悪質屋根業者による被害。相談例

見積書も無いのに、高額な屋根工事の契約をしてしまった。

電話での屋根相談
「すみません、契約した屋根工事の価格が適正なものかどうか、教えていただけますでしょうか?」
おそらく30代と思われる女性から電話が掛かってきました。

宜しいですよ!
屋根の面積はどれくらいになりますか?とお聞きしたところ。

「分からないんです、家の建坪は30坪なんですけど・・・」

え? 契約されたのですから見積書に書いてありますよね?
と、再びお聞きしたところ。
「見積書はないんです。」(え! なんで!?)

どうして見積書が無いのですか?
でも、契約されたんですよね。

「はい。」
それなら見積書があると思うのですが・・・

どうも、見積書など提出されないまま!!
屋根に上がって見ることもしないまま!!

総額200万円を超える契約をさせられたと言うのです。

そんな馬鹿な話あるわけない!と思いながらも、
家の間取りや壁から出た軒先(上裏)部分の長さなどお伺いしながら屋根の面積を計算してみたところ、どんなに多く見積もっても80㎡程度の屋根でしかありません。

どう考えても軽く倍以上の金額で契約させられてしまったようです。

総額だけを告げられ契約

電話をして来てもらったのは大手のA建築会社だったそうですが、とにかく見積書を出さずに契約するなんて、まともな会社のすることではありません。

実はこのお宅、増築リフォームのため、この業者に電話をしたそうなのですが、外壁に少し異常があると話した所、「外壁の異常は屋根からの雨漏りが原因!」
だから屋根も葺き替えをしなければならないと言われ、見積書もないまま総額だけを告げられ、契約させられたとのことでした。

家を建てた直後から雨漏りで大変だった・・・

築年数を聞いてみたところ、到底10年にも満たないそうなので、
「屋根を葺き替えなければならない状況にはなっていないと思いますよ」とお伝えしたところ。

「実はこの家、注文住宅で建てたんですけど、建てた直後から雨漏りして大変だったんです。」

「だから、雨漏りしても不思議ではないんですよ~」とのこと。

確かに過去の状況から雨漏りしている可能性も考えられます。
ですが、屋根の状態を詳細に調べることもなく雨漏りと断定し、見積書も渡すことなく契約させるなど大手の建築会社がやることとは到底思えません。

屋根工事を依頼する時は、きちんと下記の手順を踏む必要があります。
現状調査→提案→見積→見積書提出→契約→工事着工

見積書を渡されないなど問題外の話です。

もし業者から受け取った見積書を見て、金額があまりに高過ぎない?と感じたら、当サイトへ屋根相談していただけると適正範囲であるかどうかを中立の立場でアドバイスさせて頂きます。

ご注意:適正金額であることは重要ですが、それ以上に重要なのは工事の中身です
きちんとした工事をしている業者は1割程度しかいません。

屋根の葺き替えで後悔したくない方は、当サイトからの見積りと是非比較検討してみて下さい
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