三晃式トタン屋根とスレート屋根の葺き替えbefore&after写真

軒先に穴が空き根太も傷んでいるので葺き替えを考えている。

3社に見積依頼したが見積内容や施工法の違いが明確。

お客様からの依頼内容。
10年程前に中古で購入した築40年のトタン瓦棒屋根。
軒先に穴が空いており根太も傷んでいるので葺き替えを考えていると当サイトへ連絡。

費用が多く掛かるので3社に見積依頼したそうですが、見積内容や施工法の違いが明確。
他社との違いを感じ、ご依頼頂いたそうです。

雨漏りしていたコロニアル屋根の葺き替え工事工程写真
スレート部分の施工:塗装した塗膜の剥がれがひどく屋根材の痛みもひどいため葺き替えることに。
屋根勾配が緩いので瓦棒で葺き替えることになりました。

三晃式トタン屋根の張り替え工事。
トタン屋根部分(三晃式):この部分はトタン瓦棒と似ていますが、タルキが入っていない(芯木無し)タイプで、勾配が非常に緩い屋根に適した屋根材ですが施工できる業者は極少数です。

お客様からお伝え頂いていた部分ですが、雨漏りしてトタンに穴が空き、屋根もサビていました。
腐った部分の木材を入れ替え、野地板を重ね張りして、以前と同じ三晃式で施工。

因みにスレート部だったところは芯木有りの瓦棒屋根。
トタン屋根には、「心木有りの瓦棒」と「心木無しの三晃式」がありますが、この現場で両方のトタン屋根を使うのには、きちんとした理由があり使い分けています。

屋根谷部の雨仕舞工事と破風板ガルバ巻き、雨樋取り換え。
2つの屋根が交差する谷部の施工。
傷んだ破風板にガルバリウムの平板を加工してカバー、傷んだ軒天もカバーした後に雨樋取り換え。

屋根面積68㎡ 工事金額合計 130万円(太陽光温水器撤去、板金工事、雨樋取り換え、雪止め、足場代含む)

横浜市南区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根工事例」に掲載しています。
屋根職人の技術レベルが違う理由:修行した職人と修行していない職人の差とは
屋根工事後の雨漏りトラブル防ぐ職人の技術は、ガルバリウム鋼鈑で顕著な違いが表れる。

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この記事を書いた人

市川 清信
市川 清信屋根無料見積.com運営責任者
屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。

また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。