ガルバリウム鋼板屋根の工事で後悔
ガルバリウム鋼板の事例1
一見普通の屋根ですがと題された投稿画像。
何社にも見積依頼して厳選したそうですが・・・業者選びで思わぬ事態に。
(投稿者:「雨が漏らないか心配です。」「この業者は年間数えきれないくらい屋根を葺いているそうです、恐ろしいことです」とコメントされていました。)
画像を拡大して見てみると
1枚目→ コーキングでベタベタに。見栄えが悪いだけでなく、劣化すれば直ぐに雨が漏る。
2枚目→ 軒先をくるんでいないため雨水が浸入して内部を腐らせてしまう。
3枚目→ 穴の開け方が悪く軒樋から雨が漏る。
4枚目→ 雨樋の取り付け位置が低すぎて雨水が入らない。
実は、このような “雑な工事”、非常に多く行われています。
こんな例も・・・
ガルバリウム鋼板の事例2ーやり直し工事
屋根工事が安い!と、ネットに書かれた業者へ依頼。
でも、工事内容に疑問を感じ説明を求めたら・・・
「2か月間も放ったままになっていて、お金も返ってこない」とのこと。
「工事がいい加減なので、もう一度、一からやり直して欲しい」と、ご依頼頂いた例です。
[担当業者さんからの報告写真で内容説明]
① ルーフィング(防水シート)に隙間、しかも上下逆に張られている。
② ルーフィングが全く張られていない。
③ ルーフィングが切れてる。
⇒ 施工技術の低い業者ほど「屋根工事など少々いい加減でも、防水シートがあるから直ぐには雨が漏りしない。大丈夫!」などと考える業者が多く見受けられます。
ですが、この業者はそんな考えさえ無かったようです。
④ 軒先スターターに隙間が! →経費節約?
⑤ 軒先スターターに隙間が! →屋根からの雨水が雨樋に入りません。
⇒ いくら見積額が安くても、こんな所で帳尻合わせをされてはたまりませんね。
⑥⑦ 軒先スターターの取り付けが悪く、浮き上がっている。
⇒ 軒先は屋根工事のベースになる重要な部分。
この部分が浮き上がっていると台風などの強風で持っていかれてしまう可能性が非常に大きい。
⑧ 棟まわりの本体カット部分、あまりに汚すぎる。施工法が違う。
確実に雨漏りします!
そして最悪なのは !!! ⑩番
⑨ 施工途中の屋根材表面が剥がれ、サビた状態。
⇒ いくらサビにくいガルバリウム鋼板でも、こんな施工をされてしまっては塗膜の下で腐食が進んでしまいます。
信じられますか?
⑩ 屋根が簡単に剥がれる! 手で持ち上がるところが何か所もある。
絶対にあってはならないことです!なのに・・・
施工例はコチラ
ガルバリウム鋼板の事例3-やり直し工事
何の問題も無さそうに見えますが・・・
大手リフォーム会社に依頼した屋根工事。たまたま屋根に上がってみたら屋根がキズだらけどころか、調べてみると問題ありありだったケース。この写真の全てが欠陥工事です。
消費者センター、紛争処理センターでは解決できず裁判所での調停を繰り返し6ヶ月後に解決。とても疲れたそうです。
ガルバリウム鋼板の事例4-修理
「工事した会社には二度と頼みたくない。」
今流行りのガルバリウム鋼板屋根で葺き替え。
まだ数年しか経過していないのに棟包みが先日の強風で飛んでしまったが、「工事した会社には、二度と頼みたくない」と修理依頼いただいた例。
なぜ棟包みが飛んでしまったのか?
棟包みが飛んだのは、浸入した雨により笠木が腐った事が直接的な原因でしたが、根本的な原因は施工不良。
工事した業者が施工法を守らなかった?or 知らなかった?ことが原因です。
屋根工事で失敗した経験の持ち主であれば、「相見積もりで費用を比較することに何の意味も無い!」という事を知っているため技術重視で業者を選びますが、多くのお客様は価格優先、このような後悔につながることも多々あります。
今回の修理、根本的な原因を解決するには、「再度葺き替えるしか方法が無い」ため、とりあえず雨が浸入しない処理をして新しい棟包みに交換しました。
金属屋根の事例-葺き替え
これでは長く持ちません!
