前回の費用が無駄になってしまいました。
コロニアル屋根、MSタフルーフでカバー工法。
お客様からの依頼内容。
一年半前にコロニアル屋根の棟木を取り換え、屋根塗装してもらったが雨漏りしてきたので屋根を見て欲しいとご依頼頂きました。
屋根表面に見られる症状や雨漏り部位・下地の状態を確認しましたが全て問題が無かったのでカバー工法が可能とお伝えさせて頂きました。
コロニアル屋根の寿命(耐用年数)
塗装後なので屋根は綺麗な状態でしたが、修理・塗装から僅か1年足らずで前回掛けた費用が無駄になってしまいました。
修理・塗装した後、どれくらい屋根を維持できるのかを業者は考え、余計な出費を減らすために適切な提案をして欲しかったとお客様は思われたのではないでしょうか?
現在築20年ということでしたのでコロニアル屋根の寿命も近いので前回のお勧めすべき工事方法は、カバー工法や葺き替えがベストな選択だったと思われます。
コロニアル屋根へのカバー工法(重ね葺き)1
棟包みを外してみると1年半前に取替えられた綺麗な笠木が笠木が露出。雪止めを取り外し粘着タイプのゴムアスルーフィングを張り、MSタフルーフを軒先から施工していきます。
コロニアル屋根へのカバー工法(重ね葺き)2
トップライト廻りの雨仕舞は板金工事で完璧に。以前は無かった換気棟も取り付けました。
ガルバリウム鋼鈑屋根の工事で最も重要なのは棟部分や壁際の本体工事です。
内容は棟や壁際の手前でガルバリウム本体を上方向に90°立ち上げ加工しなければなりませんが、屋根材メーカーで決められたこの加工をしている業者は殆どいません。
これが工事後の雨漏りトラブルで再葺き替えが必要になる原因になっています。
コロニアルへの重ね葺き(カバー工法)完成写真。
屋根面積 79㎡ 工事金額合計 74.3万円(雪止め含む)
綾瀬市の屋根カバー工法は「神奈川県の屋根工事例」をご覧ください
この記事を書いた人
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屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
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また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。
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