業者の説明に納得できなかった。大阪府堺市
セメント瓦を塩害に強いガルバリウム鋼鈑に葺き替え。
昨日、他業者と屋根工事の契約をした。
しかし業者の説明に納得できなかったため、いろいろ調べた結果その業者へはクーリングオフするつもりだと大阪堺市からお電話頂きました。
その業者は屋根材についての詳しい説明もしてくれなかったそうで、そこにも不満を感じられたようです。
屋根材として横暖ルーフの事を聞かれましたが、長く持たせたいとの事でしたのでガルバリウム鋼板にマグネシウムの入った横暖ルーフのフッ素タイプとスーパーガルテクトについて説明させて頂きました。(堺市は海に近く塩害にも強い屋根材であるため)
マグネシウム入りのSGL鋼板は、横暖ルーフでは最上位タイプで使われており、スーパーガルテクトは全てのタイプに使われていて通常のガリバリウム鋼板よりサビにくくなっています。
セメント瓦の塗膜は剥がれ、再塗装しても直ぐに剥がれる状態。
地震に備え軽量のガルバリウム鋼板へ葺き替え。
屋根の冠瓦を剥がすと隙間から入り込んだ鳥の巣が残っていました。
古い瓦を撤去して構造用合板・ゴムアスルーフィングを貼ってスーパーガルテクトを施工。
換気棟も新設しました。
セメント瓦からスーパーガルテクトへ。屋根葺き替えと外壁塗装。
屋根と外壁の完成写真:使用屋根材(スーパーガルテクト )
屋根と一緒に傷んだ外壁の塗装、破風板・鼻隠し板の板金工事(ガルバリウム鋼板でカバー)
破風板板金工事後に以前の丸樋からパナソニック角樋PGRへ変更。
外壁・塀はシリコンセラミック塗装しました。
屋根勾配4寸、屋根面積122㎡・外壁面積230㎡、工事金額合計410万円(雨樋、破風板板金巻き、外壁塗装、足場代含む。外壁塗装は担当関連業者が別途施工)
お客様の声はコチラ
堺市及び隣接地域の屋根工事例は、「大阪の屋根リフォーム(屋根葺き替え・カバー工法・修理)工事例」に掲載しています。 |
屋根職人の技術レベルが違う理由:修行した職人と修行していない職人の差とは 屋根工事後の雨漏りトラブル防ぐ職人の技術は、ガルバリウム鋼鈑で顕著な違いが表れる。 |
この記事を書いた人
- 屋根無料見積.com運営責任者
-
1991年から屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動。
屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上、実体験を元に、お客様の役に立つ情報を発信しています。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っています。
最新の投稿
ブログ2025-04-10【費用で後悔しない】外壁をガルバリウムカバー工法する価格相場と注意点
屋根工事例2025-03-25飛び込み業者に屋根修理を勧められた千葉県我孫子市の屋根工事例324
ブログ2025-01-29【実例解説】屋根修理詐欺の手口と対処法 - 消費者センターと国民生活センターへの相談事例から学ぶ被害防止策
ブログ2025-02-07屋根軽量化で地震による影響は75%減!被害をどの程度減らせるのか検証してみた