工事の仕方が悪く腐った屋根と屋根廻り工事。
コロニアルにディプロマットをカバー工法。川崎市中原区
お客様からの依頼内容。
お客様からは
・トステム Tルーフの工事可能会社 (面積 約45㎡)
・破風及び鼻隠しの補修 (2箇所)
・破風のガルバリウム巻 (3か所)
・鼻隠しの塗装 (37m)
・戸袋(10箇所)その他、木部、鉄部の塗装
・足場は、西側に1箇所必要(と思う)。
とご依頼頂きました。
屋根が雨漏りした致命的な原因。
コロニアル屋根を塗装したことで雨漏りしたとも言えますが、実はこの屋根には元々雨漏りする致命的な原因がありました。
実はこの工事、屋根材メーカーの工事仕様書に基づいた工事がされておらず「確実に雨漏りしますよ!」という工事内容なのです。
この工事をした業者は恐らく今でも何故雨漏りしたのか?分かっていないと思いますが、当サイトで本職と認める職人さんなら、この写真からでも原因がはっきり分かるはずです。
このように本職とそれ以外では工事内容が全く違うものなのですが、この職人が工事したせいで屋根廻りが全て腐り痛い出費になってしまいました。
腐った屋根下地の部分張り替えと屋根カバー工法。
腐食した屋根の骨組みを部分取り換えし、傷んでいない屋根部分はそのまま残してカバー工法。
腐った破風板や軒天も部分取り換えして最後に破風板・鼻隠板をガルバリウム鋼板でカバー。
戸袋・軒天などの木部を塗装して完成です。
使用した屋根材は、トステム Tルーフでなく、ほとんど同じ形状でジンカリウム鋼板のディプロマットにて施工することになりました。
屋根面積45㎡ 工事金額合計90万円(屋根廻り木部取り換え、破風板カバー、塗装、足場含む)
川崎市の屋根リフォームは「神奈川県の屋根工事例」をご覧ください |
この記事を書いた人
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1991年から屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動。
屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上、実体験を元に、お客様の役に立つ情報を発信しています。
また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っています。
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