
セキスイハイムの屋根構造と採用屋根材の特徴
セキスイハイムの住宅は、一般的な木造住宅とは異なるユニット工法(鉄骨ユニット)で構成されており、屋根の形状・納まり・採用される屋根材にも独自の仕様があります。
そのため、屋根リフォームを行う際には、ハイム特有の構造を理解したうえで、適切な屋根材選定と専門的な施工方法を採用することが非常に重要です。
セキスイハイムで多く使われている屋根材は以下の4種類です。
• ブルック(BrookⅡ/高分子繊維強化セメント)
• プレーゲル(金属系)
• カラーベスト(スレート系)
• 折板(金属系)
これらの屋根材は、いずれも経年劣化によって
• ひび割れ
• 表面剥離
• 棟まわりの雨漏り
• 天窓まわりの雨水侵入
• 谷樋の腐食 などが起こりやすい特徴があります。
特に、セキスイハイムの屋根は多面体構造・複雑な谷・下り棟が多い形状が多く、雨水が集中しやすいため、一般住宅よりも雨漏りリスクが高い傾向があります。
セキスイハイム屋根が雨漏りしやすい理由
① 多面体屋根・複雑な谷構造
ハイムの屋根は、14面・16面などの多面体構造が多く、谷樋・下り棟・壁際が複雑に入り組んでいます。
この構造は雨水が集中しやすく、谷樋の固定方法や防水処理が不十分だと雨漏りが発生しやすい特徴があります。
② 屋根材の厚み・重量の問題
ブルックやかわらCITYは厚みが大きく、重量も重いため、カバー工法が適さないケースが多い屋根材です。
誤った工法を採用すると、外壁との取り合いで雨漏りが発生します。
③ 棟まわり・壁際の雨仕舞いが難しい
棟まわりは雨漏りの最重要ポイントですが、一般的な施工では「棟包みを取り付けるだけ」の簡易工法が多く、ハイムの屋根構造には不十分です。
専門職人による
• 本体立ち上げ加工
• 鋼鈑下地の新設
• 三重の防水構造などが必要になります。

屋根材の機能を生かす・引き出す「加工技術」
屋根無料見積.comは、セキスイハイムの屋根構造に合わせた工事を行っています。
屋根材毎に異なる特有の劣化状態や施工状況を確認した上で最適な工事方法をご提案します。
セキスイハイムの屋根材説明とリフォーム施工例・費用
当サイトでは、セキスイハイム特有の屋根材を使用した住宅の 雨漏り修理・葺き替え・カバー工法の専門施工例を掲載しています。
屋根材の特徴、劣化症状、適切な工法、施工の難易度などを 写真付きで分かりやすく解説していますので、 屋根リフォームを検討されている方はぜひ参考にしてください。

セキスイハイムの屋根で使われているブルック・プレーゲル・スレート・かわらU・かわらシティなど、積水化学の屋根診断士として積水関連の屋根材を100件以上、実際に診断・施工してきた専門家が屋根材毎の特徴・症状の違いを説明します。
商品説明|ブルック(Brook)
積水化学工業のブルック屋根シリーズ。

セキスイかわらBrookⅠ(ブルックⅠ)・BrookⅡ(ブルックⅡ)・BrookⅣ(ブルックⅣ)もセキスイハイムの屋根で多く使われています。
材質は高分子繊維強化セメントですが、ゼロアスベストに伴う劣化症状として屋根材のひび割れやズレ、カビなどが見られますが、タイプによる症状の違いも見られます。
1坪3.3㎡当たりの屋根材重量は、BrookⅠ・Ⅳは77kg、BrookⅡは91kg。
固定方法はⅠ・Ⅳは二重吊子固定方式で、Ⅱは対角2点固定方式+Z吊子方式で風速70m/秒にも耐える耐風性能を備えていましたが、現在は販売停止しています。
セキスイかわらBrook(イオルーフ)についてはコチラ。
施工事例|『進・ドマーニ』のブルックⅠ葺き替え
依頼内容:電話でのお申し込み
ビルトインソーラーパネルが付いた『進・ドマーニ』
現在の屋根:積水化学工業のセキスイかわらBrookⅠ(ブルックⅠ)
屋根にはソーラーパネルが付いていて、その廻りの屋根を葺き替えたい。
セキスイから「メンテナンス時期の目安のため、お手入れをご検討下さい」と言われていた事例(所沢市)
使用屋根材:スーパーガルテクト(屋根本体重量変化 1,200kg減)
工事内容:屋根葺き替え、外壁関連工事。
屋根リフォーム費用274万円(実質面積69㎡) 施工例へ
施工事例|カバー工法不可のブルックⅡ葺き替え(屋根裏面に雨漏り跡が)
依頼内容:フォームからのお申し込み
現在の屋根:セメント瓦 →セキスイかわらBrookⅡ(ブルックⅡ)
屋根裏面に雨が入り込んでいた雨漏りし易い多面体屋根の葺き替え工事。
屋根全体にひび割れが見られ、雨漏り跡が多数見られた事例(横浜市)
使用屋根材:横暖ルーフ(屋根本体重量変化 1,460kg減)
工事内容:屋根葺き替え、外壁塗装。
屋根リフォーム費用150万円(屋根面積64.9㎡) 施工例へ
商品説明|プレーゲル

