
茨城県坂東市にお住まいのお客様から「セキスイハイム・アバンテのプレーゲル屋根をSGL鋼鈑で葺き替えたい」とのご相談をいただきました。
当サイトに掲載している横須賀市のプレーゲル施工例をご覧になり、同等の高耐久屋根材でのリフォームをご希望されたとのことです。
このページでは、プレーゲル屋根の劣化状況から撤去、下地補強、そして最終的に選ばれたディーズルーフィング・エコグラーニへの葺き替えまで、専門的な視点で詳しくレポートします。
プレーゲル屋根の特徴と劣化状況
プレーゲルとは?板厚0.5mmの塩ビコーティング屋根材

セキスイハイム「アバンテ」に採用されているプレーゲルは、瓦型形状の縦葺き金属屋根材で、板厚は0.5mm。
表面は塩ビコーティングされていますが、今回のお宅では過去に一度コーティングが剥がれ、塗装によるメンテナンスが行われていました。
しかし、再塗装後も塗膜の剥離が広範囲に進行し、塗装では維持できないレベルの劣化が確認されたため、屋根材をすべて撤去して葺き替えることになりました。
プレーゲル屋根の撤去と下地補強
既存屋根材の撤去と下地の状態確認

撤去作業では、塩ビコーティングの剥離だけでなく、下地の経年劣化も確認されました。
プレーゲルは裏側に通気層を持つ構造のため、屋根裏温度を下げる効果がありますが、長年の使用で下地の強度が低下しているケースも多く、今回も構造用合板の増し張りが必要な状態でした。
SGL鋼鈑からエコグラーニへ。屋根材選定の経緯
改質アスファルトルーフィングの施工

下地補強後は、耐久性の高い改質アスファルトルーフィング(防水シート)を全面に貼り込みます。
これにより、屋根材本体が万一傷んだ場合でも雨水の侵入を防ぐ二重の防水層が形成されます。
屋根材はSGL鋼鈑から「エコグラーニ」へ変更
当初はSGL鋼鈑をご希望されていましたが、複数の屋根材の特徴・耐久性・メンテナンス性をご説明したところ、自然石粒付き屋根材「エコグラーニ」を気に入られ、最終的にこちらへ変更されました。
エコグラーニの施工と専門職人の技術
石粒付き屋根材は職人の加工技術が品質を左右する
エコグラーニは、屋根材表面に自然石粒が付着した高耐久屋根材ですが、金属役物の加工技術が不足している業者が扱うと施工トラブルが起こりやすい傾向があります。
今回担当したのは金属屋根専門の職人で、右写真のような複雑な板金加工も高い精度で対応可能。
石粒付き屋根材の弱点を理解した上での適切な役物加工により、長期的な耐久性を確保しています。
葺き替え完了。自然換気棟で屋根裏温度をさらに低減
プレーゲルの通気構造を補う自然換気棟の設置

プレーゲルは屋根材裏に通気層があるため、屋根裏温度を下げる効果があります。
一方、エコグラーニは自然石粒による遮熱効果を持ちますが、今回はさらに効果を高めるため、自然換気棟を新設しました。
これにより、夏場の屋根裏の熱気を効率的に排出し、室内環境の改善にもつながります。
工事概要
• 屋根面積:71.2㎡
• 工事金額:137.5万円 (自然換気棟、一部破風板の板金加工・箱型役物製作、足場代を含む)
施工例一覧を見る(施工方法・屋根材別)
葺き替え・カバー工法・屋根材別に、当サイトの施工例を一覧でご紹介しています。
工事内容や屋根材から、気になる施工例を探すことができます。
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| 葺き替え施工例 古い屋根を一新し、軽くて丈夫な金属屋根へ |
カバー工法施工例 既存の屋根を残し、金属屋根でしっかり重ね張り |
屋根修理施工例 気になる傷みを部分補修し、雨漏りを未然に防止 |
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関連する屋根葺き替え施工例
• プレーゲル屋根の葺き替え(横須賀市)→SGL鋼鈑の施工例。今回のお客様が参考にされた事例。
• 石粒付き屋根材「エコグラーニ」施工例一覧→自然石粒屋根の特徴・耐久性を詳しく解説。
• セキスイハイム住宅の屋根リフォーム特集→アバンテ・ドマーニなど、ハイム特有の屋根構造を解説。
• 金属屋根専門職人による板金加工の事例→難易度の高い役物加工を写真付きで紹介。
セキスイハイムは屋根材の種類によって最適な工事方法が異なります。
屋根材を確認したうえで、補修・カバー工法・葺き替えのどれが適しているかを写真付きでご説明しています。まずは現在の屋根の状態を知りたいという方もお気軽にご相談ください。