当サイトへご依頼いただいた長野県軽井沢での銅板屋根修理。
強風で屋根が落ちてきたとのことでしたが、見てみると断熱シートはあってもルーフィング(防水シート)がありません。
とりあえず落ちた屋根を元に戻し応急処置しましたが、手抜き工事するような業者の施工は、あちこちに問題があり近々に葺き替えが必要のようです。
台風で近隣へ飛散した東京都の屋根。
やはりルーフィングが張られておらず当サイトを通じ葺き替えさせて頂きました。
見えない所だからと肝心な部分で手抜きをされては屋根の寿命が大幅に短くなってしまいます。
スレート屋根(コロニアル)の工事で後悔
スレート屋根(コロニアル)の事例1ーガルバリウム鋼板へ
超大手企業だからと安心していたのに・・・
「新築みたいになるし、大手不動産会社だから安心」だと、家一件の丸ごとリフォームを頼み、屋根も日本瓦からカラーベストに葺き替えた。
施工後すぐのアフター点検で気付いていたはずなのに、7年後のサービス点検時、「屋根に割れた所が一か所ある」と指摘された。
その部分だけの修理で済むと思ったが何故か? 屋根の片面だけ「カバー工法した方が良い」と追加工事を勧められたとの事。(→ 当サイトへ連絡)
屋根を見てみると・・・リフォーム後すぐのアフター点検で修理したと思われる跡がありました。
① は、直ぐ上の屋根材がズレ落ちて長い期間放置されていたことを証明する痕跡。
しかし雪止めがあったおかげでそれ以上落ちることはありませんでした。
[屋根材がズレ落ちたのは釘が利かない下地状態なのに、そのまま施工してしまったからです]
④ の黄色い〇部分は、①以外にも落ちそうになっている所が無数にあり、ズレ落ちることを防ぐために屋根材表面から脳天打ちで釘を打った跡です。
⑤ は、④の一部を拡大した写真。
釘穴から雨が入らないようにコーキングが塗ってあります。
しかし雨水は上からだけでなく、⑤の重なり部分からも毛細管現象で侵入するため、アフター点検の作業員は、「いつか必ず雨漏りする。」
出来るだけ早く工事した方が良い状況だが・・・
自社の責任で工事するより「自然現象による経年劣化」として理由づけできる年数が経過するのを待つ方が得策だと考えたのではないでしょうか。
良いタイミングが訪れたと考え、今回片面のみのカバー工法を勧めてきたようですが、お客様は「信用できない、素人のような工事、費用も高い」と依頼せず、全部やりなおして欲しい!当サイトへご連絡頂きました。
スレート屋根(コロニアル)の事例2
どの業者に頼んでも同じと思っていたら。
数年経過した頃・・・
数年経過した頃から、あちこちにヒビのようなものが・・・(コロニアルの屋根)
屋根材の割れや浮きは、屋根材を止める施工時の⇒ 釘の打ち込み不足によって起こります。だから業者の技術レベルは重要です。
屋根材が割れて落ちた部分と浮きが生じた部分の写真。
まだ新しい屋根(左の写真)なのに割れ落ちてしまいました。
■ソーラー専門会社から。
葺き替えて5年というお宅の屋根材に浮き(1~1.5cmの隙間)がある。
ソーラーパネルを取り付けできないという相談がありました。
→原因は、施工不良によるもので葺き替え直す必要がありました。
スレート屋根(パミール)の事例3-ガルバリウム鋼板へ
電機屋さんにアンテナ工事を頼んだら・・・
屋根材がズレて、抜け落ちそうになっていたので電機屋さんがテープを貼ってくれました。
抜けて歩けない所もあり、落ちると危険なので屋根を葺き替えたいが、10年も経たずやり替えになってしまったので今度は施工技術のしっかりした所に頼みたいとご依頼頂きました。
スレート屋根(コロニアル)の塗装事例1ーガルバリウム鋼板へ
塗装したのが原因で葺き替えに。
知り合いの塗装屋さんに塗ってもらったら雨漏りを繰り返すようになったコロニアルの屋根。
塗装して直ぐから雨漏りがはじまり、修理を繰り返しても直らないため再度相談したところ、屋根の葺き替えを勧められたとのことですが、高額だったため当サイトに依頼してこられました。
現場調査したところ、雨漏りの原因は塗装時に縁切りされていなかったことが主な原因と判明しました。
屋根塗装での縁切りとは。
縁切りとは、雨水が排出される部分が塗料により埋まってしまうことが原因で、屋根裏面へ雨水がまわらないよう排出される部分の塗料を切り離す作業のことを言います。
塗装屋さんによって行われた雨漏り修理の跡。
塗装屋さんは、雨漏りの原因を棟包み部分と特定し、棟の頂上部分にガムテープを貼って再度塗装、素人のような修理方法です。
白枠部分からの雨水の侵入を防ぐためコーキングを施したようですが雨漏りは止まらなかったようです。 こちらのお宅は、当サイト加盟業者により葺き替えさせていただきました。→施工例30
スレート屋根(コロニアル)の塗装事例2ーガルバリウム鋼板へ
どうして塗装しちゃったの?