亜鉛メッキ鋼鈑にフッ素樹脂塗装された縦葺の長尺金属瓦屋根。
屋根勾配0.2寸から施工可能で、瓦同士の重ね代を2山にすることで重ね部から雨水が入り込むのを防ぐ構造になっています。
プレーゲルの劣化症状としては
1. 色褪せやチョーキング(白亜化)が現れる。
2. 次の段階として屋根材表面の塗膜(塩ビコーティング)が剥がれる。
3. 剥がれ始めた事に気付かずに放っておくと錆びて穴が空くというように進行していきます。
症状は立地条件によって進行度合いが変わるため、海に近い地域の場合は早めの対処が必要です。
施工事例|「アバンテ」のプレーゲル葺き替え

依頼内容:フォームからのお申し込み
建築年数:31年以上。現在の屋根:その他金属屋根→プレーゲル
ご希望の工事方法:葺き替え
ご予算: 150万円以上~200万円以下
屋根表面の塩ビコーティングが剥がれ、金属が見えていた事例(横須賀市)
使用屋根材:スーパーガルテクト(屋根本体重量変化 77kg減)
工事内容:屋根葺き替え、追加工事(代々受け継がれた金属屋根職人の技術)
屋根リフォーム費用183万円(屋根面積73㎡)施工例へ
施工事例|「アバンテ」のプレーゲル葺き替え

依頼内容:電話でのお申し込み(依頼者の娘婿M様から)
内容:セキスイハイムのアバンテ、屋根はプレーゲル。
SGL鋼鈑での葺き替えを考えている。上↑の(プレーゲル屋根葺き替え:1)横須賀市のプレーゲル施工例を見て、ご依頼頂いた事例(茨城県坂東市)
使用屋根材:エコグラーニ(自然石粒付き)(屋根本体重量変化 40kg増)
工事内容:屋根葺き替え、追加工事。
屋根リフォーム費用137.5万円(屋根面積71.2㎡) 施工例へ
商品説明|カラーベスト・コロニアル=スレート屋根
セキスイハイムの屋根で最も多く使われている、ケイミュー株式会社(Kmew)のカラーベスト・コロニアル。一般名称が平形屋根用スレートのためスレート屋根とも言われます。

カラーベスト・コロニアルは、年数が経過すると屋根表面にコケやカビが生えたり、ひび割れ・欠け・ズレ落ち・抜けなどの劣化症状が見られるようになります。
また、色褪せや汚れが気になり屋根塗装することもありますが、塗装を繰り返すと雨漏りが起き易くなるという問題もあります。
カラーベスト屋根について詳しくは、ケイミュー株式会社(Kmew)のページをご覧ください。
施工事例|コロニアル葺き替え(多数の雨漏り跡が)

依頼内容:電話でのお申し込み
内容 :セキスイハイム、築18年のコロニアル。
台風で小さな欠片が落ちてきてヒビワレもある。
きちんと工事してもらえる所に頼みたいので対応してもらえる時まで待っているとご依頼頂いた事例(三浦市)
使用屋根材:スーパーガルテクト(屋根本体重量変化 1,380kg減)
工事内容:屋根葺き替え。
屋根リフォーム費用170万円(屋根面積88.7㎡)施工例へ
このページにある神奈川県内の工事を担当した職人の施工例
施工事例|苔が生えたカラーベスト屋根カバー工法

依頼内容:電話でのお申し込み
内容 :カラーベストからガルバリウム鋼板への変更を考えている、工事方法や適切な屋根材を提案して欲しい。
屋根全体に生えた苔を高圧洗浄してカバー工法(藤沢市)
使用屋根材:横暖ルーフ(屋根本体重量変化 520kg増)
工事内容:屋根カバー工法。
屋根リフォーム費用150万円(屋根面積104㎡)施工例へ
商品説明|折板屋根

折板は工場・倉庫・体育館などの大型建築物でよく使用されていますが、セキスイハイムを含む大手ハウスメーカーでも使われている屋根材です。
亜鉛メッキ鋼鈑が使われていたため経年劣化による錆びや腐食により雨漏りが発生。
結露や漏水のリスク、断熱性能の問題があり、これらの問題を解消する対策としてカバー工法するお客様が増えています。カバー工法はコスト削減や防水性能が向上するというメリットがあります。
施工事例|折板屋根の雨漏り、構造変更。

