
藤沢市のお客様から「セキスイハイムのカラーベスト屋根をガルバリウム鋼板へ変更したい。
適切な工事方法と屋根材を提案してほしい」とご相談をいただきました。
屋根には広範囲に苔が発生しており、見た目の悪化が気になっていたとのことです。
セキスイハイムの屋根は構造が特殊で、下地の状態によって“葺き替え”か“カバー工法”かが大きく変わるため、まずは屋根の劣化状況を正確に診断する必要があります。
今回の工事では、苔の除去から防水処理、横暖ルーフによるカバー工法まで、専門職人による高品質な工事内容を詳しくご紹介します。
セキスイハイムの屋根|工事方法の選定ポイント
下地の痛みを正確に診断することが最重要
カラーベスト屋根の工事方法は、
• 屋根材の劣化症状
• 屋根上を歩いた際の沈み込み(下地の強度)
• 雨漏りの有無 などを総合的に判断して決定します。
今回の屋根は、苔や汚れが広範囲に付着しているものの、下地の痛みは一切なし。
そのため、カラーベストを撤去せずに、ガルバリウム鋼板の横暖ルーフでカバー工法することが最適と判断しました。
3回の高圧洗浄で苔・汚れを徹底除去
美観と耐久性を高めるための前処理

お客様から「苔を落としてからカバー工法したい」とのご要望をいただき、まずは高圧洗浄を実施。
1回目の洗浄では表面の苔が大きく落ちましたが、カラーベストの凹凸に入り込んだ汚れは残るため、2回目・3回目と合計3回の洗浄を行いました。

3回目の洗浄後には、苔・汚れがほぼ完全に除去され、カバー工法に適した状態へと整いました。
高圧洗浄を丁寧に行うことで、防水シートの密着性が高まり、長期耐久性が向上します。
横暖ルーフ(ガルバリウム鋼板)でカバー工法
換気棟の撤去と防水シートの貼り付け

まず既存の換気棟と固定木材を撤去し、カラーベストの上に粘着タイプの防水シート(改質アスファルトルーフィング)を貼り付けます。
粘着タイプの防水シートは、
• 釘穴からの雨水侵入を防ぐ
• 下地との密着性が高い
• カバー工法との相性が良い というメリットがあり、雨漏り対策として非常に有効です。
工事後の雨漏りを防ぐ“特別な施工法”
横暖ルーフ本体の施工と雪止めの保護処理

横暖ルーフを張り込み、雪止めを取り付けます。
ここで特筆すべきは、雪止めの下に保護シートを貼り付けている点です。
この保護シートは、
• 工事中に職人の足や材料が触れて屋根材を傷つける
• その傷が数年後に錆びへと発展する というリスクを防ぐためのものです。
この処理を行う職人は非常に少なく、長期耐久性を重視した職人ならではの特別な施工です。
棟まわりの二重防水構造

棟まわりはガルバリウム鋼板屋根で最も雨漏りが多い部分です。
通常は棟包みを取り付けて終わりですが、今回の工事では、
• 棟包みの下地を新設
• 二重の防水構造を採用することで、雨水が入り込む要因を完全に排除しました。
神奈川県東部にお住まいの場合、この職人による施工が可能で、雨漏りリスクを極限まで減らした高品質な棟まわり工事が提供できます。
使用した屋根材「横暖ルーフ」の特徴
断熱材付きで遮熱性・耐久性が高い屋根材
今回使用した屋根材は、ニチハ株式会社の横暖ルーフ。
断熱材には硬質ウレタンフォームが使用されており、
• 塗膜15年保証
• 赤錆20年保証
• 穴あき25年保証が付いた高耐久屋根材です。
さらに、
• カラーベストの上にカバー工法したこと
• 施工前と同じように換気棟を取り付けたことにより、断熱効果が大幅に向上しています。
工事概要
• 屋根面積:104㎡
• 工事金額:150万円(足場代含む)
• 工法:横暖ルーフによるカバー工法
• 施工内容:高圧洗浄3回、防水シート貼り、換気棟再設置、棟まわり二重防水処理
関連する屋根リフォーム・カバー工法の施工例
• 横暖ルーフの施工例→ 断熱材付きガルバリウム鋼板の特徴と施工例。
• セキスイハイム住宅の屋根リフォーム特集

カラーベスト・かわらU・かわらCITYの違いと最適工法。
• カバー工法と葺き替えの違いを専門的に解説→ 下地診断の重要性と工事方法の選び方。
• 棟まわりの雨漏り対策・板金加工事例→ 雨漏りが多い棟部の正しい施工方法を写真付きで紹介。



