積水ハウスのかわらu雨漏り、三晃式屋根への葺き替えbefore&after

屋根裏全体に雨が入り込んでいると言われ夜も眠れない。

近隣業者2社の説明では分からなかったことが分かった。

アスベスト処理に相当費用が掛かると言われた

お客様からの電話相談。
先月、2階の一部屋だけ雨漏り。
知人の紹介で見積もりをお願いしたが、現場調査からほぼ一か月たつが見積もりを出してもらえていない。不誠実でがっかりした。

御サイトを拝見し、近隣業者(紹介含む)さん2社の説明では分からなかったことが分かった。
2社とも、屋根はセキスイuアスベストを含む。(御サイトでは、含むものと、含まないものの説明があり状況を見ると含まないものに思えてならない。)
アスベスト処理に相当費用が掛かると言われた。

推定4.5年前くらい前かわらuに塗装が施してあるが「屋根裏全体に雨が入り込んでいるだろう」とのことで夜も眠れない。
「しばらく建て替えの予定はないので、長持ちして経済的な屋根希望だが費用や、勾配についても知識がないので専門業者さんにご意見アドバイスをお願いします」とご依頼頂きました。

かわらUの劣化症状(ゼロアスベスト)

積水ハウスのかわらu劣化状況
お客様の判断は正しいです。このかわらuは、アスベストを含んでいません。

そのため、このような痛み方をしているのですが、
①② 塗装後も屋根は割れたまま。
③ 笠釘が浮き雨が侵入。
これは普通の塗装屋さんに頼んではいけない典型的な例で、塗装屋ではきちんと修理出来ません。
④ 工事するまでの間、担当業者さんが雨漏り原因と考えられる部分に、コーキング処理しておきました。
⑤ 白く見える部分は塗料が載らなかった部分です。
アスベストを含まないタイプは、塗装した直後は塗れたように見えても後でこのような状況になってしまいます。

積水ハウスの雨漏り、葺き替え・カバー工法の事例はコチラをご覧ください。

悪質な屋根業者の工事

「何も知らずに購入されたお客様が可哀想だよ」と担当業者さんが言っていた屋根。
かわらuとコロニアル、トタン屋根が混在し雨漏りしていた積水ハウスの屋根撤去作業
かわらuの下は片面にコロニアル(スレート屋根)、もう片面にトタン瓦棒が施工されており、屋根の厚みの違いから段差が出来ておりメチャクチャな工事がされていたとのこと。
コロニアルを絶対に施工してはいけない緩い屋根勾配なので当然雨漏りします。
雨漏りを止めるため屋根材の継ぎ目すべてがコーキングでガチガチに固められていましたが、このような修理で雨漏りを止める事はできません。

コロニアルの上に、かわらUが重ね葺きされているので雨漏りしなさそ~にも思えるのですが、コロニアルを剥がしていると至る所から雨水が流れ出てきました。
前の持ち主は悪質な屋根業者の言うがままお金を払い続け、カモにされていたとしか思えません。

緩勾配屋根にも対応可能な三晃式トタン屋根の施工

積水ハウスの屋根を三晃式瓦棒屋根に葺き替え
二重になった屋根の全てを撤去して下地張り替え、ルーフィングを二重張り。
雨漏りを完全に防ぐため普通のトタン瓦棒でなく緩勾配に適したタルキの入らない三晃式トタン屋根に葺き替え。
暑さ対策として換気棟も取り付けました。
(トタン屋根を工事できても三晃式トタン屋根を工事できない業者が多いです。三晃式をお使いの場合は当サイトへお問合せ下さい)

屋根面積82㎡ 工事金額合計 127万円(二重屋根撤去廃棄、換気棟、雪止め、足場代含む)

セキスイかわらUのその他工事例はコチラをご覧ください。
横須賀市の屋根葺き替えは「神奈川県の屋根工事例」をご覧ください
屋根職人の技術レベルが違う理由:修行した職人と修行していない職人の差とは

屋根葺き替えで後悔したくない方は、当サイトからの見積りと是非比較検討してみて下さい
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この記事を書いた人

市川 清信
市川 清信屋根無料見積.com運営責任者
屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。

また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。