セキスイハイムの屋根材ブルック
築22年、セキスイハイムのブルック。
屋根には、シャープのビルトインソーラーパネルが付いていて、セキスイハイムから新東かわらSでの葺き替えを勧められている。
外壁はタイルで、一緒に洗浄や塗装を頼みたいと考えているとお電話頂きました。
ソーラー廻りの雨仕舞が重要なので勧められた天然石タイプの屋根よりスーパーガルテクトなどのタイプの方が良いのではないかとお話したところ、お客様もその方が良いと考えているようでした。
ビルトインソーラーパネルが付いた屋根
大容量ソーラーを搭載した『進・ドマーニ』
太陽光、モジュールには異常なく問題なし、屋根のみ葺き替えが必要と指摘されていました。
ブルック屋根の劣化状況。
ハウスメーカーの診断結果は「屋根仕上げ材に経年劣化が見られる」(上写真の屋根表面)
屋根廻り鉄部の診断結果は「錆び・剥離・褪色が観察されました」(上右写真、屋根材したの鉄部)。
小屋裏の異常は観察されませんでしたが、屋根としては「そろそろメンテナンス時期の目安のため、お手入れをご検討下さい」とのことでした。
セキスイハイムの屋根材ブルックについて。
ブルックの正式名称は、セキスイかわらブルック。
積水化学工業の製品で、ブルックシリーズには3タイプあります。
こちらのお客様宅の屋根は、ブルック(Brook Ⅰ)で、イオルーフ Ⅰと同じ商品です。
ブルック屋根の葺き替え。
屋根材の撤去。
古い屋根を全て撤去して、既存下地の上に構造用合板を増し張り。
ブルックの材質は、高分子繊維強化セメント。
お客様宅に使われていた年式での屋根重量は、1坪あたり約72gでしたので、ガルバリウム鋼鈑のスーパーガルテクトへ葺き替える事で屋根重量は1/4以下へと軽量化されます。
ソーラーパネル廻りの鉄部取り換え工事。
ビルトインソーラーパネルが付いた屋根では、工事後の雨漏りを防ぐためパネル廻りの雨仕舞が非常に重要で高い加工技術が必要です。
左写真ではパネル上部に掛かる雨押えを固定するため、屋根本体とソーラーパネル上部にネジで固定されており、ネジ廻りから雨水が入り込まないようコーキングも打たれています。
これに対し右写真では、パネル上部の雨押えが、その上に取り付けたガルバリウム本体と一体化されているため継ぎ目がなく、固定するためのネジも見えません。
これは専門職人だから可能なことであり、雨水が入り込む余地もありません。
パネル廻りは、上部以外にも側部や下部でも同じように工事する必要があり、使用する捨て谷や雨押え、軒先水切りなどの部材(役物)の加工や取り付け方法次第で工事後に雨漏りするかどうかが決まります。
完成写真。
今回の工事は、公共施設や工場屋根も工事する東京都の専門職人が担当させて頂きました。
屋根面積67㎡ 工事合計金額274万円(バルコニー含む外廻り全ての塗装、バルコニー・サッシ・ガラス廻りのシーリング打ち替え含む)・雪止め・足場代含む)
セキスイハイムのアバンテ工事例。 プレーゲルの屋根葺き替え 塩ビコーティングが剥がれ、金属が見えている所がある、希望屋根材は「スーパーガルテクト」とご依頼頂きました。 |
築18年のセキスイハイム工事例。 コロニアル屋根葺き替え 一刻も早く何とかしたいが、きちんと工事してもらえる所に頼みたいので対応してもらえる時まで待っています。 |
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