
ホームセンターから勧められた瓦屋根葺き替え。
電話相談の内容。
築50年ほどの陶器瓦。
ホームセンターに瓦の葺き替えを勧められ見積を出されている。
一緒に雨樋取り換え、剥がれた軒天の張り替えも含まれているが金額が妥当か電話頂きました。
見積金額が高額だったので、屋根面積・屋根材・役物の種類・解体撤去・野地板・ルーフィング種類・雨樋関連部材・足場代など、費用項目別の数量や単価の明細をお伺いした所、相場の1.5倍ほどの金額になっている項目も多くありました。
勧められた屋根材と似たタイプとして、ストーンチップの瓦型屋根やスーパーガルテクト等もあるというお話もさせて頂きましたが、どちらにしても出された見積もりは高いとお伝えさせて頂きました。
剥がれた軒天からなのか分かりませんが、鳥が出入りしている可能性もあるので、その部分もご確認頂きたいと見積依頼頂きました。
瓦屋根からガルバリウム鋼板への屋根工事。千葉県八千代市
瓦はコーキング補修されていたり、最近を補修された漆喰は素人が工事したようで均一に塗られておらず、ひび割れしている所もありました。
瓦は全体的にズレて隙間が生じている所があり、そこから入り込んだ雨水で下写真にある軒天を腐らせていました。
3枚目の写真には、お客様が気にしていられた鳥の巣もありました。
軒天は、屋根と破風板の隙間から入り込んだ雨で腐っていたため、腐った部分は剥がしてベニヤ板を張り替え(3枚目)、傷んで塗装が剥がれていた破風板はガルバリウム鋼鈑の平板を加工して板金を被せました(追加工事)。
施工重視の屋根葺き替え工事。
瓦を撤去・廃棄、野地板には杉のバラ板になっていたので補強するため構造用合板を増し張りしてから改質アスファルトルーフィングを施工。
新しい屋根材は、ガルバリウム鋼鈑にマグネシウムを添加したスーパーガルテクトで葺き替え、雨樋も取り換えました。
他業者の見積金額を担当業者さんへ伝えることはないため、お客様が勧められていた屋根材の種類と確認すべてき関連工事についてのみ伝えてありましたが、当サイト担当業者さんとホームセンターの見積金額には追加工事を含めても100万以上の差がありました。
屋根面積95.5㎡ 工事合計金額300万円(雨樋、軒天、破風板板金、雪止め、足場代含む)