他の屋根業者が途中までやった工事がいい加減。
もう一度一からやり直して欲しい。 横浜市
「全然違う仕上がりで本当に安心しました!」
「他の屋根業者が途中までやった工事がいい加減。」
「なので、もう一度一からやり直して欲しい。」
きちんとした屋根工事をしてくれる会社にお願いしたいと当サイトへご依頼頂いた例です。
他業者の手抜き工事をチェック! 1
①屋根材の切り口がバラバラ。
②③軒先唐草が浮き上がり、きちんと固定されていない。
④⑤軒先唐草が無い!
⑥施工法が守られていないばかりか、棟包みが浮いており中の笠木へ雨水が侵入し直ぐに腐ってしまう状態。
⑦屋根材が剥がれ既にサビている。サビにくいはずのガルバリウム鋼板でも施工が悪いと長く持たないという典型的な例。
⑧切り取られた端材が雨樋に溜まりサビている。
他業者の手抜き工事をチェック! 2
①②軒先唐草の施工不良→材料節約?
③軒先唐草の取り付け方が悪く浮き上がった状態のまま一枚目本体を取り付けたため、二枚目本体との角度が合っていない。(強風で剥がれる)
④これも軒先唐草が端まで取り付けられていない例。
⑤⑥ルーフィング(防水シート)に隙間。隙間どころか張られて無い所もあります。
⑦屋根材本体はステンレスの釘またはネジで止めるよう決められているが鉄釘で止められており、既にサビている。
⑧カットされた端材などゴミだらけで、切り子によるもらいサビが多数見られた。
こちらの施工例の動画です。
これほど酷い例はまれですが、意外と多くの業者で似たような工事が行われています。
屋根材が簡単に手で持ち上がってしまう! その理由は?
屋根が剥がれる原因。
担当業者さんに映してもらった動画には、至る所で新しく取り付けられた屋根材が剥がれるシーンがありますが、通常どんなに力を入れ持ち上げても決して剥がれるものではありません。
では、なぜ剥がれてしまうのか?
その原因は上にある写真の2枚目をご覧下さい。
白い点線部:この真っ直ぐに引かれた線と比べ、丸点線で囲んだ屋根材同士の継ぎ目部分が凹んでいる事が分かると思います。
黄色と緑色の点線:これは継ぎ目部分を中心に右と左にある屋根材の角度を表しています。
通常であれば、この2本の線は白の点線と同じように一直線に重なり合わなければなりませんが、一致しないことで次に上の段に来る本体に影響を与えてしまうのです。
上段で重なる本体は丸点線部が凹んでいるため、
中心部は噛み合いますが両サイドでそれぞれ噛み合わなくなってしまう、いわゆるてんこしゃんこの状態になります。
3枚目の写真にある右端の赤矢印:この部分を凹ませれば両端が噛み合うようになり少しでも修正できるのではないか?
そのため、この部分を何とか凹ませようとして叩いた証拠写真です。
結果、修正することは当然不可能なため、手で簡単に持ち上がる状態になってしまいました。
素人のような屋根業者が多い。
このような工事、実は意外と多く行われています。
ネットやチラシ、テレビなど屋根工事を行うと宣伝している会社の多くは素人に毛が生えた程度の業者が多く、確かな施工をする業者は業界の1割程度しかいません。
こちらのお客様もそうですが裁判や調停に進んでいるケースも多く見られます。
消費者センターなどに相談しても解決できず泣き寝入りするケースも多いため、くれぐれも施工技術の低い業者や相場以上に安くするという業者には気を付けましょう、安いなりの理由が必ずあります。
今までに張られた屋根材を全て撤去して廃棄。
はじめの業者はコロニアルを剥がしただけでルーフィングを施工していましたが、今回は新しい野地板を増し張りした後ルーフィングを施工。
前回と同じ屋根材で施工、換気棟も2か所新設し雨樋取り換え、玄関の天井を張り替えました。
葺き替え直し完了。
前回は安くすると言われ頼んだが、足場に上がってみたところ、あまりに施工が汚い!
これでいいのか?と疑問に感じ当サイトへ連絡頂きましたが、今回はお客様から:「全然違う仕上がりで本当に安心しました。ようやく屋根工事が終わって良かったです。」とのことでした。
(前の業者と同じ横暖ルーフで再葺き替えしました)
屋根面積85㎡ 工事金額合計 140万円(既存屋根材撤去及び廃棄、雨樋取り換え、雪止め、換気棟、天窓廻り工事、天井張り替え、足場代含む)