが、その際の修理方法は屋根塗装。 |
ガルバリウム鋼板屋根の雨漏り原因。

トタンから葺き替えた屋根は、断熱材付きガルバリウム鋼板の横暖ルーフでした。
横暖ルーフは、2.5寸(14度)以上の屋根勾配から施工可能とメーカー規定で決められています。
その理由は、屋根勾配の緩い屋根に施工すると雨漏りの原因になるからです。
勾配の緩い屋根に横暖ルーフを施工した事が雨漏り原因なのに、リフォーム業者が根本的な原因も分からず安易に塗装すれば直ると、お客様に勧めた事は理解できません。
▶ 横暖ルーフについてはコチラ
上の写真説明。
1:ガルバリウム鋼板を剥がしていきます。
屋根最上部の本体は、一般的な屋根業者としては珍しく、きちんと立ち上げ加工がされていました。
ですが、その後がいけません。
立ち上げた本体は、右写真のように笠木の手前(下側)で止めるべきなのに、実際は立ち上げた本体の手前に笠木を取り付けて上からネジ止めしてあり、ネジが本体を貫通していました。これも雨漏りの原因になります。
2:屋根材本体を止めていたのは、鉄の丸釘でした(上写真3)
本来なら最低限、メーカー仕様書に従いステンレスのスクリュー釘を使う必要があります。
見積費用からではどんな材料が使われ、どんな工事をされるか分かないので注意が必要ですね。
4:屋根材を剥がすと防水シート表面が濡れたように見える所がありました。
5:防水シートを剥がしてみると野地板が腐り、大量のカビが生えています。
6:見積時では分からず、防水シートを剥がして初めて分かることでしたので追加費用が必要になりましたが、腐って使えそうに無い野地板は剥がして入れ替えました。
縦葺きガルバリウム鋼鈑屋根に葺き替え。

粘着タイプのタディスセルフルーフィングを貼り、屋根材は勾配5/100から施工可能な嵌合式のスタンビー極み-MAXを使用。本体棟部はきちんと立ち上げ加工しています。
三晃式より見栄えの良い屋根材を提案させて頂きました。
屋根面積58.8㎡ 工事合計金額103万円(野地板取り換え19㎡、雪止め、足場代含む)
初めから当サイトへご依頼頂いていたら100万円を無駄にすることもなかったでしょう。
ガルバリウム鋼板をきちんと工事している業者は10社に1社程度しかいません。
屋根の葺き替えやカバー工法をお考えの場合は、きちんと施工出来る業者に依頼する必要があります。
▶ 屋根葺き替えについてはコチラ
▶ ガルバリウム鋼鈑屋根のトラブル相談例はコチラ
この記事を書いた人

- 屋根無料見積.com運営責任者
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屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。