依頼内容:電話でのお申し込み
内容:築45年のセキスイハイムで7~8年前に購入。
初めはコロニアルかと思い、雨漏り原因を棟→ケラバ→塗装による雨漏りの順に説明。
棟であれば費用が安く済むと話しましたが、グーグルアースで見てみると実際には折板屋根でした(大阪府高槻市)
使用屋根材:立平333
工事内容:屋根に勾配を付けて屋根構造変更、追加工事。
屋根リフォーム費用142万円(屋根面積36㎡)施工例へ
施工事例|折板屋根の修理依頼2例。

「セキスイハイムの折板屋根で雨漏り跡があるので修理の見積もりを」 「セキスイファミエスから葺き替えを勧められているが他の工法で修理ができないか?」と申し込み頂いた2例(宮城県仙台市) 施工例へ
屋根無料見積.comへの相談例、依頼例
特殊な屋根構造では施工方法だけでなく診断力も重要です。
当協会では第三者診断をご依頼いただいた実績があります。
第三者診断・技術調査、東京都の実例
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この屋根は、ハウスメーカーが直接工事した横暖ルーフ プレミアムですが、施主からクレーム。
工事後の状態を見て欲しいとハウスメーカーから直接ご連絡をいただき、第三者として屋根診断を実施した事例です。
ハウスメーカー担当者3名立ち会いのもと現地調査を行い、写真付きの報告書を提出させて頂きましたが、当サイト担当職人の結論は全て剥がしてやり直しでした(このページ『進・ドマーニ』のブルックⅠの担当者)
当サイトでは施工会社を問わず、屋根の状態を客観的・技術的な視点から診断し、屋根材だけではなく施工方法や納まりまで確認し、必要に応じて第三者の立場から技術的な提案を行っています。
ガルバリウム工事後の相談例

こちらの屋根は外観(上段左端の写真)だけを見れば綺麗に仕上がっているように見えます。
しかし、良く見ると
• 棟包みを、屋根に直接固定している(本来は棟包みの側面から内部にある受木に固定)
• 棟包みが曲がっており、いい加減な接続がされている。
• 曲がり棟(下段の右写真)の接続位置が間違っており、コーキングを塗っただけ。
• 上段と下段の屋根本体の接続部が一直線になっておらず波打っている(下段の左写真)
基本的な工事法が守られていないため、いつ雨漏りしてもおかしくない状態とお伝えさせて頂きました。
ハウスメーカー専属職人でさえ難しいガルバリウム屋根、きちんと工事できる業者は1割程度です 。

屋根無料見積.comの技術力について
当サイトの職人は、一般住宅だけでなく、屋根材メーカーの工場屋根、鉄道駅舎の屋根・外壁工事、リフォーム会社社長の自宅屋根工事、建設会社の社員寮の屋根工事など、高度な施工技術が求められる現場も多数担当しています。

【屋根材メーカー:ケイミュー工場屋根の施工写真】

【建設会社社員寮の屋根工事写真】

【鉄道駅舎の屋根・外壁工事写真】

【リフォーム会社社長の自宅屋根工事写真】
これらの現場では、一般住宅とは比べものにならないほど厳しい施工基準が求められます。
・広面積の屋根を均一に仕上げる施工精度
・強風・雨水に対する高い防水性能
・複雑な納まりへの対応力
・メーカー基準を厳密に守る施工管理
・公共施設ならではの安全基準と品質管理
・建設関連業者からの依頼に応える専門性
こうした経験を活かし、急勾配・緩勾配・多面体・太陽光パネル付き・かわらU・パミールなど、難易度の高い屋根にも確実に対応いたします。
屋根材メーカー工場や鉄道駅舎、建設会社の社員寮、リフォーム会社社長の自宅屋根を施工できる職人は全国でも限られており、当サイトの職人はその中でも特に高い評価を受けています。
その他のセキスイハイム葺き替え対象屋根材のご紹介

かわらU・かわらCITY(シティ)
積水化学工業のかわらシリーズ。

セキスイかわらU・CITYは、セキスイハイムの屋根を途中で葺き替えたり、カバー工法した場合に使われています。
材質は、有機繊維強化セメント瓦。
1坪3.3㎡当たりの屋根材重量は、年式により違いがありますが、かわらUは約45kgで、CITYは約48kgです。
かわらUは洋風と和風のし棟仕様の2タイプありますが、現在は販売停止しています。
セキスイかわらUについてはコチラ。
セキスイかわらCITYについてはコチラ。
セキスイハイムは屋根材の種類によって工事方法が異なります。屋根材を確認したうえで、補修・カバー工法・葺き替えのどれが適しているかを写真付きでご説明しています。
神奈川県・関東で屋根リフォームをご検討中の方は、お気軽にご相談ください。」

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