パナホーム屋根葺き替えbefore&after写真

お客様からの依頼内容。
瓦の一番高いところが4~5枚ズレているようなので、その修理見積もりをお願いしますとのご依頼でした。

屋根の状態を見て提案して欲しい。

モニエル瓦がズレた原因と対策。

パナホームの瓦屋根劣化症状
担当業者さんの現場調査報告書から。
6寸勾配、パナホームのモニエル瓦(ラファージュルーフィングジャパン(株))
近隣住民より破損部の指摘あり、既存モニエル瓦(セメント系コンクリート瓦)仕様(ホームステッド)
頂部棟割れヶ所が数か所と割れ・亀裂多数
原因。
1:居住場所の自然環境が風の通り道らしく、つねに強風に晒されるせいか頂部棟包みが、あおられるせいで下地材木を固定する釘が揺れ動く影響で瓦が割れてしまうのではないか。
2:新築施工時の工事不良、もしくは施工業者の技術不足も考えられる。
3:新築時の屋根材料の製品不良も考えられる。

対策
屋根材メーカーが既に解散倒産しており、材料入手ができないため、破損部差し替えは不可能です。
屋根の葺き替えをお勧めします。
近隣への危険が予測できるので早急な対策が必要です。

瓦撤去と下地工事。

モニエル瓦撤去と野地板増し張り
瓦を剥がしてみると防水シート全体に漏水跡があり、桟木がボロボロに腐っている所もありました。
構造用合板を増し張りして新しい防水シートを取り付けました。

瓦屋根廻りの板金役物修理
軒先の鼻隠し、ケラバと破風板が一体化した部分の板金は錆びて隙間が空いている部分が多く、剥がれた所を補修してシリコンを塗って一時修理。
担当は非常に腕の良い専門職人のため新しく取り換える事もできましたが、費用が掛かるため外壁塗装する時、一緒に塗装して頂くようにしました。
横浜市戸塚区のナショナル住宅(パナホーム)工事例

1階屋根のガルバリウム屋根工事。

パナホームの瓦屋根葺き替え完成写真
破風板とケラバが一体化した部分は高くなっているため、壁際と同じ施工法を採用。
シリコンを塗って修理した部分が再度劣化した時を考え、ケラバカバーに隙間が空いても雨漏りしない屋根構造に仕上げてあります。
使用屋根材、横暖ルーフ。屋根面積50㎡ 工事金額合計147万円(換気棟、雪止め、足場代含む)

横浜市保土ヶ谷区及び隣接地域の屋根工事例は、「横浜市の屋根リフォーム工事例」に掲載しています。

横浜市保土ヶ谷区周辺地区の屋根工事は、専門資格を持つガルバリウム専門職人へ
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この記事を書いた人

市川 清信
市川 清信屋根無料見積.com運営責任者
屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。

また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。