雨漏りで腐った屋根のカバー工法before&after施工写真

雨漏りで腐った屋根下地と破風・鼻隠しの補修依頼

依頼内容|Tルーフの施工が可能な専門業者を探している

川崎市中原区のお客様より、以下の屋根修理・外装工事のご相談をいただきました。
• トステム Tルーフの施工が可能な業者を探している(屋根面積 約45㎡)
• 破風・鼻隠しの補修(2箇所)
• 破風板のガルバリウム鋼板巻き(3箇所)
• 鼻隠しの塗装(37m)
• 戸袋10箇所および木部・鉄部の塗装
• 足場は西側に1面必要と思われる

屋根材の選定だけでなく、破風・鼻隠し・戸袋などの付帯部も含めた総合的な修繕をご希望でした。

雨漏りの原因は「塗装」ではなく、施工不良による致命的な構造問題

屋根塗装が原因ではなく、元々雨漏りする工事内容だった

スレート屋根が雨漏りで下地と骨組みまで腐ってしまった状態
お客様は「コロニアル屋根を塗装したことで雨漏りしたのでは?」と考えておられましたが、実際には 塗装が原因ではなく、過去の施工そのものに致命的な問題 がありました。

屋根材メーカーが定める工事仕様書に沿っていない施工が行われており、専門職人が見れば一目で分かるほどの “確実に雨漏りする工事” だったのです。
このような施工不良は、
• 棟部の雨仕舞が不適切
• 役物の取り付け位置が誤っている
• 下地処理が不十分
• ルーフィングの重ね幅が規定外
など複数の要因が重なり、結果として 屋根周りの木部が広範囲で腐食していました。
本職の屋根職人であれば写真だけで原因が分かる内容ですが、施工した業者は恐らく今でも雨漏りの理由を理解していない可能性があります。

腐った屋根下地の補修とカバー工法による再生

腐食した下地を部分交換し、健全な部分は活かす施工方針

雨漏りして腐った屋根廻りの木部取り換え、ディプロマットで屋根カバー工法
雨漏りによって腐食した屋根下地(野地板・垂木など)は、必要な範囲のみ部分的に交換し、傷んでいない部分はそのまま活かすことでコストを抑えつつ耐久性を確保しました。
破風板や軒天も腐食していたため、こちらも 部分張り替え+ガルバリウム鋼板でのカバー工法 を実施。

屋根材はTルーフからディプロマットへ変更

同形状・高耐久のジンカリウム鋼板屋根材を採用

お客様は当初 トステム Tルーフ を希望されていましたが、現在は同等形状で高耐久なジンカリウム鋼板のディプロマットが主流となっているため、今回はディプロマットで施工することになりました。
ディプロマットは、
• 軽量で耐震性が高い
• 表面のストーンチップが紫外線に強い
• 風に強く、剥がれにくい
• メンテナンス性が高い
といった特徴を持ち、Tルーフとほぼ同じ外観・性能を備えています。

付帯部の補修と塗装で外観と耐久性を向上

破風板・鼻隠し・戸袋・軒天などの木部は、腐食や塗膜剥離が進んでいたため、以下の工程で仕上げました。
• 腐食部分の木部を部分交換
• 破風板・鼻隠しをガルバリウム鋼板でカバー
• 戸袋・軒天・鉄部を塗装し防水性を回復
屋根だけでなく外装全体の耐久性が向上し、建物の寿命を大きく延ばすことができました。

工事概要

• 屋根面積:45㎡
• 工事金額:90万円 (屋根下地補修・破風板カバー・木部塗装・足場含む)
• 屋根材:ディプロマット(ジンカリウム鋼板)

雨漏り修理で最も重要なのは「正しい工事仕様」

雨漏りは「屋根材の劣化」よりも、施工不良による雨仕舞のミスが原因で起こることが非常に多いです。
特に今回のように、
• メーカー仕様書を守っていない
• 役物の納め方が誤っている
• 下地処理が不十分
• 棟部の構造が不適切
といった問題があると、どれだけ良い屋根材を使っても雨漏りは防げません。
そのため、雨漏り修理は「屋根材」よりも「職人の技術」が最重要 と言えます。

施工例一覧を見る(施工方法・屋根材別)

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ガルバリウム鋼鈑屋根へのリフォームは、屋根の状態によって『カバー工法』と『葺き替え』がありますが、現地調査のうえ、どちらが適しているかを写真付きでご説明しています。
まずは現在の屋根の状態を知りたいという方もお気軽にご相談ください。

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