
雨漏りするトタン屋根の構造変更。横浜市鶴見区
トタン屋根をスタンビーTL455に葺き替え。
先週の雨でベランダあたりから雨漏りしてきたとのご依頼でした。
トタン屋根が雨漏りした原因。
ベランダ下のトタン屋根は、雨水を屋根の内側に一度溜めてから竪樋へ流れる作りになっており、これが雨漏りの原因になっていたため屋根の構造を変えることに。
構造変更に伴い、破風板の高さを屋根の高さに合わせてカット。
トタン屋根の新しいタルキは、既存タルキに沿えて屋根軒先まで延長してからコンパネ(構造用合板)を増し張りした後、緩勾配のためルーフィング二重敷き。
雨水が屋根内側に溜まる構造から屋根をつたって雨樋へ直接流れる様に変更しました。
トタン屋根の構造変更。
新しいベランダを取り付けるにあたりベランダの軒桁を取り付けるスペースがあるかをチェック。
雨樋金具を取り付け、屋根の軒先スターターとの位置をチェックしてガルバリウム鋼板縦葺きのスタンビーTL455を施工。
屋根材本体はカットすることなく曲げ加工を施し外壁手前で立ち上げ、屋根から外壁へと続く雨押えを二重にして取り付ける完璧な雨仕舞施工を施しました。
玄関の上もベランダ部と同じように雨水を内側に溜める構造になっていたため、ここもトタン屋根部分と同じように雨が軒先まで流れるよう構造変更して施工しました。
屋根面積6.7㎡ 工事金額合計59.4万円(アルミバルコニー2,700×910=243,600円、玄関部霧除け、雨樋取り換え、破風板カット含む)
横浜市鶴見区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根リフォーム(屋根葺き替え・カバー工法・修理)工事例」に掲載しています。
この記事を書いた人

- 屋根無料見積.com運営責任者
-
屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。
最新の投稿
屋根の工事方法2025-06-24大和ハウスの屋根リフォーム例。ガルバリウムは専門職人対応の屋根無料見積.com
屋根の工事方法2025-06-23セキスイハイムの屋根をガルバリウム鋼鈑へ。屋根材の種類で施工法が変わる
屋根工事例2025-06-22日野市の屋根葺き替え・カバー工法をお申込み頂いた内容、お客様のご希望
屋根工事例2025-06-21茅ケ崎市の屋根葺き替え・カバー工法をお申込み頂いた事例。適切な施工法をご提案