ある相談機関からの見積書チェックと屋根相談

どんな工事をされているか心配。

電話での屋根相談
ある相談機関から電話がありました。
(相談機関からの要望により具体的な名称・実際に送られた見積書は掲載しておりません)

年配のお客様が見積書を持って窓口を訪れ、
「瓦屋根の修理を業者に頼んだがどうすれば良いか?」と相談されたとのこと。

相談内容。

1:「業者から見積書はもらったが、契約書は渡されていない。」
2:「業者は脚立しか持っておらず、二階の屋根に上がるためお客様宅の二段ばしごを借りて見積し、工事もした。」
とのことでした。

悪質屋根業者による瓦の修理相談機関の担当者は、この業者は信用出来ない。
いい加減な業者であり、お客様が望まれるのであれば直ぐクーリングオフすることを勧めるのだが・・・

お客様がそう考えていないので、どう対処していいか困っているとのことでした。

お客様は「多少見積金額が高くてもきちんと工事してくれていればそれでいいと思っているが、屋根に上がって見ることができない。」
そのため「どんな工事をされているか心配している」とのことでした。

ある相談機関から送られてきた見積書

とりあえずFAXで見積書が送られてきましたので修理内容を見てみると・・・

ある相談機関から送られてきた悪徳業者の屋根工事見積書
・本棟及び下棟瓦調整工事:31m×3,200円=99,200円
→ 何を調整するのでしょうか?

・鬼瓦補修工事:23ヶ所×3,500円=80,500円
→ 鬼瓦が23ヶ所って、どんな屋根の形をしているのか?
→ どんな補修をするのかも想像できません。

・ジョイント補修工事:9ヶ所×6,000円=54,000円
→ ジョイントって何でしょう?

・しっくい工事:64m×4,000円=256,000円
→ 単価は明らかに高い。
工事合計額:500,000円(値引き14,185円)

鬼瓦は、切妻屋根の場合で2ヶ所、寄棟の場合でも4~6ヶ所程度であり、複雑な屋根の形であったとしても23ヶ所はどう考えても有り得ない。

その他の項目として、調整工事やジョイント補修などという名目については、どのような工事内容なのかお客様は業者から説明を受けていないとのことでした。

どのような工事をされているか?

お客様が一番心配している「どのような工事がされているか?」について。
「相談機関では対応できないので、どうすればいいか?」とのことでしたので
工事後の写真を見せてもらい説明を受けるのが良いのではないか。
どうしても必要ということであれば当サイト加盟の屋根業者さんに見て頂くことも可能かもしれませんとお伝えしました。

できれば施工前と施工後の写真またはビデオに撮ってもらい、傷んだ屋根がどう改善されたのか?
分かり易く写真を見ながら説明してもらうのがベストだが、それを業者が出来ないということであればクリーンオフするしかないでしょうとお話しさせていただきました。

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