入母屋瓦屋根を縦葺きガルバリウム鋼鈑に葺き替え

アパート屋根の雨漏り。

瓦から立平葺きスタンビーへの葺き替え工事。京都市

お客様からの依頼内容。
屋根100㎡の2階建て集合住宅。
先日の大雨で2階の1部屋が雨漏りしている。
古い瓦なのでこの機会にガリバリウムに葺き替えたいとご依頼頂きました。

雨漏りする瓦屋根の撤去
一部が入母屋造りになった瓦屋根。
傷む度に瓦本体や鬼瓦の取り換えなど今まで何度も修理を繰り返してきたようですが、流れ方向・桁方向のズレや桟瓦本体の欠け、漆喰の剥がれなど全体が傷んでいました。

棟から瓦本体へと続く一部がズレて隙間が空いた事が雨漏り原因でした。
葺き替えまでの間、養生しておいたシートを剥がし、古い瓦を撤去して葺き替え工事の開始です。

瓦からガルバリウム鋼鈑への屋根葺き替え工事
野地板の上には防水シートの役目をする杉皮が張られていましたが断熱効果を高めるため、一度横方向にタルキを打ち、その上に構造用合板を張って空気層を作ることに。
こうすると屋根の高さがあまり変わらないため雨樋を取り換える必要もなくなります。
ゴムアスルーフィングを貼ってガルバリウム鋼鈑の縦葺き屋根-立平葺きを施工。

入母屋屋根に施工したガルバリウム鋼鈑屋根の立平葺き
新しい屋根は予算を抑えるため立平葺きに変更、空気層を作った事で夏の暑さも感じ難くなります。
縦葺きタイプのガルバリウム屋根は、屋根材の継ぎ目から雨水が侵入しにくく、見た目もスッキリしているため、近年は新築住宅などでも多く使われるようになってきています。
ガルバリウム鋼鈑は工事後の雨漏りトラブルが起こり易いとも言われていますが、今回の工事はガルバリウムの専門職人が担当させて頂きました
屋根面積96.2㎡ 工事合計金額135万円(木工・板金工事、足場代含む)

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この記事を書いた人

市川 清信
市川 清信屋根無料見積.com運営責任者
1991年から屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動。
屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上、実体験を元に、お客様の役に立つ情報を発信しています。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っています。