工場の貸し倉庫屋根雨漏り、大波スレートへのカバー工法。屋根工事例246

葺き替え費用が高額、他に方法はない？

工場スレート屋根、カバールーフ650でカバー工法。千葉市稲毛区

築27年ほど経過する工場倉庫の屋根。
以前から修理してくれている業者がいるが、修理見積もりを頼んだら葺き替えが必要だと言われた。
しかし葺き替え費用が高額なので他に方法がないかと貸倉庫のオーナー様からご相談頂きました。

大波スレートの痛み。

屋根は確かに傷んでいて一部雨漏りしていました。

大波スレートへのカバー工法工程写真。

オーナー様がなるべく予算を抑えたいとのご希望でしたので、軒先のアール形状部分を工事するには足場が必要になるのと、他の部分と比べ痛みが比較的に少ないことから肝心な本体部分のみカバー工法にて施工しました。
ビス止め工事のためスレートの埃や鉄の切り屑などが室内に落ちるのを防ぐため、内部養生しながら大和スレートのガルバリウム鋼板屋根材-ヤマトカバールーフ650（２型）にて施工し、雪止めアングル設置。
既存の大波スレートにカバー工法することで、強度が強くなるだけでなく断熱効果や遮音性も高まります。
また、カバー工法であれば既存スレートの撤去と処分費用が削減できるため工事費用を抑える事ができます。