屋根工事見積書のチェックポイント

屋根の見積書で確認すべきポイント

ご自宅に屋根工事業者を呼び、詳細なヒアリングと屋根の現地調査の後、正式な見積書が出ます。

この見積書ですが、合計金額だけしかチェックしない方が少なくありません。
正式な見積書を出してもらったら、最低でも下記のチェックをすることが大切です。

見積書に一式と記載されていたら。

(お客様から実際に送られてきた見積書)
いい加減に掛かれた屋根見積書

見積書の中に、「一式」という表現があったらチェックが必要です。
見積は、きちんとした価格の理由があって作成されています。
よって、「一式」という表現があった場合は、「一式と明記されている内容を教えてください」と屋根工事業者に言って、きちんと内訳を説明してもらうことが大切です。

上記は実際にお客様からご相談頂いた例です。
工事内容によっては一式と記載せざるを得ない場合もありますが、この例は全て一式と記載されていて屋根面積や役物の長さなど、記載すべき数量すら書かれていないため、お客様では安いか高いかの判断も出来ないでしょう。
記載された単価から屋根面積を推測すると本体施工価格は相場の倍近い価格。
木下地とコンパネ張りと記載された部分からは二重取りされていることが分かる典型的な悪質業者による見積書例です。
屋根葺き替え費用の目安については、コチラ

屋根の見積書は図面や提案内容を元にチェックしてみましょう。

見積書は、図面(現場調査)や提案内容を元に、すべての必要コストを計算して算出されます。
ですので、図面や提案内容のどの部分が、見積書のどこの項目にあたるのかをチェックしてみて下さい。

瓦屋根葺き替えの見積書例(お客様へお渡しした見積書から抜粋)

当サイト専門業者による見積書例

品名 数量
瓦屋根葺き替え工事(屋根図 A面・B面)
(1)仮設工事
 外部足場架け払い(養生メッシュシート含む) 1式
(2)解体工事
 既存屋根撤去(瓦葺き) 88.6㎡
(3)下地木工事
 野地板コンパネ12.5 構造用合板増し張り工法 88.6㎡
 新設ゴムアスルーフィング(片面粘着タイプ) 88.6㎡
(4)新設屋根工事
 スーパーガルテクト(超高耐久ガルバ) 88.6㎡
 軒先安全唐草(純正部材改修用一体唐草16)【下図面の ➊】 26.7m
 ケラバ水切(純正部材ケラバ 水切+㊙キャップD共)【下図面の ➋】 19.7m
 捨雨押え(純正部材L型捨谷+壁押えD)鋼板下地加工共【下図面の ➌】 7m
 棟包み、鋼鈑下地共【下図面の ➍】 13.4m
 外壁取合いコーキング(三重納め)フェルト+捨板金+仕上げ板金部)【下図面の ➎】 7m
 補足板金雑工事及び雨仕舞(各コーキング共) 1式

 

お客様へ実際にお渡しした屋根図面

屋根見積書に記載された内容は図面でも確認しましょう

見積書に対する説明。

見積書を出してもらったら、必ずその見積書について直接説明を求めるようにすることが大切です。

屋根本体に加え、屋根形状が複雑になるほど割合を増す役物、それにより屋根の見積金額も増えてしまいます。
しかし、どの役物がどこに使用され、どれほど必要になるのか、そして何のために必要なのかなどきちんと説明してもらいましょう。

上記2点に注意して、きちんとした説明を受けることで、 後でこんなはずじゃなかったという後悔や、お互いの考えのずれなどを未然に防ぐことが出来ます。

屋根工事業界は、価格や相場が曖昧ではっきりしない業界です。
ですので、屋根工事業者も、曖昧なことを良しとして「あまり知識のないお客様」や「お金の取れそうなお客様」に対して、いい加減な見積書を出す屋根工事業者が存在するのも事実です。

そのような、悪質な屋根工事業者に、お金を必要以上に請求されないためにも、思ったことや疑問点はきちんと業者へ伝えることが本当に重要です。

最後に、見積書内容と実際の工事内容が伴っていない事例が多く見受けられます。
工事完了後の雨漏りトラブルによる修理や再葺き替えなどで予想外の追加費用が掛かるため、見積書の金額が高いか安いかで業者を選ぶより工事内容を重視した業者選びをすると失敗する確率が低くなります。

 

まずは、で屋根工事業者に相談することから始めてみませんか?
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この記事を書いた人

市川 清信
市川 清信屋根無料見積.com運営責任者
屋根材メーカー(積水化学工業)直属の屋根診断士として活動し屋根工事・見積り経験35年・5,000件以上。
屋根工事の裏側を知り尽くした運営責任者が経験で得た専門情報をお伝えします。

また、専門資格や専門技術を持つ屋根職人が減った影響で起きている「低品質な屋根工事による被害」を減らすことを目的に日本屋根業者サポート協会に加盟する屋根職人とお客様との橋渡しをする活動を行っており、悪質業者による被害を減らすため900件以上の屋根相談、ボッタクリ被害を減らすための見積書診断サービスを180件以上行っています。