そもそも、どうして、この屋根勾配で「コロニアル」なの?
塗装で雨漏りしたと見てみたら・・・
もう自分には手におえないので見て欲しいと工務店に呼ばれた屋根屋さん。
谷周りの屋根には歩行による踏み割れ多数、屋根勾配も無いのに、どうして塗装しちゃったの?と聞いたら、「だってしょうがないじゃん」と答えたそうです。
お金になれば何でもいいようですね。
屋根に勾配が無ければ屋根裏面に雨水がまわり易くなるため、塗装ではなく葺き替えるべきだったのですが、依頼したのが塗装屋さんであれば塗装を勧められるのは普通でしょう。
雨漏りしたのは、工務店が「葺き替えか塗装か?」の判断を誤った結果なのですが、実はそれ以前に重大な問題がありました。
それは何かと言うと、そもそもこちらのお宅の屋根は勾配が緩く、コロニアルを葺いて良い屋根勾配ではなかったのです。
それなのにコロニアルを施工してしまった!
雨漏りの根本的な原因はここにありました。
実は意外と多いんですよ、屋根勾配など考えずに施工してしまう業者って。
(注:コロニアルを施工して良い勾配は基本的に3寸勾配以上。下葺材や流れ長さにより異なります)
瓦屋根の工事で後悔
平板瓦の事例1ー修理
台風だから被害を受けてもしょうがない?
台風で屋根が飛んでしまうのは自然災害だからしょうがない!と思いがちですが、果たして本当にそうなのでしょうか?
この屋根材メーカーの施工マニュアル(防災瓦)を見てみると。
斜線部分は、釘を2本ずつ打つよう記載されています。
釘を2本打つ理由は、棟部・袖部・軒部は風による影響を受けやすいため、しっかり屋根材を固定する必要があるからです。
上の棟部が飛んだ写真。
被害を受けた部分を見てみると、台風で飛んだ屋根材は棟部と袖部に集中しており、飛んだ瓦を見てみると、1本ずつしか釘が打たれていませんでした。
もし施工マニュアルをきちんと守った施工をする業者に頼んでいたら、修理に大金を使うことは無かったかもしれません。こちらのお宅は飛んだ瓦により隣家へも被害を与えてしまいました。
レベルの低い屋根工事は、なぜ起きるのか?
ずさんな施工でも雨漏りしない理由は、ルーフィング(防水シート)によって止まっているからでしかありません。
ルーフィングが劣化すれば直ぐに雨漏りする。
極端に言えば、ルーフィングさえきちんとしていれば、屋根材自体の工事が適当だったり手抜きをしても雨漏りすることはないと考える業者が信じられないほど本当に多くいます。
施工技術の高い業者と技術の低い業者とでは、この部分の考え方に大きな違いがあります。
このような業者は技術の向上に資金投資していない分だけ安く工事を提供できるため、安さを求めるお客様から工事を受注できる確率も高まり、結果としてずさんな工事が増える原因になっています。
当然、このような業者に施工してもらった工事は雨漏りして長く持たないため、頻繁な修理が必要になったり再葺き替えが必要になるなど、トータルコストとして考えると非常に高いものになってしまいます。
「きちんとした施工をしてくれる業者かどうか?」
「費用に見合った施工内容であるかどうか?」
を、お客様が知る術がないだけに、業者選びは非常に難しい問題と言えます。
屋根工事をお考えのお客様は、是非当サイトの厳しい基準をクリアーした屋根業者へご依頼ください。費用対効果の高い工事を提供させていただきます。