
専門職人でないと絶対に気付かない屋根の傷み。
築20年のコロニアル、雨漏りしている訳ではないが屋根が気になるとお電話頂きました。
カバーか葺き替えかで考えていられるようでしたが・・・
実際に屋根が傷んでいるか?の検証結果(横浜市泉区の事例)
下地(広小舞)の腐りを的確診断した専門職人。

カバーが良いのか? 葺き替えが良いのか?
2・3枚目写真、棟浮き・棟包みの釘抜け・棟包みのコーキング劣化が見られましたが、この状態ではどちらの工事方法を選んでも良いと言えますし、普通の屋根業者なら「カバー工法で大丈夫です」と言うはずです。
しかし、1枚目の写真。
良く見ると屋根材先端の下にある木(広小舞)が僅かに腐って垂れてきているのを見逃さず、担当業者さんは葺き替えが適切な工事方法だと提案させて頂きました。
▶ 屋根葺き替えについてはコチラ
なぜ屋根の先端にある広小舞が重要なのか?

1枚目の写真は腐った軒先の広小舞を取り換えている写真です。
広小舞の腐りは、屋根が剥がれる原因になる!

この部分は屋根材を取り付ける上で重要な役目を果たす軒先唐草をきちんと固定するための木材なので、木が腐ったままでは強風で屋根が剥がれるなど後々問題が発生する原因になります。
屋根を実際に見もしないで、または屋根に上がり簡単に見ただけで「カバー工法で大丈夫」と言われるお客様も多いようですが、屋根の痛みをきちんと診断出来ない業者に依頼してしまい再葺き替えが必要になるケースも増えています。

棟部は、多くの屋根業者が行っていない屋根材本体の立ち上げ加工がされています。
これは屋根材メーカーの仕様に従った工事であり本来全ての業者で行われるべきですが、こちらのお客様を担当した専門職人はメーカー仕様を守り、さらにこれを超える三重の安全策を取り入れ、絶対に雨が入り込まない工事を行っています。
棟部には天井裏の熱気を逃がす換気棟を取り付け。
窯業系の破風・鼻隠し板は、傷まないようガルバリウム鋼板の平板を加工してカバーし、新しい雨樋を取り付けました。
「本当に素晴らしい出来栄え」と評されたガルバリウム屋根。

使用屋根材:横暖ルーフ 屋根面積125.4㎡ 工事金額合計215万円(雪止め、換気棟、雨樋、破風板板金工事、足場代含む)
お客様から。
施工技術が非常に高い屋根専門職人で構成されたサイトであること。
他のサイトとの違いを、もっと宣伝した方が良い!と電話でもアドバイス頂きました。。
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この記事を書いた人

- 屋根無料見積.com運営責任者
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屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。
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