積水ハウスのスレート屋根リフォーム:屋根工事例77
コロニアル屋根葺き替え工事。埼玉県鶴ヶ島市
過去2回、家を建てたハウスメーカー(積水ハウス)に屋根塗装をしてもらったが今回は屋根の葺き替えが必要と言われた。
しかし出された見積額は予算を大幅に超えていたと当サイトにご依頼頂きました。
2階屋根の傷み。
白丸1:棟部分は通常横から釘を打つものですが、脳天打ちになっていました。
塗装した時に打たれたものと思われますが、脳天打ちは雨漏りの原因になります。
白丸2:棟が本体から2センチほど浮いていました。雨が浸入し下地を腐らせる原因です。
白丸3:鼻隠し板の腐り。
2階屋根の施工。
屋根勾配が緩いので計ってみたら、なんと一寸二分しかありません。
他の屋根屋さんには横葺きの屋根を勧められたそうですが、この勾配で横葺き屋根を施工してしまうと後日必ず雨漏りします。(勾配の緩い屋根に横葺タイプを勧める業者には絶対頼んではダメです)
緩勾配に適した屋根材⇒縦葺きのスタンビーで施工させて頂きました。
白丸:軒先の木材が腐って雨樋に落ちていました。(これも緩勾配による影響、あちこち傷みます)
1階屋根の傷み。(緩勾配による影響)
白丸で囲った部分を拡大してみると、屋根本体が陥没しているのが分かります。
コロニアル本体を剥がしてみると下地が腐り、裏の軒天(上裏)まで腐って剥がれています。
1階屋根の施工。
バルコニー下の屋根の張り替えに伴いデッキ材も新しく取り換えました。
玄関部の屋根は雨仕舞の良い瓦棒屋根へ構造変更。塗装前と塗装後の外観写真。
セキスイハウスのコロニアル屋根葺き替え完成写真。
屋根面積142㎡ 工事金額合計 237万円(塗装、雨樋、デッキ材取替え、換気棟含む)