アスベスト撤去で40万掛かるからカバー工法を。

カラーベストの上に9mmのベニヤを敷き・・・横浜市緑区

カラーベスト屋根へのカバー工法before&after施工写真
築30年、三栄ハウスのカラーベスト屋根
廻ってきた業者に屋根が傷んでいると言われ見積を出されたが、カラーベストの上に9mmのベニヤを敷きガルバリウム鋼板カバー工事するとのこと。

アスベストが入っているので撤去・廃棄で40万程度掛かるからとカバー工法を勧められたそうですが、屋根工事で190万、足場で12万と言われたそうです。
見積金額も高いので担当業者さんに屋根の傷みを見てもらって、葺き替えかカバーかを判断した方がいいですよ。 とお伝えさせて頂きました。

屋根の痛み。

三栄ハウスのカラーベスト屋根の施工不良箇所
1:新築時からと推測される棟浮き。
2:棟止まり部の曲りと加工不良。
3:本体欠損。
4:屋根塗装時に縁切りされていなかった。
など、屋根施工時や屋根塗装時の施工不良による影響があちこちに見られました。

屋根材メーカーの工事規定を超える二重安全策。

カラーベスト屋根に横暖ルーフで屋根カバー工法(重ね葺き工事)
棟木を取り外してみると雨水が棟の中心部まで達していた跡がありました。
粘着タイプのゴムアスルーフィングを敷き込み、谷部は流れる雨が下の軒天まで侵入していたので二重安全策を施してから横暖ルーフを施工。

雨漏りし易い多面体屋根なので棟・谷部の工事が非常に重要ですが、一般の屋根業者が殆ど行っていない雨の侵入を防ぐため屋根材本体の立ち上げ加工がされています。
この工事をした専門業者さんは、屋根材メーカーの工事規定を超える二重安全策を施しています。

1階屋根の施工不良と工事。

下屋根のガルバリウム鋼板屋根カバー工法写真
1階の棟部(1と2枚目の写真)、一目見て施工に問題のあることが分かります。
前後写真の説明:壁際の壁水切り(雨押え)or立ち上がりが無く壁との接続部はコーキング処理していただけなので簡単に外れてしまいました。

ケラバ部分は、棟包みがケラバ包みを巻き込むように加工されていません。
棟包みを取り外してみると笠木の中心部まで雨水が侵入した跡が残っていました。

壁際の工事。

水平方向の壁際に笠木を取り付けてから、その手前で横暖ルーフ本体を上方へ立ち上げ加工し壁水切り取り付け。
流れ方向の壁際は、壁水切り(雨押え)が取り付けられていませんでしたが、壁際を流れる雨が捨て板を通って屋根の上に流れるよう加工し、壁水切りを新たに取り付けました。

谷部下の軒天工事。

軒天張り替え工事のbefore&after
軒天の上裏部分は2階屋根の谷部漏水により傷んでいたのでガルバリウム鋼板を加工してカバーしました。

屋根面積103㎡ 工事金額合計157万円(雪止め、軒天・雨樋補修、足場無危険作業費、車侵入不可による担ぎ込み費用含む)

横浜市緑区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根リフォーム(屋根葺き替え・カバー工法・修理)工事例」に掲載しています。

 

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