
多面体屋根の葺き替え工事|高度な技術を要する特殊形状の屋根
川崎市高津区の公共施設にて、非常に複雑な形状を持つ多面体屋根の葺き替え工事を行いました。
今回の屋根は、上から見ると7面体に見えるものの、実際には1面につき「平坦な上部」+「軒先の三角形部分」+「中心ラインを凹ませた下部」の3面構成となっており、合計すると21面体。
さらに天窓部の屋根を含めると22面体という、特殊な構造を持つ屋根でした。
公共施設の屋根は、耐久性・美観・安全性のすべてが求められます。
そのため、今回の工事ではガルバリウム鋼板(美段一文字葺き)を採用し、専門職人による高度な加工技術を駆使して施工を進めました。
ガルバリウム鋼板「美段一文字葺き」による施工
多面体屋根に求められる高い加工精度

多面体屋根は、平面屋根とは異なり、角度・面のつながり・雨仕舞いの方向性が複雑に絡み合います。
そのため、屋根材をただ葺くだけではなく、各面の角度に合わせて細かく加工し、継ぎ目を美しく仕上げる高度な技術が必要です。
今回採用した「美段一文字葺き」は、ガルバリウム鋼板の中でも特に意匠性が高く、公共施設や大型建築物で多く使用される屋根材です。
直線の美しさと耐久性を両立できるため、多面体屋根の複雑な形状にも適しています。
軒先三角部分の特殊加工|職人技が光る仕上がり
ガルバリウム平板を加工し、中心線を凹ませる高度技術


軒先の三角形部分は、既製品では対応できないため、ガルバリウム鋼板の平板を職人が一枚ずつ加工し、中心線を凹ませて形状を整えました。
その上から既製商品である「美段一文字葺き」を合わせることで、
• 雨仕舞いの確保
• 意匠性の統一
• 多面体屋根特有の立体感 を実現しています。
この加工は、ガルバリウム鋼板の扱いに熟練した職人でなければ難しく、公共施設の屋根工事にふさわしい高い技術力が求められる工程です。
窓上の屋根・縦格子壁部分の施工
平板鋼板からの完全オーダー加工

窓上の屋根部分から縦格子の壁部分にかけては、既製品では対応できないため、施工業者がガルバリウム鋼板の平板から加工して作成しました。
この部分は、
• 雨水が集中しやすい
• 風の影響を受けやすい
• 建物の意匠性を左右する
という難しい条件が重なるため、特に丁寧な施工が必要です。
ガルバリウム鋼板は加工性が高いとはいえ、曲げ・折り・凹ませ・立ち上げなど複雑な加工を行うには熟練の技術が不可欠です。
今回の施工では、横浜市で公共施設の屋根工事も手掛けるガルバリウム専門職人が担当し、細部まで美しく仕上げました。
完成した多面体屋根|公共施設にふさわしい美しい仕上がり

完成後の屋根は、22面体という複雑な構造にもかかわらず、
• 面のつながりが滑らか
• 雨仕舞いが確実
• ガルバリウム鋼板の美しい直線が際立つ
という、公共施設にふさわしい仕上がりになりました。
多面体屋根は施工難易度が高く、一般的な屋根業者では対応が難しいケースも多いですが、今回のように専門職人が施工することで、耐久性・美観・安全性をすべて満たす屋根が完成します。
神奈川県周辺の公共施設屋根工事にも対応可能
横浜市・川崎市を中心に、神奈川県周辺地域であれば、公共施設の屋根工事にも対応できるガルバリウム専門職人による施工が可能です。
多面体屋根・特殊形状屋根・大型施設の金属屋根など、一般住宅とは異なる高度な施工が必要な場合でも、専門資格と豊富な経験を持つ職人が対応いたします。
川崎市のガルバリウム事例は「神奈川県の屋根工事例」の関連工事をご覧ください




