かわらUを剥がしてしまうと断熱効果が気になる。

屋根勾配がないので、どうすれば良いか? 埼玉県狭山市

セキスイかわらUを元のトタン瓦棒屋根に戻した。
セキスイ瓦Uからガルバリウム鋼板で出来たトタン瓦棒屋根への葺き替えbefore&after写真
トタンの上にセキスイかわらUを被せてあるが、かわらUを剥がしてしまうと断熱効果が気になる。
屋根勾配がないので、どうすれば良いか?
新しい屋根材を提案して欲しいとご依頼頂きました。

セキスイかわらUの劣化状況、断熱材敷き込んで葺き替え。
かわらU屋根の痛みとかわらU屋根を剥がした状態
片流れの緩勾配屋根。
お客様にご提案したのは、以前と同じトタン瓦棒屋根に戻すこと。
屋根勾配が緩いため、選択肢としては縦葺きタイプのガルバリウム鋼板屋根のみになります。
トタン瓦棒屋根をきちんと出来る業者に工事依頼できるならば、費用が安く済む屋根材だからです。

かわらUはアスベストの入っていないタイプでしたが、屋根勾配が緩いせいか表面の塗膜だけでなく、基材部分まで剥がれていました。
お客様は断熱効果を気にされていらっしゃいましたので、古いタルキを残したまま、ドブ(低く平らになったドブという部分の空間を利用して断熱材敷き込み、その上にコンパネ取り付けました。
防水シートの上に、亜鉛メッキからガルバリウム鋼板に変わった瓦棒屋根を取り付けました。

完成写真。
ガルバリウム鋼板で屋根を葺き替えたトタン瓦棒屋根。
かわらUをカバー工法する前のと同じ状態に戻ってしまいましたが、違いは断熱材。断熱材が入ったことで以前のような暑さを感じることはないでしょう。
屋根面積40㎡ 工事金額合計 58万円(断熱材含む)

狭山市及び隣接地域の屋根工事例は、「埼玉県の屋根工事例」に掲載しています。

 

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